ルッキズム全盛期。

…だと思いませんか?今。

説明不要だと思うけど一応。

ルッキズムとは、外見重視主義。主に人間が、視覚により外見でその価値をつけることである。「look+ism」であり、外見至上主義、美貌差別、外見差別、外見を重視する価値観などとも呼ばれる。「容姿の良い人物を高く評価する」「容姿が魅力的でないと判断した人物を雑に扱う」など、外見に基づく蔑視を意味する場合もある。

Wikipedia

と言うことです。
なぜ加速したか?答えはSNSだと思う。

誰もが簡単に他人の生活を垣間見れる時代。
誰もが簡単に自分を見せれる時代。

正確には切り取った一部でしかないのにそれが全てかのように錯覚してしまう…


X(Twitter)では低体重が美の象徴とされる投稿がしょっちゅうバズってる。例えば最近見たのは普通身長の大人が子供用の130サイズのボトムスを履いてる事が努力の賜物のように言われてたり。

※130って一般的に小学2〜3年生サイズです。

何を発信するのも自由だけどそういった価値観が浸透していけば当然そういったのに憧れる層の美しいの基準は狂ってくる。

痩せていないと美しくない

この価値観をおかしい…とまで言うつもりはない。


だけどその「痩せている」の程度があまりにも行きすぎるとそれはやっぱり弊害の方が大きいと思うし、SNSで見かけるその手の発信者も受け取り側も度を越してると思う事が度々ある。

では具体的に弊害って何なのか言うとコントロールできなくなってしまう事だと思う。

どう見ても痩せているのに物足りずよくわからない副作用も懸念されるダイエット薬に手を出したりだとか、極端に食事を抜いて拒食症になったりだとか。

もう10年くらい前だけど妹の同級生が拒食症になって入院するレベルに至った話を聞いた。高校時代の話でいつもフラフラで保健室登校だったとか。で、同じように拒食症の子がもう1人いてある時を境に全く見かけなくなったので何気なく先生に尋ねてみると亡くなったとの事…。

亡くなった方の子は知らないけど同級生の子は実際見た事もあった。もちろん全く太ってなんてないし、太っていた時期もなかったと思う。妹も同じように言ってた。

スマホもなかった時代でもこんな例はたくさんあると思うのに今なんてどうなっちゃうんだろう…と思う次第です。

整形しよう!ってそっちの沼にハマるのかなぁ…


とにかくルッキズムに関しては思う事がたくさんあるけど別に私は否定してるわけではない。

何故なら外見が左右する事って絶対あるし、そこを「人は見た目なんかじゃない!」って綺麗事で片付けるのも何か違うと思うから。

極端な話かもしれないけど例えばテレビにうつるアナウンサーに一般的にデブだとかブスだとか言われる類の人はいない。


つまりそういうことだと思う。

綺麗になる事が悪い事じゃないし整形もダイエットも私は肯定してる上で今この記事を書いているんだけども…

これからの時代を生きていく娘にどう伝えていくか、そんな事をよく考えています。








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