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世界中でセンセーションを巻き起こしたラストサムライ「滝善三郎(たきぜんざぶろう)」3

前回の記事↓↓の続きです。

前回はものすごい絵を見せてもらいましたね!
その足で、まだまだガンガン回りますよ〜!!

事件が起きた現場へ

もう取材となったら、取り放題のお惣菜をタッパーに詰め込むがごとくに、予定を詰め込むそれがしが次に向かったのは、そもそもの発端「神戸事件」の発生現場でした。

こちらです。

神戸三宮神社

この神社前に通りかかった時に、事件は起きてしまったんですね〜。

ちなみに、神戸事件のすぐ後に大阪で「堺事件」と言ってもっと死傷者が出てしまった全く同じ様な事件(フランス人が堺で迷惑かける→喧嘩になる→関係者切腹)があったのですが、このときも、そのときもフランス人…。

しかも直前には生麦事件でイギリス人3名が薩摩藩士に殺傷され、薩摩vsイギリスの薩英戦争になった事件もあり、知らないはずは無いんですよね、侍の前で無礼なことしちゃダメだって…。

なんなんだフランス人…!
とはいえ今と大違いで、当時は「ダメなものはダメ!」って外国に対して毅然と言える気骨が末端の侍まで溢れていたんですね。

それはそうと、ここにもカネテツデリカフーズさんの絵が!!

三宮神社の掲示板
後ろのおばちゃんは神戸事件の関係者なのでは!?
現在の神戸事件発生の地周辺

当たり前ですが、今では全く面影がないものの、こうして事件を偲ぶものを保存してくれている神戸市に感謝です。
ありがとなっ!!

次は切腹の現場へ

そして、三宮神社をあとにしたそれがしは、滝善三郎さんが切腹した場所である永福寺の向かい側にあり「滝善三郎正信碑」があります「能福寺」さんへ来ました。

入り口にありましたよ!
この旅のきっかけになった看板が!!

能福寺入り口にある滝善三郎正信の碑の説明看板

というか、この看板より目を引くのがこの「兵庫大仏」で、日本三大仏の3つ目に戦前は入っていたそうです!
奈良の大仏と、鎌倉の大仏は不動の地位みたいですが、うちの大仏が3つ目だという説が他に、高岡大仏と岐阜大仏だそうです。

この三大◯◯の3つ目争いは、あるあるなんですが、それならどうして◯◯四天王とか、五大◯◯にして全部入れてあげないんだろう…といつも不思議に思うそれがしの心は、ピュアすぎて三大天使の一人なんでしょうね。

天使なんかじゃない

しかも、なんと来るまで知らなかったんですが、ここ平清盛公の墓所があるんです!!!えーーーー!!!!

平清盛公墓所「平相國廟」

なんて、能福寺のいろんなところに衝撃をうけつつ、大仏さんの存在感に引き寄せられて正面しか見ておりませんでしたが、今回の目的の「滝善三郎正信碑」は入口入ってすぐ左側にあります。

かつて向かい側のカネテツさんの敷地内にあった備前藩士瀧善三郎正信顕彰碑

この辺りにて滝さんはその若き命に一身に国家の責任を背負われて旅立たれたのかと思うと胸にグッと来るものがありますね…。
合掌…。

この神戸にある滝善三郎さんの三大滝善三郎関係地の位置関係はおよそこの様になっています。
それがしはこういう位置関係を把握しないと気がすまないので、同じタイプの歴史マニアに向けて掲載しますw

神戸の滝善三郎足跡

まだ終わらない善三郎ツアー

ちょっと記事が長くなりすぎましたので、次回は善三郎さんのお墓について詳しくご紹介致します。

4へつづく

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