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心の静止で実現する、一番大事な人生。

ヨーガ・チッタ・ヴリッティ・ニローダハ
これはヨーガスートラ一章の最初の項目です。
ヨーガは個人意識における心の動きの静止であると訳します。

完全な心の静止状態を目指すことがヨガだというのです。

ということは心が動いていることは、いいことではないのかなと思います。
ヨガを初めて、15年。毎日修行するほどの行者ではないので、普通の暮らしをしながらですが少しづつこの意味がわかってきました。

心が静かになればなるほど、心が自由になっているのだとわかったのです。
心は、不安や恐れを回避するため、自分を正当化するため、自分を守るために動き続けているのかもしれません。
自分を狭い世界の中で理屈を使って小さな帳尻を合わせているにすぎない。

心を動かす必要がないとき。
それはその理屈や帳尻から解放されているのかと思います。

心が静止すれば、心はただただ大きくなる一方だと思いました。

心は自分の肉体の中にあるわけではありません。実態がないのだから。

肉体を超えて、家よりも、街よりも、地球よりも、宇宙よりも大きい可能性だってあります。物質じゃないのですから心の大きさなんて誰にもわかりません。

心が静まった時、宇宙と一体感すら感じるのはそういうことなのかななんて思います。

あなたの心はそんなに小さくないよ。
それを知るための、ヨガの技法なのかと思います。

心の静止は、心によって叶えられません。
体を使って、不調を取り除き健やかな状態になると心が穏やかになります。

ヨガが運動に止まらず動的な瞑想であるのは、心まで整えるから。

心の整いは静止。そしてそれは、大きな自由であるということです。

自由に生きて。
自由に楽しんで。
自由に喜んで生きていかれますように。


1年の締めくくりに、心の大掃除。
新年からヨガに挑戦するのもよし。


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