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こころときめく、メキシコの陶器の世界

カラフルなだけじゃない!有名な陶器から個人的に一押ししたいものまで、魅力的なメキシコ陶器の世界にご案内します。

それぞれ生産地や工房で買うのがベストですが、モンテレイでの取り扱い店や購入方法も記載しておきます。

1. タラベラ焼き(Talavera)

メキシコで1番有名な陶器。プエブラ州を中心に生産され、メキシコらしいデザインが食卓を彩ります。

職人さんごとにデザインが異なり、カラフルなものからモノトーンのものまで、さまざまなタイプが!プエブラ州には、たくさんのお店があるそうです。

モンテレイでは、民芸品屋さんTikal Arte MexicanoやCasa Caruで購入可能です。

2. セルビン焼き(Servin Ceramica)

日本人に人気のある、セルビン焼き。グアナファト州に工房を持つ、Javier Servinさんが作る陶器で、緻密で美しい模様は、全て手で描かれているそう。

紺色の線に数色合わせたデザインが代表的ですが、最近は黒一色や、白地に金のものも。ピアスやブレスレットもおすすめです。

モンテレイでは、民芸品屋さんTikal Arte Mexicanoで、模様がとても緻密な高級ラインの取り扱いがあります。工房のオンラインショップや、工房のInstagramのDMからも購入できました。

3. チェクアン焼き(Checuan Ceramica)

前述のJavier Servinさんのお弟子さんが作る陶器で、グアナファト州に工房があります。

アジアな雰囲気も感じるデザインで、和食にとてもよく合います。急須や湯呑みもあり、親戚へのお土産にもぴったり!写真のような青ベースのものが有名ですが、カラフルなタイプや白一色のものもあります。

モンテレイでは、民芸品屋さんTikal Arte Mexicanoで取り扱いがあるほか、年に2回開催される民芸品展Tlaqueparte expoで購入できることがあります。

4. カセル焼き(Casher Ceramica)

こちらもJavier Servinさんのお弟子さんの陶器で、グアナファト州に工房があります。

どんなインテリアにも似合いそうな優しい色合いが特徴。写真のものは、湯呑みとしても使えそうなサイズのコップです。

モンテレイで売っているお店は見かけたことがないです。工房のFacebookページのDMから購入できました。

5.トナラ焼き(Tonala)

ハリスコ州トナラ地方で生産される陶器。鳥や植物など自然がモチーフになっていることが多いです。

落ち着いた色合いで、和食との相性もバツグン

モンテレイでは、年に2回開催される民芸品展Tlaqueparte expoで購入できることがあります。写真のオーナメントはサカテカスで購入した、Fernando Jimonさんのトナラ焼き。

6. San German

トナラ焼きをルーツに持つ陶器で、メヒコ州に工房があります。私がメキシコの陶器に興味を持ったきっかけはここのカップで、一押しの焼き物です。沖縄のやちむんにも似ていて、なんだか落ち着く雰囲気。朝のコーヒーは、ここのカップで頂いてます。

シンプルなデザインのものも素敵ですが、太陽やサボテンが描かれたものもかわいいです。

モンテレイでは、民芸品屋さんTikal Arte Mexicanoで取り扱いがあります。工房のInstagramのDMからも購入できました。

7. Gorky Gonzalez


グアナファト州に工房を持つGorky Gonzalezさんの陶器は、優しい色合いで、動植物などが描かれています。Gorkyさんは陶器の勉強のために、日本に留学されていたこともあるそう。

普段使いしやすい色合いのお皿やカップもよいですし、クリスマスのオーナメントもとても素敵。

モンテレイでは、民芸品屋さんTikal Arte Mexicanoで取り扱いがあります。工房のネットショップからも購入できました。

8. Barro Negro

オアハカ州の黒い陶器。この陶器の黒色は、着色したり焦げて黒くなったわけではなく、オアハカ周辺で採れる黒い土の色だそうです。独特の艶があり、光が当たると銀色にも見えます。

モンテレイでは民芸品店、Casa Caruで取り扱いがあります。

9. Trinitate

グアナファト州に工房がある陶器ブランド。白ベースの食器が多く、ほとんどが食洗機可。普段使いしやすいです。死者の日やクリスマスなど、季節限定のお皿も販売されます。

モンテレイでは、サンペドロ市内にTrinitateの店舗があり、そこで購入できます。

10. またまだあります!

まだまだあります、メキシコ陶器。"〇〇焼き"と名前の付いていないものでも、素敵な陶器があります。

こちらの2枚の写真は、どちらもミチョアカン州の陶器。細かい模様は全て手書きだそうです。モンテレイの民芸品屋さんCasa Caruで購入しました。  

こちらの素焼きの陶器は、モンテレイから車で約30分の、ロスカバソスの陶器屋さんで購入しました。

いかがでしたか?メキシコの陶器の世界は本当に奥深く、まだまだ私が知らない陶器もたくさんあります。また素敵なものを見つけたら、紹介したいと思います。

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▶︎monterrey_kurashi

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