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あの時あの場所にいたかもしれない人と、あの人へのボトルメール

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2024年6月の記事一覧

Just Like Honey③

Just Like Honey③

ライブハウスの外で1人佇んでいたケイトの第一印象は、影が立ってるの?って思うぐらい、冬なのにうっすら日焼けしてて、タレ目でおとなしそうで人畜無害そう、、、。
ケイトは私のことなんて思ってたんだろう。

さて、じゃあ5人で飲みに行きますかーって、妙に楽しくてテンションが高かった。

駅まで歩いてる時、シマ君に初めて下の名前で呼び捨てにされて、その時なぜだか「あ、私この人と結婚するわ」ってピシャっと浮

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Just Like Honey②

Just Like Honey②

職業柄ずれた時期にとる冬期休暇中だった2月。
晴れてたと思う。
The Jesus And Mary Chainのライブ前に、ハナとドキュメンタリー映画「ヤクザと憲法」を観に行った。

その日のジザメリのライブは本来なら前年の冬に予定されてたけど、メンバーの体調不良だったかの理由で延期になってたんだ。

私とハナはそれを全く知らずに、当日会場まで行ってやっと知ることになり、うそー!!なんて言ってた

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Just Like Honey①

Just Like Honey①

本題に入る前に当時の私のバックグラウンドというか、自己紹介的なのを。

若さもあったのかもしれないけど、あの頃の私は思い出したら恥ずかしくなるほどに、精神的に未熟で他力本願で空っぽだった。

優しくしてくれる友達にも、ひどいことをたくさん言ってしまった。思い出すだけで最低で恥ずかしい。
もちろん自分のことだって全然大切じゃなかった。だって何も持ってない人間なんて、無価値だと思ってたから。

仕事も

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Just Like Honey(端書き)

Just Like Honey(端書き)

子供の頃、ボトルメールやタイムカプセルに憧れてた。
自分が流したメッセージを、見知らぬ土地に住む誰かが見つけてくれて、返事は来なくても読んでくれたらと想像するとワクワクしたもんだ。
タイムカプセルは、小学生の頃に友達と埋めたけど結局掘り出してなくて、ボトルメールは憧れだけで終わっちゃった。

大人になった今、途切れ途切れの片思いの相手に宛てたメッセージを詰めたボトルを、ネットの海に流そうと思う。

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