見出し画像

【取材の舞台裏】ドローン配送のデリバリーを深圳で体験!

皆さん、こんにちは、JapanStep(ジャパンステップ)です。いつもMetaStep(メタステップ)をお読み頂き、ありがとうございます。

今秋開設予定の新メディア『RoboStep(ロボステップ)』編集部。中国・深圳(シンセン)の取材を終え、無事に帰国しました!

中国のシリコンバレー深圳はとても刺激を受ける情報が多く、今後『RoboStep』や1月発行予定の『RoboStep Magazine』で詳細をお届けする予定です。すでに掲載している現地からリアルタイムでのレポートも是非ご覧ください!

現地でのネタはまだまだあります!公式noteでは、面白いネタを少し先出しでお届けしますね。

今回は、深圳で体感したフードデリバリー大手の美団(メイトゥアン)のドローン配送です!美団は中国のフードデリバリー大手で、コロナ禍を追い風に業績を急速に伸ばした企業です。

日本の出前館やウーバーイーツのように、アプリを使って簡単にさまざまなものがデリバリーできます。現在、美団は中国深圳と上海でサービスを展開中

配送エリアや拠点は上海よりも深圳の方が多く、オフィスビル、観光地、医療拠点など多くの場所に配送サービスを提供しています。また、サービスは広東セブンイレブンとも提携し、店舗で扱う数千種の商品をドローンで配送するサービスも提供しているんだそう。

配送といっても、自宅の玄関先まで届けてくれるわけではありません。深圳に十数か所存在するキオスクと呼ばれる拠点(ピックアップできる場所)まで届けてくれます

こちらがキオスクと呼ばれる届け先の拠点で、注文者が商品を取りに行くまでの保管場所になります。オフィスビルの脇の喫煙所の前で存在感がありました

注文から決済は、美団のアプリで行います。

コーヒーから軽食、セブンイレブンの商品までレパートリーは豊富です
今回はセブンイレブンにコーラのペットボトルを注文することに!

注文はいたって簡単。注文したコーラも常温か冷たいものかも選択することができました。

ドローンが何時何分に到着するか、現在の位置も示されます。タクシー配車アプリなどと同様ですね。ドローンなので渋滞等の遅延もなくかなり正確な時刻が出るんだそう

注文して、しばらくすると・・・

どこからともなくドローンの音が!!
少しずつ機械音が大きくなり、どんどんこちらに近づいてきます。

普段見かけないシーンに思わず「お~~~きたぁ~~~」声を上げる編集スタッフ。でも到着時間よりもだいぶ早いような気も??

到着前には先ほどのキオスクの屋根が「ウィーン」と音を上げて開いていきます。ドローンの受け入れ態勢がこうして整います。

音は静かで、注目していなければ屋根が開く瞬間に気づかないかも。ドローンの着陸場としての役割も果たすすごいキオスクです

そしてキオスクの真上までくると、一気にまっすぐ降下してきます。

降下のスピードは想像以上に早く、最後の着地でゆっくり動きます
無事に箱がキオスク内に届けられました。届けるとすぐにドローンは戻っていきました

到着後、指定された番号を画面で登録すると、荷物を受け取ることができます。

あれ、指定の番号を入れても受け取れない・・・
それもそのはず!別の方が注文した商品でした(笑)声をかけて特別に撮影させて頂くことに
箱から商品を取り出します。特にガムテープなどがあるわけでもなく箱も軽そう。重量や設計はドローンで運ぶために色々考えられていそうです
箱はキオスク隣にあるボックスに返却します

箱の回収の仕方も丁寧に説明されています。これなら再利用ができ環境にも優しいですね。

ボックス下には、ごみは入れないで!の注意書きも!
ボックスは軽いわりに丈夫なつくりです

「自分たちのドローンの前に、良い撮影ができた!あとは自分たちのドローンを待つのみ!」と、ワクワクして待っていたら・・・

なんと、ドローンではなく配達員がやってきてコーラを届けてくれました。
ドローンで配達依頼したのになぜ??
と伺ってみると、ドローンで配達できるのは、箱の重さも含め現在は2キログラム以内なんだそう。ペットボトルのコーラを複数本頼んだため、重量オーバーで人が運ぶことになったんだそう。

何はともあれ、無事に冷たいコーラーを15分後には受け取ることができました

今はまだ実証実験の域を抜けないのかなと感じましたが、新しいデリバリー方式に可能性を感じた現場となりました。

今日もお読み頂きありがとうございました。スキやフォローを頂けると、引き続き深圳の模様をnote記事で更新する意欲がわいてきそうですので、是非よろしくお願いいたします(笑)

オウンドメディアの記事コンテンツ制作のご相談や、2025年1月発行予定のRoboStep Magazineへの広告出稿のお問い合わせは、クロスアーキテクツ公式HPのお問い合わせフォームよりお気軽にお願いします。

ではまた次の記事でお会いしましょう。

最後までお読み頂きありがとうございます! Web3・メタバースのビジネス活用に興味のある方、将来Web3・メタバース業界で働きたい学生さんやクリエイターの皆さん。是非WEBマガジン「MetaStep(メタステップ)」を応援頂けると嬉しいです。