シェアハウス暮らしで欠点が克服できた話
こんばんは。MEZです。
今日はシェアハウス暮らしをしていて、想定外だったメリットをお話しします。
それは、欠点の先延ばし癖が改善されたこと。
え、「シェアハウスで暮らすこと」と「先延ばし癖」って全然関係なくない?
そうですよね。笑 なので、もう少し詳しく書いてみます。
勉強や家事など、やらなきゃいけないことをついつい先延ばしにしてしまう事を悩んでいる方に、改善のきっかけをご提供できれば幸いです。
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シェアハウスのルール
他のところはわかりませんが、私の住むシェアハウスにはしっかりしたルールがあります。
それは、「シェアスペースを利用したら、放置せず使用前の状態に戻す」こと。
そのためのお掃除セットも用意されています。
最初に聞いた時はできるかな・・・と若干不安でした。
もともとかなり怠け者の私。実家にいた頃や一人暮らしをしていた時は、食べた食器をすぐ洗わないのが当たり前。ひどいと数日放置して、お茶碗がカピカピになっているなんてことは日常茶飯事でした。
ですが、シェアハウスではそうはいきません。
特に食事時は何人か利用したい人がいて、自分が先に使用していれば、次の人のために綺麗な状態で引き渡す必要があります。
そんな事情から、半ば強制的に、即片付け・即洗浄をすることとなりました。
心境の変化
この「即片付けをするモード」に気持ちを切り替えることは、精神的に負担でした。最初の数日間は。
今まで快適でそれが当たり前と思って長年やってきた行動(洗い物を放置してテレビや携帯をぼーっと眺める、お酒を飲む)が、できなくなるのですから、当然だったのかもしれません。
でも幸いなことに(?)、私はそれなりに人の目や気持ちを気にする生き物でした。
ズボラで迷惑な同居人などと思われては、シェアハウスに居づらくなること必至。それでは私にも不利益なので、気持ちを奮い立たせてキッチンの流しに向かいます。
洗い物の何が嫌いってね、量が多くて、ヌメヌメしていて、一回で汚れが取れなかったりして、倒しても倒しても減らない厄介な敵だから。あと皿を拭くふきんがなんか臭い時がある。テンション急降下。
・・・・と思っていたけど、やってみたら意外と時間がかからなかったです。長年先延ばしにし続けたことで、私の脳内では敵(食器類)を勝てるはずのないラスボスレベルに仕立て上げていたみたいです。あとふきんはちゃんと洗って乾かせば臭くないと学びました。笑
しかも終わったら気分がいい。真っ当な人間みたい!!だらだらしていた時より有効に時間が使えたような気がします。
最初こそ渋々機械的に続けていましたが、自分の中で
「洗い物を放置しだらだらと過ごすことの快適さ」よりも「洗い物をすぐに片付けてしまうことの快適さ」が勝るように、じわじわと変わって行きました。
もちろん、たまにはできないこともあります。
それでも、一度綺麗なキッチンシンクを見た時の快感は忘れられなく、即皿を洗い始めて何年も経ちましたが、洗い物を先延ばしにする習慣はほぼなくなりました。
これは、本当に予想外の嬉しい変化でした。
シェアハウスで暮らすメリットとして提唱していきたいと思います!!(それでも放置する人がいて、トラブルになりがちという話は聞きますがね。なので、ハウスルールやオーナーが厳しめのところだといいのかもしれません。)
洗い物以外は??
他に先延ばしにしていたことはどうでしょう。これも若干変化がありました。以下に先延ばしが減ったものをいくつか挙げます。
どれだけ私がものぐさな人間かが露呈されて少し恥ずかしいですね。
・歯磨き
とりあえず歯ブラシを手に持ち、口に入れることで克服。
・お風呂
とりあえず服を脱ぐ+お風呂セット(下着とかタオルとか)をあらかじめ所定の場所に設置しておくことで克服。
シェアハウスでの経験から考えたこと
自分の経験を踏まえると、先延ばし癖をやめるには以下のポイントが重要な気がします。
・他人の目を意識する環境下に身を置く
他人の目を気にする人には有効な方法です。家族や恋人など、近すぎる関係性だとダメな自分も見せがちなので、シェアハウスだと丁度良いと思うんですよね。そうでなければ、友人やツイッターで〇〇を先延ばしにするのをやめるとか、少しでも先延ばしせずできたら報告するようにしてもいいのかもしれません。
・障壁を取り除く
先延ばしにしていた時代のキッチンは、お世辞にも美しいとは言えませんでした。まず、そこに行きたいと思わないんですよね。汚くてなんか臭いから。笑 それが障壁になっていたように思います。
皿を洗えるようになった時にも思ったんですけど、そもそもキッチンの初期状態が美しいのです。だからそこに行きたいし、その状態に戻したくなる。
皿洗いに限らず、勉強もそう。
机の上がごちゃごちゃだと、勉強する気が起きませんよね。ましてや漫画や携帯電話など、勉強に関係のないものが置かれていたらかなりの確率で集中力がそがれ、まずは漫画を読んでからでいっか♪と勉強が後回しにされます。
勉強の場合、私は寝てしまうのも先延ばしの原因になっていたので、あえてベッドの上に本や椅子を積み上げて横たわれないようにすることで、勉強を阻害していた障壁(ベッド)を取り除きました。
まずは環境を整えるというのは、先延ばし撲滅に効果がありそうです。
・最初の数日、数週間は無心でやる
最初から晴れやかな気持ちで継続はできないことを理解するのです。最初はしんどいもの、それが普通で、そう感じる自分がおかしいのではないとわかっているだけで少し気が楽になります。
続けられない人って、真面目で完璧主義な人が多いように思います。
「その作業自体が嫌だと思ってしまう自分」や「今回こそ変わろうと思って頑張ったのに数日サボってしまった自分」が許せなくて自己嫌悪に陥る。そしてまた先延ばしするいつもの自分に戻る、までがワンセット。
でもね、それ普通なので。辛いんです。なので辛いよ辛いよーーと思ったまま、5分でもいいから先延ばしにしていたことに着手してみると良いと思います。
本当に徐々にですが、先延ばさない状態の方が「日常・快適な状態」に変わっていきます。
・先に体動かす(気持ちは後からついてくる)
勉強だったらまずは机に座る。本を触る。
先にあげた歯磨きの例も、常に歯ブラシを手元に置いて、食事を終えたら口に突っ込んでしまうんです。
私は今も、洗面所と自室、それぞれに歯ブラシを置いています。そばにあれば口に突っ込める確率が上がるし、口に突っ込んでしまえば流石に磨くから。笑
洗面所だけだと、そこにいくのめんどくせーーーーーーってなって先延ばししたい方の私にスキを与えてしまうので。笑
何かを先延ばしにしてしまっている方、次こそは!!と意気込む必要は全くないので、真似できそうなことがあれば、ぬるっと始めてみてはいかがでしょうか?
それではごきげんよう!!
MEZ
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