海外と日本におけるホラー映画の違い

朝方に寒さを実感するようになりました。@東京都
いよいよ冬も本格的に始まろうとする中ですが、
より寒く(涼しく?)させるようなお話をしたいと思います。

それが、「ホラー映画」です。

皆さんは今まで見たホラー映画の中で記憶に残っているものはあるでしょうか?
今回はそんなホラー映画の海外と日本作品での違いについてお話します。

ホラー映画の代表作

海外のホラー映画の代表作といえば「エクソシスト」「IT」「エルム街の悪夢」などが挙げられます。
日本のホラー映画の代表作といえば「リング」「呪怨」「仄暗い水の底から」などが挙げられます。
所謂Jホラーと呼ばれる部類ですね。

海外と日本の違い その1「ストーリー」

海外では、宗教的な思想が強く、悪霊・悪魔・モンスターが相手となっており、ファンタジー色が強い内容となっています。
幽霊相手には仲間を集めて何かしらの武器を持って幽霊を倒そうとする、若干のアクション要素もあります。
ラストはハッピーエンドのものが多く、きっちりオチがあるのが海外ホラー映画のストーリーの特徴です。

対して日本では、ファンタジー要素は薄く、家の中、ふとんの中など日常に起こる恐怖を描いた現実味のある内容となっています。
倒そうとするのではなく、呪いを回避しようとすると言ったように、幽霊を倒すという概念がありません。
ラストはバッドエンドのものが多く、また理不尽にやられる、救いが全くないなど、すっきりしないモヤッとした気持ちになるのが日本ホラー映画のストーリーの特徴です。

海外と日本の違い その2「幽霊のキャラクター」

海外では、悪霊や悪魔、モンスターといった空想上のものが相手になります。
不死身の設定があるキャラクターもいますが、物理攻撃が可能であったりと、頑張れば倒せるようなタイプが多いです。

対して日本では、生前の恨み・呪いなど、亡くなってもなおこの世に対する恨みを持っている、所謂おばけが相手になります。
攻略方法は明確なものではなく、物理攻撃での撃退は不可能と、頑張っても倒せないようなタイプが多いです。

海外と日本の違い その3「映画のステージ」

海外では、海外の大きな一軒家や何かしらの大型施設といった広い空間でストーリーが繰り広げられます。
壁をぶち破ってきたりと突然現れることが多く、アクションよりのステージとなっています。
対して日本では、日本の小さい一軒家や集合住宅といった狭い空間でストーリーが繰り広げられます。
じわじわと近づいてくるような、ゆっくりと追いやられているような感じで現れることが多く、シミュレーションよりのステージになっています。

まとめ

このように、同じジャンルのホラー映画だとしても、今回お話したような違いがあります。※全てそのような作品であるとは限りません。
筆者はバッドエンドの作品が好きなので、日本のホラー映画の方が好きです。
海外と日本のホラー映画、皆さんはどちらの方がお好みでしょうか。
おすすめのホラー映画があれば、是非教えてくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?