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久しぶりにみた夢 ムエタイの夢

『ムエタイ』って分かりますか?
タイ式ボクシングのことです。
日本発祥のキックボクシングと混同されますが、『ムエタイ』を改良して日本で興行として始められたのがキックボクシングで『ムエタイ』とは違います。

めったに見ることのない、憶えていない久しぶりの夢は、合気道ではなくこの『ムエタイ』でした。

私はこの『ムエタイ』が世界で最強の格闘技だと思っています。
もともとはアジア大陸の中のタイという国の民が陸続きで攻め入って来る異国民と素手で戦った歴史から生まれているそうです。
現在は興行、賭博の対象であり、金の無い家の子供達は一獲千金を夢見てリングに上がります。

生きるための格闘技であり、ここに『強さ』があるんですね。
生きるための『ムエタイ』です。
健康のため、趣味のためやるスポーツ武道とはわけが違います。
『死ぬか生きるか』の世界です。

なんでこの『ムエタイ』の夢を見たのか、寝る直前までミャンマーのニュースをみていたからだと思います。
不思議な今のミャンマーの現状が私の頭の中を駆け巡っていたに違い入りません。

そして、『ムエタイ』の原型ともされる『ミャンマーラウェイ』という地上で最も過激とされる格闘技があります。
グローブは着用しません、バンテージを巻いた素手での殴り合い蹴り合いです。
頭突きや膝蹴り、投げ技も関節技も認められています。
カウントダウンは無く、ノックダウン以外は引き分け、ようは倒れるまでのケンカと同じです。
タイの隣国ミャンマーにも長い歴史のなかで周辺国とのせめぎあいの中で武器を持たぬ農民たちの自衛手段としてこんな格闘技は生まれてきたのだと思います。

昨晩のニュースで耳に残った『抵抗する少数部族』ってのがどうも頭のなかをぐるぐると巡っていたようです。
ただの、考えすぎですね。

今から『ムエタイ』をやることは無いでしょう。
でもいくつになってもこの『死ぬか生きるか』の世界に憧れます。
男なら誰もが持つ闘争本能なんだと思っています。
久しぶりにみた私の夢でした。

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