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2023年聴いてよかった音楽10選

どうも。休日のネコ、ギター担当のめたです🐈

早いもんでもう12月ですねえ。「夜風と炭酸」が注目され始めたのがちょうど去年の今頃だったなー、あれからもう1年だって。ほんとに時間経つのはえーなって思うわね。これも老いかなあ。

さて、今年は新しく出会ったものや認識を変えたものも含めて、いい音楽との出会いがちょいちょいあった年だったので、せっかくだからこういう記事を書いてみることにするね。ようは単純に「あっこれいい〜!!」ってなったやつを感想込みで紹介するやつ。

【注意】
・今年聞いて「いい!!」って思ったやつなので、発売(発表)年が今年とは限らないよ。
・メジャーだろうがインディーズだろうが身内だろうがひっくるめて「いい!」ってなったもの紹介するけど、載ってないからと言って「よくなかった」わけではないからあんまり気にすんなよお前ら。人一人で紹介できるものには限りがあるんじゃ。
・順不同です。別に1番だから1番最高とかじゃないよ。ってか順位とか決めらんねえよ…


1. Memories to Go / the band apart

 《the band apart》というバンドは数年前から知っていて、Eric.Wとかをコピーしたりしていたわけだけど、「本腰入れてアルバム聴くかあ」ってなったのは実は今年から。ギターロック好きなんだったら一番先に聴くだろ!!』という声がどこかから聞こえてきそうだけど、言い訳をすると”好きな曲がいくつかある”状態のバンドの”アルバムを全部聴く”っていうのは意外と体力がいることなんよね。結果まるでライフワークの如く、”隙あらば聴く”を繰り返していたんだけど、まだ全アルバム制覇できてません。


 で、じゃあなんで2022年の《Ninja of Four》ではなくこっちを今年の一枚にしたかというと、単純に思い入れがめっちゃあったからという一言に尽きるんすわ。直近1ヶ月くらいでいうなら《Ninja of Four》をめっちゃ聴いてるんだけど、今年トータルのことなので。

 シンプルに好きな曲が多いんですよね。「ZION TOWN」、「雨上がりのミラージュ」、「KIDS」は元々好きだったし、「Castaway」はイントロを聴いた瞬間は「なんだこれ?」と思ってたんだけど、繰り返して聴くうちに自分の中のバンド音楽の常識を破壊されたような気持ちになって最高にハイになったことを覚えてる。あと、隙あらばで流し聴いてたら「She is my lazy friend」もお気に入りになったし、「38月62日」は、【サマータイムマシン / 休日のネコ】制作の時にずっとリピートして聴いてた

 そんなわけで、総合的に見て「バンアパの今年の1枚」だとこれになるかなーと。


2. 花降る夜に不滅の歌を / a flood of circle

 今年も推しは推しでした(part 1)。ありがとうございます。

 数年前からずっと推してる、ブルースを基調にした骨太サウンドが武器の最強ロックンロール・バンド《a flood of circle》の2023年のアルバム。このアルバムまでの経緯とか去年の佐々木亮介氏(Vo./Gt.)のこととかを追って書くとめちゃくちゃ推しポイントがありすぎるんだけど、あんまり書きすぎても一ファンによるキモい文章になってしまって音楽のこと語れなくなっちゃうのでこれくらいにしておこっかね。

 佐々木さん、めちゃくちゃ制作のペースが早い人で「年間何曲書いてんの?」ってくらい膨大な曲を生み出してて(めた目線の感想)。
具体的には、a flood of circle以外にもソロとかTHE KEBABSとか楽曲提供とか、いろんなところで活躍中。それこそ2021年の末にはa flood of circleで《伝説の夜を君と》という13曲入り(!)のフルアルバムを出したばかり。で、この作品が2023年頭に出てきたと記憶してるので実質1年ちょっとで新たにバンドと10曲作ってきたことになるわけ。やべーよ。なんだそのスピード感。

 さらにすごいのが、このスピード感でハイクオリティな楽曲作りを展開できること。a flood of circleは方向性的にはシンプルなロックンロールをJ-Rockのテイスト込みで突き詰めたみたいな感じなんだけど、収まって欲しいところを絶対に外さない感じというか、その辺りのバランス感は歴戦のロックバンドって感じで最高。

お世辞抜きに全曲好きなんだけど、個人的お気に入りを挙げるとするなら「くたばれマイダーリン」、「バードヘッドブルース」、「Party Monster Bop」。あと、『ああそうだよな!これこそロックンロールだよな!!』って思わせてくれるタイトルチューンの「花降る夜に不滅の歌を」めっちゃ大好き。ライブの演出も最高だった。


3. EXPO / Nagakumo

 10月某日、X(Twitter)を見てたらとんでもないものが回ってきた。(今見たら、回ってきた元の投稿は2022年3月の投稿でまたびっくりしたわけですが)

…正直この手の謳い文句_とんでもねえギターソロetc…_は個人的に引っかかることも多く、最初は『まあ大したことないとは思うけど一旦見とくか…』程度の気持ちでした。で、10秒聴いてその判断は大間違いだったと悟りましたマジですげーギターとドラムと歌とベースだった

 メンバーそれぞれの演奏技術の高さもさることながら、曲の構築がすごくいい。コードの移り変わりがすごく色彩豊かで、ボーカルラインも物語的な説得力があって、さらにそれをグルーブとアレンジで支えるリズム隊のセンスも光ってる…と、正直いうことないというか文句がないというか、『これだけできるバンドだったらとっくにテレビとか出ててもいいんじゃないの??』って正直に思いました。すげえよ。もっと評価されてくれ。言葉で伝え切れるとも思えんので知らなかった人は聴いてくれ。

 「思いがけず雨」が一番有名なのかなって思うけど、個人的に「Awayokuba」も好き。アレンジセンスがほんとに光ってていい。


4. Remember That You Will Die / Polyphia

 《Polyphia》については正直かなり前から知っていたんだけれど、多分2023年で個人的な評価をかなーーーーーーーーーーーーーーり上方修正したバンドだなーって感じてる。今までまともに聴いてなかったことを心底後悔してるマジで勿体無いことした。
というのも(言い訳)、元々僕は彼らのことを『メタル系のインストバンド』として認識しておりまして(多分、これに関しては当時見ていた音楽系メディアやWikiの情報を完全に鵜呑みにしていた結果だと思う)。
で、スラッシュメタルやデスメタルに青春を捧げて立派な「厄介メタルおじさん」に仕上がっていた当時の僕は『いやいや、こんな音楽メタルじゃねえよ…』ってなってしまっていたわけ。
ジャンルで音楽を分別して色眼鏡を掛けたら後で後悔したといういい事例だと思っているので、「いや〜そんなの〇〇じゃないね!」って構文を使ったことがある人は「そういうこともあるんだ」って思っていただけると。話が逸れたから戻るね。

 じゃあなんで今になってPolyphiaのことをこんなに評価することになったのかというと、彼らが発表したPlaying Godという曲がきっかけ。全編でエレクトリックナイロンギターを用いてるこの曲を聴いて、さらにはその中で用いられているギター奏法や曲の展開を聴いた結果『あ、この人たちはギター音楽の可能性を押し広げているマジなアーティストなんだ』っていう結論に至ったんですわ。そう思ってからライブ映像も見たんだけど、ライブが本当に最高すぎてまあ言葉を失ったし何回も見たよね

 結果彼らのアルバム(EP含め)をちゃんと聴くことになったんだけれど、聴けば聴くほど面白い。メロディーラインとかは結構シンプルで覚えやすくできていて、その意味ではすごくポップなサウンドなんだけれど、ギターという楽器の可能性を極限まで解放して「こんな音響作れるんだぜ」を見せつけられてる感じがめちゃくちゃ気持ちいい。クラシック音楽の歴史でいうところのF.リストの演奏に触れた聴衆ってこんな気分だったのかなあって思うと、なんか納得できるような気がする。

「Neurotica」「All Falls Apart」「The Audacity」「ABC」あたりが特にお気に入り。


5. Ninth Peel / UNISON SQUARE GARDEN

 今年も推しは推しでした(part 2)。最高ですありがとうございます。

 何度も話題にしているのでもうなんか正直みんなも聞き飽きてるんじゃないかって思うけれど、今作も最高にキマってたので紹介させて欲しい。なんなんだこのバンドは。どこまで行けるんだって思った。

 まず語感がすごい。「ミレニアムハッピー・チェーンソーエッヂ」って何喰ったらそんな単語の組み合わせ思いつくんですか?って感じだし、「アンチ・トレンディ・クラブ」の歌詞とかもほんとに何喰ったら案件すぎて意味がわからない。あの言葉の組み合わせで”なんとなくこういうことが言いたいのかなあ”って想像できてしまうところまで含めてヤバい。

 音楽も相変わらずヤバい。リードトラックで出てきた「恋する惑星」のMV見た時は『あ、UNISON SQUARE GARDENにしては割とシンプル路線の楽曲が多いのかなあ?』と思ったけれど、いい意味でそんなことはなかった。いや、もちろんシンプル路線楽曲もあったことにはあったし、「もう君に会えない」とかは長年UNISON SQUARE GARDENを追っかけている身からすると『えっまじ??こんな曲出るの???』ってびっくりしたんだけれど、最強のカオス楽曲である「カオスが極まる」をうまーく全体の中に入れれるくらいにそれぞれの楽曲のエッヂが立っていて最高だった。

全曲お気に入りだけど、「スペースシャトル・ララバイ」からの「フレーズボトル・バイバイ」の締めっていう構成感にやられたのもあって、なんかそういうとこ含めて最高だった。今年も推しが尊い。

歌詞的にいうと「アンチ・トレンディ・クラブ」がめっちゃ好き。


6. ブラックヘアー / PHANTOM

 前に一回記事で紹介したからいいか、という気もしなくはないんだけど…という思いもありつつ、でも今年聞いて「おお!」ってなったことは間違い無いしなってことでここでも紹介。

 掛け値なしで、僕この曲めっちゃ好きです。
理由はかなり単純で、昔よく聞いたJ-Rockの香りがすごくしっかりと残っていること。ノスタルジーって言われたらそこまでかもしれないし、この感覚を僕ら世代以外の人に伝えるのはちょっと難しいかもしれないけれど、ほんとに懐かしの音楽なんすよ。

歳とってから食べるうまい棒の味とか、社会人になってから行った夏祭りで買うラムネの味とか、大昔に買った携帯ゲーム機を掘り当てて電源入れた時の気持ちとかそういう類のやつ。老害とかおじさんとか言われるかもしれんけどいいのだ。好きだから。

VRChatやってるからとか、そういうことは関係なくて。もちろん商業目線で言うならまだまだサウンドクオリティを上げれる余地はある、とは思っているけれど、そういう細かいことを抜きにして彼らの音楽は良いと思うし、2024年も頑張ってくれーって心から思ってます。ふぁんさんいつかスタジオ一緒に行こうよ〜マジで〜


7. From The Start / Laufey

 YouTubeにて「ボサノヴァ 名曲」と頭の悪い検索をかけ、探してヒットした動画の関連を漁り回ってたら出会った、レイキャビク(アイスランド)出身のシンガーソングライター、Laufey(レイヴェイ)さん。

中国人ヴァイオリニストのお母様とジャズ好きなアイスランド人のお父様元で生まれて幼少期から音楽に触れ、レイキャビクの音楽大学を出てバークリー音楽大学を卒業……とまあミュージシャンとしては文句のつけようがない経歴。しかも若い。
こういう経歴の人がジャズを基調とした音楽やってるって言われたら「一体どんな難解な音楽やってるんだろう」って思うかもしれないけれど、めちゃくちゃ耳馴染みの良い洗練されたメロディーラインと、シンプルな音数ながら深みのあるサウンドが心地よく、ティータイムとかカフェで流れてたらめっちゃ最高な時間過ごせるだろうなって感じでとても良い。

 ↑おすすめされたのはこの動画。特に最初の「From The Start」を、ギターと歌だけというシンプルな構成で聴かせてくるのが実にニクい。っていうかマルチプレイヤーなのねすごいわね。

 ミュージシャンの話をするときに年齢の話をするのは本当はあまり好きではないんだけれど、これだけ深みのある洗練された音楽やってるのに1999年生まれの24歳というのだから驚き。何喰ったらそんなに深み出るん?(本日n回目)すげえよ。

 …個人的に最近ブラジリアンジャズについてもうちょっと理解深めたいなと思っていることもあり、これからもうちょっと深掘りして聴いてみたいなと思ったりしてる。


8. 羽化 / Auramorte

 音の重心(チューニングの低さ)は上れど、凶暴さと高貴さは変わらず……と言ったところだろうか。

前に記事でも取り上げたことがある《Auramorte》の新作なわけだけれど、正直聴いて「あっこういう方向性!?!?」とびっくりした。びっくりポイントはチューニングの問題だけじゃなくて、結構露骨にヴァイオリンやチェンバロをはじめとした「ゴシックロック/メタルあるある」な楽器が使われているところなど。そのおかげもあってか、音の雰囲気だけで言うなら今作が一番キャッチーかもしれないなどと思っている。

 ただ、そこが一筋縄でいかないのがAuramorte。
この手の音楽における「お約束的」な音形が提示されるイントロが次第に早くなって、次に待っているのが半無調的なクロマチックフレーズ主体のリフで、その後にお得意の優雅なメロが入ってくる…という、なかなかに狂気じみた展開が待ち構えている。忙しすぎて目回すかと思った、というか回った。

 この忙しい曲展開をまとめ上げれる作曲者の審美眼もすごいけれど、この曲に着いて来れるボーカルも相変わらずすごいなあと改めて思ったり。
あとこれはよく思うことなんだけれど、やはり作曲者の個性ってどんな方向性できてもついて回るものなんだなと。消えない個性を持っている音楽人は強いのである。

今後の新曲も楽しみ。アルバム期待してます(n回目)

9. Teatro d'ira: Vol. 1 / Måneskin

 世間一般的な流行の速度で言えば「今更?????」って感じかもしれないけれど、僕は流行りモノをすぐに聴かない傾向があるので許して欲しい。

 説明不要のイタリア出身4人組ロックバンド。巷の評価だいたいその通りで、確かにリフなどの音楽的な素材はかなりオールドスクールなロックンロールから持ってきている感がある。
ただ、イタリア語でラップを聴かせてきたり、音響的には(現代のバンドなので当たり前かもしれないけれど)かなりイマドキなアプローチをしてきていたりと、個人的にはかなり衝撃。オールドスクールなロックをやるだけだったら過去の焼きまわしであってあまり意味はないかもしれないけれど、素材は古くても今やればこんなにクールなことできるんだぜっていうのを見せられた気持ち。

 メンバーのステージ上での振る舞いや衣装、特にベーシストに結構繊細な価値観があることで話題になった感も正直あるけれど、それだけではない音楽的な面白さというか、ミュージシャンとして面白い視点で音楽やってる人たちなんだという感じで、気づいたらなんやかんや彼らの曲を聴くようになってしまった。

いやだって普通にカッコいいじゃん。今どき、「ZITTI E BUONI」みたいなシンプルなギターリフで曲始めてここまでかっこよくいれるバンドそんなにおらんよ…アルバムの他の曲もシンプルにカッコよくていい。


10. リコール(E.P.) / Throwcurve

 この系統の音楽ではXTC以来の衝撃(個人的には)だった。なんでもっと早く知ってなかったのか…と思うところだけど、発表年は2007年、僕がクラシック音楽至上主義者真っ盛りの時期だったので、出会うはずもなく…

パンクというかオルタナティブというか、なんかジャンル区分をするのがバカバカしくなるくらい個性的で、いびつながら外しすぎてるわけでもなく、エモさで押し切るわけでもないけど精神は超絶にロックで…みたいな、なんとも言葉で説明し難い独特の音楽性を持ったバンド。

活動期間は2001年から2011年までで、つい最近まで音源がどこで手に入るのかすらイマイチよくわからなかった…ので、僕も「表現は自由(that made me mad)」の音源がYouTube上に乗っかっていたのくらいしか観測したことがなかった。

(…ちなみに、UNISON SQUARE GARDENの楽曲「スロウカーヴは打てない(that made me crazy)」が露骨にスロウカーヴのオマージュだということはファンの間では結構知られていた話で。僕もそんな経緯で「スロウカーヴという名前のバンドがいた」ことは知っていた、というわけ。)

 そんな中、2023年の7月に突如サブスクが解禁され、2024年から「活動凍結を段階的かつ継続的に解除」する宣言が出された。当時を知らなくて後追いの僕からすれば『話でしか聞いたことない伝説のロックバンドが復活マジ????』となるわけで。じゃあサブスクで聴けるものは聴かないとなということでちょくちょく聴いている…のだけれど、どの曲もいい意味でマジでぶっ飛んでて最高である。

こういう方向性ってこじらせた音楽初心者がやりがちで(チクチク言葉)、初心者やダサい人がやると徹底的にダサくなってしまいがちなんだけれど、このバンドは全く違う。これくらい一貫して徹底的にやると全くダサくならず、むしろ強力な柱(=カッコよさ)として機能するんだと強く思った。そういう意味で「めたにとってXTC以来の衝撃」なのである。

ニクいポイントとしては、「表現は自由(that made me mad)」→「革命のマナー」→「動物」と続々とぶっ飛び楽曲が続いて、一番最後の「僕らについてすべて」が死ぬほど普通にいい曲なあたり。情緒が大渋滞起こして飽和するかと思ったわ。なんだこのバンド最高かよ。

まああれだね。普通にいい曲かけるからこそぶっ飛んでも崩壊しないってことなんだよね。ニクいぜ。

まとめ:今年もいい音楽に出会ったなあ

 というわけで、以上10選でした。
なんやかんや、昔から推してた人たち以外にもいい出会いがちょいちょいあった年だったなあと思う。

常に新しいものを取り入れていかないと自分の感性も腐る…とは頭では思っているので、これからも常に完成をアップデートできるようにしていきたいなあと思ってるよん。

というわけで、そんな音楽大好き作曲家兼ギター弾きのめたが所属している《休日のネコ》の最新作も是非聴いてくれや。まだ知名度はそんなにないけれど、それぞれガチな技術持ってる連中で集まって最高な音楽やってるから!!

というわけで、休日のネコのめたでした。


番外編:10選には入れなかったけど紹介したいもの

Sweet Escape / 東京

Unit-M2時代の相方である間宮真琴と、休日のネコでもお世話になってるSaichiの音楽ユニット。「Toss out the whole thing」がかなり間宮くんっぽくない挑戦的なことやってて面白かったので紹介。

私信:間宮くんへ。「屋根の上のパンツ」、僕が聴いたときのデモから死ぬほどパワーアップしてて2分間クソほど笑った。


VANITAS / Release Hallucination

 相変わらずの疾走っぷりがやばい。
叩きつける部分でしっかりと叩きつけてるぶん所謂サビの部分で一気に世界が開けたみたいになっていて、そういう意味では王道なんだけれど、疾走している部分がマジのガチな疾走なのでそこで「ああ、リリハルだあ」ってなりますね。曲の展開のさせ方とか、リフ単体で見ても「こんなのよく思いつくな」って毎回思ってます。

ちなみにKaoruさんに「FPSやるとギター上手くなります」って言われてOW2を始めたんですが、確かに今年初めよりギター弾けるようになりました。みんなOW2やりましょう(?)


Nocturne / Julian Lage

 ニュアンスとかフレージングがなんか歴戦の老兵みたいな深みがあって最高。テレキャスから出てるとは思えない太くて甘い音色も良い。間違いなく、めたが最近聴いたジャズ系のギタリストの中ではかなり上位に入る衝撃レベルだった…のだけれど、あまりに衝撃過ぎてこの曲と👇の動画ばかり再生していて掘り下げれてない…ので10選からは外しました。

気に入ったら何回も聴いちゃうんだ…来年は他のも聴いて掘り下げたい。


SIX / Extreme

 番外編最後はヌーノ・ベッテンコート率いるExtremeの新譜。
実は昔からかなり好きで、新譜もほんとにずっと心待ちにしてた。方向性としては割とヘヴィネスに寄った感じで、Funk Metalっぽい感じはそんなになかったものの、ヌーノのハードなギターが聴けるというだけでオイシイ

どれくらい心待ちにしてたかというと、来日してた時に渋谷の楽器屋さんでイベントやると聴いて即向かって一緒に写真撮ってもらったりした程度には心待ちにしてました。ただ、どちらかというとファン目線のコメントが多くなっちゃうなということで番外編で。


…そういえば、Extremeの曲とDragonForceの曲でQuestがMVに映ってたなと思い出した。せっかくだから紹介しとこ。

ほんとに終わり。

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