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デザインと経営のゼロ距離を目指す

はじめまして、人とクルマをつなげるデータカンパニー「MiddleField」という会社でCDOをしています、Yoshiと言います。
「MiddleField」はまだ発展途上のスタートアップですが、僕がジョインして初めてデザインチームが出来ました。
CDOになった細かい経緯等はまた別の機会で触れるとして、まずは僕の簡単な経歴を紹介させてください。

デザイナーとなって約20年、制作会社よりは事業会社でインハウスデザイナーとして、またマネージャーとしてチームデザインやサービス・プロダクトの設計に携わってきた経験が長いです。

このnoteではスタートアップでのデザインチームの意味や役割を紹介出来たらと思います。

・前置き
世の中には本当に数え切れない程の企業や製品がある中で、他社や他プロダクトと比較して相対的な価値を付けることではなくて、その会社”らしさ”の魅力に共感してもらえることが大事です。
デザイン、ストーリー、ビジョン、これらは会社や事業のナラティブをユーザーに語りかけ、情緒的価値を伝えてくれる。
そして僕たちのようなスタートアップこそ、そんなデザインの真価を発揮できると思っています。

デザイン経営の実践

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デザインの価値が真に発揮される場こそ経営だと考えています。それはデザインが戦略的コミュニケーションだからです。デザインが経営レイヤーに入ることで、デザインが経営に対し責任を持ち、また経営もデザインに長期戦略として投資することができます。

今ではCDO(Chief Design Officer)を設置する企業も日本の中で少しずつ増えてきています。
そこで求められるのはデザインによる事業、サービスの価値向上であることは間違いないでしょう。

そのためデザインはなぜ必要なのか、事業へどう貢献できるかがこれからの組織作りにとって重要となります。

デザインの価値を経営に取り入れるため、MFでは何よりもデザイン組織設計を重要視しています。

2つのデザイン機能による専任ユニットの設置
・プロダクトデザイン(UI/UX)ユニット
・BX(ブランドエクスペリエンス)デザインユニット

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上記のような2つの専任ユニットを設けることで、デザインの役割と価値を強化する目的があります。それぞれがデザインの対象ドメインを明確化し、自らの役割をもって事業にどう貢献していくかを考えることでチームの専門性をより強化し高いパフォーマンスを発揮することができますし、組織の外から見てもデザインによって生み出される価値の解像度を高めるためでもあります。

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また、IDEOとのアライアンスで質の高いユーザーリサーチを行うことでも新たなアイデアや価値の創出が期待でき、企業が視野や領域を広げることができると期待しています。

・おわりに
社内でクリエイティブ人材を重視するということが、デザインの力で事業を作れる人材を増やすことに繋がる。ビジョン、デザインフィロソフィを軸にデザインの価値を最大化する組織作りを推進していく。

お知らせ
MiddleField DESIGNでは仲間を募集中です。
少しでも興味を持ってくれた方はぜひお声がけください!

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紹介文_吉野さん



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