映画の魅力

やはり数日サボると書きたいと思う気力が湧きにくくなる。昔から面倒臭がり屋で次の日やろう、次の日やろうと先延ばしにする事が多く、夏休みの宿題なんかは残りの数日で片付ける事が多かった。だからこれからは映画の事は関係なく日常の話だったり、過去の僕の話を交えて毎日投稿することにします。

何故数日サボって今文章を書いてるのかというと今日は非常にムカついた事が起きたからだ。取り敢えず何処かに発散したいけれど、狭くて壁の薄いボロアパートでは「あーーー!」とか「クソが!!」なんて大声で叫べばご近所迷惑になるし、隣から変なやつというレッテルが貼られるかもしれないと思うとなかなか発散ができないのだ。だからそのイライラを文章を書く事で発散しようと思ったわけなのです。

これからそのムカついた事を書くと思ったあなた!残念ながらそれは書きません!笑

僕は嫌いな人に割く時間がとてつもなく嫌いだ。よく友人で嫌いな人のエピソードを話す人がいるけれど僕はそれが全く理解できない。人生というのは一度きりで時間というのはあっという間に過ぎるというのに嫌いな人のエピソードを話したり、そのエピソードを思い出してイライラしたり、嫌いな人と会話したりするなんて馬鹿馬鹿しく思うのだ。なぜこんな奴のために時間を割かなければいけないのか。これじゃあ奴の思う壺なのだ。だからそうやって嫌いな人のエピソードを話す人は多分その人の事をどこか好きなんだと勝手に思っている。

だから今回は数日前の楽しかったエピソードを書こうと思って文を書き始めたのです!でも、その楽しかったエピソードはまたまた映画の話なんですが、、笑

2日前久しぶりに映画館に足を運びました。目的は「コンフィデンスマンJP〜プリンセス編〜」だ。このコンフィデンスマンJPシリーズは数多くの高視聴率ドラマを叩き出した「月9」枠で放送されていたドラマで主役を飾るのは天才詐欺師役ダー子役を演じる長澤まさみさん、お人好しの詐欺師ぼくちゃん役を演じる東出昌大さん、ベテラン詐欺師リチャード役を演じる小日向文世さんだ。この詐欺師3人が欲望にまみれた人間達から大金を騙し取る痛快エンターテインメントコメディだ!

僕はこのシリーズの大大大大ファンなのだ!まず主役のお三方の掛け合いが面白いのは勿論、詐欺師の話なのに温かい気持ちになるのだ。作中に出てくる騙された被害者達も最後は皆笑い、自分の駄目だったところを見つめ直して再起に向けて奮闘して終わっていくのだ。そこがこのコンフィデンスマンJPの魅力なのではないかと思う。人は私利私欲にまみれた汚い生き物かもしれないけれどこんな可愛らしい一面もあるじゃないかと訴えかけられてる気がする。だからこの作品を見てる時はとても人のことが好きになるのだ。

そして2作目となる今回は、フウ一族の当主の遺産10兆円をかけ、過去に出てきた詐欺師やヤクザ達との騙し合いゲームを繰り広げる!!

コロナ禍にも関わらずほぼ満席で席は1番前の席しか空いていなかった。それだけでこの作品が数多くの人に愛されている事が分かった。館内が暗くなり、ダー子の声でヘミングウェイの格言が読み上げられた。

“他人より優れていることが高貴なのではない。本当の高貴とは過去の自分自身より優れていることにある”

そこから一気にコンフィデンスマンJPの世界観に引き込まれ気付いたら作品が終わっていた。今回も見てる我々を大いに騙し、大いに笑わしてくれた。今回はいつものコンフィデンスマンJPとは一味違い、最後にはホロっと涙を流してしまうストーリーだった。そしてラストはセンスの良さも光り、このシリーズの奥深さを感じられる終わらせ方だった。

この作品には欠点なんて一つもない。この作品を見てるとこれが映画なんだなって改めて気付かされる。この作品を見てる間は嫌な事だったり、うまく行ってないことなんて忘れさせてくれる。現にこの事を書いてる間ムカついたことなんて一切頭をよぎらなかった。僕らをちゃんとコンフィデンスマンの世界へ連れて行ってくれる。

こんな映画に出てみたい。いや、出る!!

いつまた新しいシリーズが出るか分からないけれど、その日を楽しみにしながらいつもの日常を過ごすとするか!やっぱ映画っていいね😊




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