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フリーランスでの仕事ってセックスみたい

私の生活はとても内にフォーカスしている。
朝起きて、ヨガをして、家事をして、朝ごはんを食べて、仕事にかかる。
疲れたら犬と遊んで、昼ごはんを食べて、昼寝をして、また仕事。
おやつを食べて、仕事をして。風呂に入って、ヨガをして寝る。

去年、大学の最終学年の年に一度オフィス勤めをしてみた。
同じ場所に、同じ時間に行くと言うごく当たり前のことがとても苦痛で、
その生活に慣れるためにどれだけの時間とエネルギーを使ったらいいんだろう...なんて途方に暮れて、やめてしまった。
だって、自分が自分じゃなくなる感覚に耐えられなかったから。

特に何も考えずにやめてしまったけど、
幸いにもチマチマ続けてきた翻訳で生計をたてられるようになった。

新卒でフリーランスの人がどれくらいの割合でいるのかはわからないけど、私の周りにはあまりいない。でも、いないわけではない。

私はフリーランサーが集まるプラットフォームでお仕事をもらっている。
プラットフォーム上で出会って、もう4年も一緒に仕事をしているところもあれば、最近仕事を始めたところもある。

こんな風に仕事をしていて思うのは、フリーランスの仕事ってセックスのようなものだなと言うこと。つまり、縁とタイミングと相性。
スムーズに仕事をするまで行ったけど、なんか噛み合わなくて、それっきりになったり。でも、何が悪いでもない。ただなんとなく違う。
逆に、うまくことが運ばずに、仕事がないまま数ヶ月経って
ある日仕事をしてみたら、なんとも言えないマッチ感、フィット感。

うまく言葉にできないけど、縁とタイミングと相性なんだ。

セックスもそうだと思う。
何が悪いわけでもない。誰が悪いだけでもない。
なんか違った。なんてことはよくあることだ。
今じゃなくて、もし少しでもタミングが違えば、きっと結果も違っていた。
そんなことってよくある。セックスにも、仕事にも。

会社勤めと違って、仕事が極めて限定的なので
毎日同じことをしなければならない。
今日はこれ、明日はあれ...なんてことはなくて、
今日は翻訳、明日も翻訳...ずっとずっと言葉と向き合うんだ。
正解がわからないまま、ひたすら仕事と向き合う。

私にはこの仕事スタイルが向いていると思う。
得意かどうかではなくて、シンプルに幸せなんだ。
生きている毎日がカラフルなんだ。それだけでいい。

私はジェネラリストには絶対になれない。
ひたすら一つのことと向き合って、極めていくのがタイプなんだ。
これもまたセックスと同じだ。と言うか、恋愛と同じ。
器用にいろんなことなんてできない。駆け引きなんてできない。
この人だと思ったら、それだけ見てしまう。
そして、ある日気づく。縁もタイミングも最高だった。
その2つだけは。


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