【企業事例・レポート】 2019年11月22日 「女性の健康とキャリア」を実施しました
こんにちは!mezame公式note編集部です。
「はたらく女性に健康とキャリアを」
このキャッチフレーズの元、9月11日にスタートしたサービスmezame(めざめ)に、お陰さまでたくさんのお問合せをいただいています。
先日、11月22日(金)には、多彩な商品ジャンルで仕入れ・販売のサポートを行っているA社さまにて「女性の健康とキャリア」に関するセミナーを開催。さんぎょうい株式会社(mezameの母体会社)提供のセミナーというかたちを取りましたが、そのテーマとエッセンスは、今後mezameの柱にもなっていく内容です。
今回はそのセミナーの様子をレポートさせていただきます。「mezameのサービスが気になっている」という方、ぜひ参考にしてくださいね。
年代ごとにある!女性の健康課題とライフイベント
全国に約700名ほどの社員を抱えるA社さま。コンサルティングやオークション事業なども好調で、全社員に占める女性従業員の比率も年々高くなっています。
そのため、この数年は労働安全衛生の観点から女性特有の疾患(乳がんなど)に関するセミナーを開催していましたが、「もっと幅広く女性の健康と仕事にまつわる話が聞きたい」とのリクエストがあり、私たちにお声がけいただいたという経緯があります。
集まってくださったのは、20代〜50代まで、幅広い年代層の女性のみなさま。女性が直面する健康課題を年代別にレクチャーする今回のセミナーは、まさにこの顔ぶれにぴったりの内容です。その健康課題にライフイベントやキャリアステージの変化をからめ、年代ごとにどのようなことに気をつけて働いたり暮らしたりすればいいのか、といったことに言及しました。
生涯のに渡る女性の体調の変化は、女性ホルモン「エストロゲン」の分泌量に由来するところも大きいんです。この分泌量の変化はある程度予測できるため、早いうちに知っておけばそれだけ対策も立てやすくなります。
過ぎた年代にもこれからの年代にも関心を
「20代のときは50代になった自分を想像しにくいかもしれないけれど、この年代の過ごし方がのちのちのご自身の健康に大きな影響を及ぼします」。そんな小林保健師の話を聞いて、今目の前にある生活、目の前にある仕事だけに向き合えば良いわけではない。
人生100年時代をできるだけ長く健康に働き続けるには、先々の自分の人生にどんなことが起こりえるのかを知り、それにどうやって備えるのか考える中長期の視点が大切なことを、みなさん実感してくださったようです。
ビジネスパーソンとして自覚を持つために
今回印象的だったのは、たびたび繰り返された「女性もビジネスパーソンという自覚を持って」というフレーズ。
女性は「月経」「生理痛」「更年期」といった、これまで公で口にすることがはばかられてきた言葉や症状と無縁ではありません。それだけに、体調と仕事を冷静に切り分けて考えることが苦手な人も少なくないと思います。
でも、体調を理由に適切なタイミングで報告したり、然るべき人に相談したりせず、業務に影響を及ぼしてしまうのはやっぱりマナー違反。「恥ずかしくて人に言えない」「人に知られるのがイヤだ」というのは、ビジネスから遠い、感情での判断と受け取られてしまいます。
まずは女性自身が自分のカラダを知ること、カラダを知って健康に向き合うことは、社会人としてのエチケットなんです。
「知ること」が働きやすい未来につながります
知って伝える、知って備える。
そうすることで、一人ひとりが長く健康に働き続けることができるし、そうすることが、女性の働きやすい環境作りにもつながっていくのではないかなとmezameは考えます。
今回、講師として登壇した小林智美・産業保健師です。
メンタルケア心理士、アンガーマネジメントコンサルタント、叱り方トレーナー等としても活躍中の小林さん。彼女が入られている企業では、女性従業員の方からトイレでこっそり相談されることも多いのだとか。サバッとした雰囲気の気持ちの良いおねえさんです。
現在「mezame」では、小林さんをはじめとする産業保健師、経験豊富なキャリアコンサルタントなどプロフェッショナルなみなさんと、ワンストップで企業さまのさまざまな課題に対応できる多様なサービスの構築に取り組んでいます。
ご興味のある企業さまは、こちらまでお問い合わせくださいませ。
(取材・文/mezame公式note編集部)
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