カラフルな街並みと、かわいい小道、グアナファト
セマナサンタ(イースター休暇)に、グアナファトに行ってきました。
グアナファトってどんな街?
メキシコ中央高原北西部に位置する、標高2040mの街です。銀鉱で栄えた歴史ある街並みは、世界遺産にも登録されています。
モンテレイからは、バヒオ国際空港まで、VIVA Aerobusの直行便があります。空港からグアナファトのセントロ(中心街)までは車で40分ほどです。(空港タクシーなどもありますが、私は待たずに行きたかったので、HISメキシコに往復送迎をお願いしました。)
主な見どころを歩く
ピピラの丘
まずは、街を一望できる、ピピラの丘へ。6人乗りの小さなケーブルカーで丘に登ると、カラフルな建物が建ち並ぶグアナファトの街を、一望できます。美しい景色は、思わずため息が出るほど。
グアナファト聖母大聖堂
丘から見える黄色い教会は、グアナファト聖母大聖堂。内装は、優しい黄色を基調とした教会でした。
フアレス劇場
大聖堂の近くの劇場。少し丸みを帯びた柱(エンタシス)が、建物を雄大に見せています。工事中なのか、セマナサンタだからなのか、中は見られませんでした。
グアナファト州立大学
白い大階段が有名ですが、石の装飾や窓の形など、細部にまでこだわりを感じる建物でした。こんな素敵な大学、通ってみたいです。
グアナファト州立博物館
続いてグアナファト州立博物館(写真7,8枚目)。植民地時代は穀物倉庫で、その後、独立戦争の戦いの場ともなった場所。戦いの様子が壁画として描かれています。
イダルゴ市場
天井の高いドーム型の建物です。主に1階は食べ物、2階に民芸品などのお土産屋さんが集まっていした。
口づけの小道
人気の場所のようで、写真待ちの大行列!ここでキスをすると7年?15年?(いくつか説があるようですが、絶妙な長さですね笑)の幸せが保障されるそうです。
坂道、小道を散歩
グアナファトは、坂を登って振り返るとカラフルな街並みが見えたり、急に細い路地になっていたり、角を曲がれば予想を超える景色が広がっていたりと、さまざまな顔を見せてくれる街。
ブーゲンビリアやハカランダの花、新緑の木々も、街にさらなる彩りを加えていました。
下の写真はTemplo de San Roqueの前にあるカラフルな階段です。グアナファトで行ってみたかった場所の一つなので、見つけた時は嬉しかったです。
冒険心をくすぐる、地下道
グアナファトのカラフルな街の下には、昔の坑道や水路を活用した地下道が走っています。街中にも地下道へ続く車道や歩道がたくさんあり、地下にバス停もあります。
地下道はあまり治安が良くないと聞いたので、車で通ったり、少し覗いただけですが、地上のカラフルな世界とはまた違い、歴史を感じられる場所でした。
個性豊かなカフェをめぐる
細い路地や坂道が多いグアナファト。暑く、標高も高いので、息子を抱っこして坂道を歩くと、体力は一気に奪われました。しかし、息を切らしながら坂を登りきると、目の前に突然おしゃれなカフェやレストランが現れる、なんてことが多々ありました。
それはまるで、砂漠のオアシス。今回はそのオアシスにたくさん立ち寄りました。
Cafe Cueva
Cafe Cuevaは、細い道の奥にあり、見つけた瞬間入りたくなったカフェ。アフォガードが美味しかったです。
近くには、素敵なウォールアートも。
Café Tal
コーヒーが絶品でした。すぐ隣は、日本の方が経営されている雑貨屋さん、Tabinoさん。カフェで夫婦交代で息子を見つつ、雑貨屋さんでお買い物をしました。
Oajillo
散歩中にポッと、目の前に現れたお店。テラス席からは、ピピラの丘へ登るケーブルカーや、教会の尖塔が見えました。
Restaurante Bar la Bohemia
坂道を登り降りしながらたどり着いた、Plaza de San Fernandoという広場の周りには、テラス席のお店がたくさん並んでいました。こちらはその広場のお店の一つ。広場や教会の景色をみながら、のんびり休憩できました。
グアナファトと言えば!ジェラート
スペイン語の先生(メキシコ人)に、絶対ジェラートは食べてきて!と言われました。グアナファトの名物だそうです。
Estacion Gelatoの、グアナファト聖母大聖堂の真下にある店舗に行きました。グァバとハイビスカスのジェラートが、絶品でした。
グアナファトには他にもジェラート屋さんがたくさん!暑い日は、ジェラート巡りも良いかもしれませんね。
お洒落なレストランがたくさん
グアナファトでは、素敵なレストランにもたくさん出会えました。
La Tasca de la Paz
大聖堂の目の前のお店。教会を眺めながらのテラス席での朝ごはんは最高でした。
Bar Tradicional Luna
街の中心、ユニオンガーデン沿いにもレストランが数多く集まっていました。
Hotel Lunaの経営するレストラン、Bar Tradicional Lunaは、ノパル(サボテン)のタコスが絶品。
Van Gogh Restaurant
同じく、ユニオンガーデン沿いのお店。プレートや子供用椅子がパレットの形でとてもかわいかったです。
Casa Valadez
出てくるサルサが全て美味しかったです。個人的には味も内装もグアナファトで一番気に入ったお店でした。(店内は人が多く、写真を撮りませんでした)
La Trattoria
イタリアンのお店。広場に面した2階にお店があるので、外の景色を眺めながらのんびりお食事できました。
Delica Mitsu
街を散策していたときに、ふと広島地酒の文字が目に入り、足を運んだお店。Del Campanero通りにあります。美味しい日本酒と海鮮丼をいただきました!
またまた買ってしまった!民芸品の数々
オアハカやサンミゲル・デ・アジェンデなどで、すでにたくん民芸品を買っていたので、今回の旅行ではあまりお土産を買わないつもりでしたが、、、さすがグアナファト。かわいいものが集まっていて、ついついまたお買い物してしまいました。
Atrlalli
グアナファト州立博物館をめざして散策していると、Artlalliという雑貨屋さんを発見しました。
ブリキの冷蔵庫と、ミニチュアの料理たちはそこで買ったものです。チレスエンノガダやコカコーラがメキシコっぽくて気に入ってます。
息子用にとオアハカで買った机と椅子、サンミゲル・アジェンデで買ったミニキッチンともぴったり。プエブラで買ったモルカヘテ(すり鉢)はちょっと大きめでした。息子は早速、お店屋さんごっこをしていました。
ミニチュア以外にも、センスあふれる民芸品が集まっているお店でした。
Plaza de la Paz
グアナファト聖母大聖堂のすぐ横にあるお店。品揃えバツグン。セルビン焼きとカセル焼きもありました。2階建ての建物で、大きなお土産屋さんが一店と、小さなお店や露店が何店か集まったような場所で、とてもワクワクする空間でした。
Tabino
日本人女性が経営されているお店。日本の方が経営されているだけあって、センスの良い品々で溢れていて、この旅で2回訪れました。
お土産用に、シンプルな色のハンモックバッグ、メキシカンなキーホルダーを購入。また以前オアハカで行けなかった村の、サンティアゴファミリーの動物の置物も購入できました。
Rincón Artesanía Cerámica
セルビン焼きとチェクアン焼きのお店。優しいおばあちゃまが、日本語を交えながら商品を説明してくれました。セルビン焼きはインターネットで購入したことはあったのですが、お店で買うのは初めて。柄が手書きで、同じような色合いのものでも一つ一つ異なるデザインなので、選ぶのがとても楽しかったです。
露店にもかわいいものがたくさん!
こちらはグアナファト聖母大聖堂前で売られていた、ロバの置物。サンミゲル・デ・アジェンデに行った時から気になっていたので購入しました。ロバが背負っている陶器の壺にはドライフラワーが飾られています。
まとめ
グアナファトは、カラフルでメキシコらしさがぎゅっと詰まった街でした。メキシコにいるうちに行きたい街の一つだったので、無事に行くことができて大満足です。
街自体は小さいので、1泊すれば、主要なところは見られると思います。小さな道が無限にあるので、ゆっくり街を散策したい方は、2泊以上過ごすと良いと思います。
ちなみに下の写真は、この旅で息子が喜んだ遊具。こちら、なんとグアナファトの空港(BJX)の中にあるんです!おかげで待ち時間もあっという間でした。全世界の空港にぜひ遊具を置いて欲しいと、図々しくも思ってしまいました。
\メキシコ旅行の記事はこちらにも!/
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