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思想家の休日

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2020年11月の記事一覧

不一致

文学的な不一致と紊乱な策略、集落を飲み込む終焉、不規則な夢の中で制限される幼稚で利己的な自己、不平不満によどんだ世界を収斂し、めぼしいものを虐げるだけの健気な彼らの打算的な適応力と、加算されるほどに散漫になる意識は依存的であり、敵意が絶えず促され、怠惰な露見から見納めになる瞬間に粛清され、宿命などを謳う彼らに釈明すべきだ、と義務化されたものが具現化したような父権的なものが責め立てるような文字的な過

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青い知識

復刻される女子供の群れ、地球外に放り出された君の青い毛と、そねみばかりが刹那に絡むのが疎ましいから、機械的な落伍者として、出来合いの論理に吸い取られるための日常に中指を立てる君の薄情な笑顔が大気を破壊するとか、エコロジストがヒステリックに対価を求める間には中庸などは存在しない。重たげな面影を引き摺りながら、悲観的な皮下脂肪を燃焼し、さえぎるための言葉により軋轢に至る大衆の闇が幼稚な議論を転がす絶え

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アレルギー

閨閥的なものがのさばり、あたかも自分たちは選ばれた人間のように勘違いし、ただ生きている限りは同等な我々は間引きされ、搾取され続けては、憎悪を溜め込んでいく。宦官どもは従順に閨閥たちの言うことだけに従い、市民はいつも官憲に虐げられ、正しくないことも、法が正しいということだけを正しいもののように扱う限り、全てを見誤る。エリミンを食ったニーチェのような真理、下水からあふれる世界の匂い、高貴たる者とは、永

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繊細

この命のふしだらな値段にこすりつける貞操観念なんかがねじ伏せる忌々しい現実、思想的にしいたげられる意味のない日々からの迫害を受ける君が逸脱する先の新たな依存先、森羅万象は真理を歌う鳥を飼い慣らし、誰もが依存する場所を探し、スマートフォンの画面を無言で見つけてマッチングした先には新たな奴隷が真偽を募らせ、つねる肌に痛みすらなく、ただあるのは、誰かと似た感触や感覚を思い出すことにより、そこに痛みのよう

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痩せ細った野良犬の浄土

真っ黒な言葉が降り、宇宙の真理に傷つけられた思春期の網膜、たまゆらになびく風、バルコニーでは落ち着きなく巻きタバコをロールする忙しい手、哲学的な思いを追いかける痛みで満席の君の忙しいだけの店、手についた油を拭く彼女の腹式呼吸でふくらむ一部始終に迫る憐憫、この刹那に接続される愛なんかを信じるから僕らは火傷ばかりが増えて、手当が必要なんだ、と機関的な欲望が独裁者に変わるまでの道筋に花咲く恋の煩わしさ、

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嚮導

情報に惑わされないように精神を研ぎ澄ませる。世界を殴り倒すために、あらゆる原理を飛び越えるために、あらゆる起源を超越するために、中古になった君やお前の姿を振り切る。たちまちに現れる幻想が誘う虚空、蝕み萎んだ夢の鼓動、消費的な奴らの隠語が飛び交い、事実の熱量とは対照的に冷めた自分との乖離に気付き、理解にとぼしい連中が支配する原理的な気配から遠退き、倫理観を謳うような輩が示す制限や差異などは、ただ同調

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完全な世界

おぞましい機械たちの行進、複雑な考えをした野良犬たちの遠吠えがロジックを破壊し、多様性を謳うだけの認識を踏み荒らし、存在などは、認識しなければ、そこには居ないようなもので、そこでなよなよしながら、頼りなく曲がる観念がねじ伏せる普遍性が、制度などが今を抑圧しやがる。漁るだけの奴らが悲劇的なものを設立して、先天的な苦悩なんかを謳う間に炸裂するあいまいな節度などは、今を拘束し、ここで干渉するものなどは、

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想念

携帯のクソと罵る彼の原理的な利便性のリベットが打ち込まれたベルトからこぼれる森羅万象、真理のオートクチュールで仕立てられた真偽の衣装をまとい、どれだけソリッドに生きて、消費されずに、自らが生み出すものだけで孤立した朝の不確かさを確かなものに変えるのか、と感触もない日々にモノクロに迫る結末に飲み込まれるだけの絶え間ない日々の畏怖、いびつで汁だらけの君が野ざらしなものを包括し、硬化していくだけの現状に

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必然性

統合されていく瞬間の表面を愛でる君の優しい目、泡沫をロジカルに遂行する紀元前の思い、徐にかかげたものが、けたたましく唸り、ないがしろにした瞬間が思案を続けては、無垢に花開き、紊乱な街が謳う粛清や、制限を生み出し弛む現在に降り積もる面影や、際限なく与えられることごとくの割合や、猥雑な意思をかかげては、かいがいしく貪る先々に跳躍する思いの進路や、数多を食べ尽くし、つたない道理が嘆き、空虚に補完される道

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ドラマチックなカゴの中

ドラマチックなカゴの中

空想の日々を均し、近接する夢や幻が瞬く間に起床するカラスの記号的な鳴き声、常々を嬲るための紙幣的な豊かさによりがをやじがらめになる時折、散漫な余韻に屈折していく面影がひたすらに貧相にたゆむ運命をなじる消費的な彼女たちの悲劇が謳う原理が消費されるために消費され、貧寒な連中が示唆する気配の配下になり、担う動機がドラスティックな所以に手記される原理が期限を持たずに裁きをかけ、誰彼構わずに商売道具にし、憎

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よろこびを貪る外道

危ないのは、お前の単純な思考だ。お前の脳内では、YouTubeで見た簡略化された知識という猛毒であり、脳内を麻痺させ、日々の疲れを癒すためだとか、という資本主義的な幻想を植え付けられ、健全な労働が云々、幸せな家庭が基、そのような短絡的な同期を終え、あたかも幸福な演技をし、前戯のない機械的な性行為により、子を孕み、わからないことを検索して、わかったフリをして、理不尽とされるというか、理不尽なものであ

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モラルなんていらない

発狂耐性が足りないとか、雄すべてを蹂躙するとか、ヨセフカの診療所に行かなければ、と語る彼女のカタトニーの中空に浮かぶ紊乱な症状が正気を損ない、あたかも正常なフリをして異常な者をいじめるような輩こそが、いちばんの狂気を抱え込んだままに、健常者を演じることによる異常性にこそ、病が潜んでいる。botのような奴らがプログラミング通りに右往左往している市内全域に訪れるべくして訪れるカタストロフ、射幸心を煽る

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神々しい答え

ニセモノの高揚感を携え、正義感を語る奴らが支配する国、規律を守ることにより現れる幸福感なんかに支配され、真偽すらも不明なのに騒ぎ立て、自分の不自由さや、苦痛を和らげているような奴らに反して、確かなものを紡ぐのが難しいとか、ぬかしやがるし、端的な自己を確立できずに厭うなんて酷い連中だし、誰かを批判することで、効率よく解消される苦しみなんてものを算出し、排出する輩が采配する退屈な物事が、君を縛りつける

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不一致

誠意のかけらもない、と謳う異常者の群れ、その群れを異常者と語る健常者を装う者も、異常者で有ることに気付けないでいる正常を謳う異常性こそ超越できないでいるから、いつまで経っても、この世は汚物と阿呆と売女で溢れかえっている、と語る閨閥こそ、駆逐すべきだ、と語るマルクシストも、システマチックなものに犯され、情報の海で遭難し、何の真実にもたどり着けないでいる。迎合されるだけの君たちの意識的な汚穢を塗りたく

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