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なかったことにしない、できない

起きてしまった感情を、なかったことにしない。そういうのが、多分だいじ。おなかまのもへさんが、そんなnoteを書いていた。少なくとも私は、そういった受け取りをした。

これを読んで確か、そんなことを思った気がする。

あらためて、湧きあがってしまった感情を消し去ることはとても難しい。難しいどころか、出来ないことなんだと、やっぱり思う。

これまでの自分は望ましくない感情は、理屈というハンマーで叩き割り、電車の路線切り替え信号のように、スイッチを切り替えたら解決するのだと思っていた。それも最近まで。1~2年前まで。

誰かを嫌いだと思う自分も否定し、つらい痛いの感情を叩き割り。人の感情が自分の内側に入ってきやすい特性もあって、「あなたの意思は?感情は?」という問いはすごく苦手だ。

それは好き、それは嫌い、それは愛してる、それは手放したくない。そういう感情を、どこかに置いてきていた。

最近シャドウの勉強会に参加することで、そういう感情や感覚を取り戻している。同時に、手放しに幸せ、というわけでもない。

自分の感情が叶わないときの、一時的な、膨れ上がった痛みが怖くて、起きてほしくないことでもあるから。

こういう状態は、最近仕入れた表現でいうと「ダサい」自分になるのかもしれない。かわいいやつだな、と思うようになっていくのかな。

人に受け入れてほしい、特別に扱ってほしい、自分を最優先にしてほしい。そういう感情がたしかに、そこにある。

Jan 20, 2021. 18:46

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