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シンプルだけどベストマッチ!バゲットとプロセスチーズ

前回、紅茶とメープルシロップの組み合わせはプロの味に引けを取らないという記事を書いた。

今回は食べ物のお話。

「なるべく簡単に美味しく食べたい」というの堕落感全開の私による、私のための完全我流な“凝らなくても美味しいバゲットのトッピング”について書きたい。


多分だけど、多くの日本の家庭でバゲットを頻繁に食べることって少ないと思う。
もちろん、私の実家でも食卓に並んだことがない。

初めて食べたのはここ数年いろいろなカフェに行くようになってからなので、おそらく社会人になってからバゲットがどういうものかを知った気がする。

実際、初めて食べた(というか、初めて認識した)のは、カフェのランチについてきた薄くスライスされ、オリーブオイルにつけて食べるタイプだったような。

最初はただの付け合わせとして認識していたが、あらゆるお店で色んなアレンジを食べるたびに、完全にこのバゲットの虜になった。

素朴ゆえ、何か一手間加える度に味が変わるのが好きになったのだ。

私は早速、近所の美味しいパン屋さんでちょっとリッチなバゲットを購入。

しかし、ここで問題が1つ。
家族は食べないので、あの細長いパンを一回で消費しきれない。

そこで、私は冷凍する手に出た。
そうすれば、いつでも電子レンジやトースターで焼くことができる。

実際やってみるとわかるが、さすが何にでも化けるパン。カリカリで、コレだけでも十分に美味しい。

だけど、そればかりでもなんだか味気なくなるのが人の性。

家にある材料と組み合わせてもっと美味しくできないだろうか?
しかも、そんなに高くない材料でめっちゃ手軽に。

そう思い、冷蔵庫を物色。すると、雪印プロセスチーズが目に飛び込んできた。

ふと、プロセスチーズをトースターで焼くとどうなるか気になった。

とろけるチーズではないので、固形のままだろうとは予想していた。

試しに、斜めにスライスしたバゲットの上にそのままチーズを置いて電子レンジ(トーストモード)で焼いてみる。

出来上がった音が鳴り、早速取り出した。
すると、まぁ予想通り。表面は少し溶けているが中身はそのままで、味も普通にバゲットとチーズって感じ。

今度は、より熱が通るようプロセスチーズをちぎってバゲットの上に並べて焼いてみた。

すると、スモークサーモンのような焦げ目がついたチーズが鎮座していた。

見た目は美味しそうだけど、やっぱそんな溶けないか…と思いつつ、試食してみる。

すると、今度はビックリ仰天。

ドえらいほどバゲットとマッチしたのである。

実は、チーズの焦げ目の中にトロトロ感が隠れていた。
表面はプロセスチーズの硬さを保っていたが、中はとってもジューシーになっていた。

そこにカリカリバゲットの力が加わると、食感は違うのに味が絶妙に混じり合い、ちょうどいい塩梅を作り上げる最高のコンビが爆誕していた。

見た目はイマイチだけど美味しさはピカイチ

それからは、週末になるとこれを作って食べるようになった。
いつ食べても飽きないから素晴らしい。

平日に仕事を頑張った私へのちょっとしたご褒美であり、おうち時間のひっそりとした楽しみの1つである。

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