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世界中でセンセーションを巻き起こしたラストサムライ「滝善三郎(たきぜんざぶろう)」4

前回の続きです。

今回はいよいよ、滝善三郎さんのお墓にお参りします。
現時点で、世界一詳しい滝善三郎さんの墓所の案内です。

善三郎ツアーファイナル

さて今回の取材最後の場所は、地元岡山です。
何かと申しますと、他でもない「滝善三郎さんのお墓参り」なのです。

はい、お墓参りが趣味と公言するそれがしは、好きな偉人のお墓に行くのは供楽しみ楽しみで仕方ないわけであります。
というわけで、岡山県に舞い戻り、滝善三郎さんのお墓があるという、山一個まるまるお墓だらけと言っても過言ではない東山墓地にやってまいりました。

しかし、この最後の行程、最も難所でした。
なにせ、調べても確かな場所が出てこない。
ポツポツとブログに載せているマニアックな記事を見つけたものの、テキスト情報だけで、はっきりとは分からない。

というわけで私が滝善三郎さんのお墓にご案内します

なぜ、ひとのお墓の場所を勝手にご案内するかと言えば(子孫の方もいらっしゃる中で失礼にあたるかも知れないと思いつつ)それがしと同じように滝善三郎さんの事を尊敬し、その足跡に触れ、そしてその武士道に殉じた魂を慰霊顕彰したい!と思う方が、今後もいるはずと考えたからです。
そして滝善三郎さんの事を、岡山県内外の方にもっと知ってほしいと願うからです。

ちなみにこれが東山墓地です。
行ったときにはすっかり日が暮れて、満月の美しい夜でした。

満月の東山墓地

そしてこの東山墓地、実は夜景が超キレイなスポットでもあるのです!!

そう!なんと肝試しとナイトデートがいっぺんに楽しめる岡山県下最恐の…いや最強のナイス墓地なのです!!

皆さん毎日こんなきれいな夜景見てるんですね〜。

わずかな情報を頼りに寒空の中、真っ暗な中、スマホの明かりだけを頼りに探し回ること約1時間!!
ついに会えました!!

善三郎さぁぁぁん!!!会いたかった!!!!

善三郎さんのバックから登る満月

左から御命日、背面の辞世の句、本名と享年がまたはっきりと読み取れます。

辞世の句「昨日見し 夢は今更ひきかえて 神戸の浦に 名をや遺さん」(松崎天民著「運命の影に」より引用)

こちらが善三郎マップです

さてここから、善三郎さんのお墓への行き方です。
まずは、斎場の右側の坂を登っていきます(つまり斎場を自分の左側に見ながら登っていく)。

この2箇所がポイントです

上記のピンク色の「Stairway to 善三郎」(石の階段)は街頭の下にあります。こんな感じ。
斎場下のY字の分かれ道からはおよそ150メートルほど行った右側にこの階段があります。

Stairway to 善三郎

ここからはスマホのGPSのマーキングのスクショしか撮っていませんが(なにせ暗かったので…)このクランクになっている箇所の手前、階段登り始めてから30メートルほど行ったところの左側すこし奥に滝さんたちのお墓があります。

滝家の皆さまの墓所

ちなみに、もうちょっと行った右側には、滝さんの娘さん岩さんのお墓もあります。

とにかく明るければすぐに見つかるはずです。
これは現時点で日本一詳しい、滝善三郎さんのお墓情報なはずです。

歴史好きな方、神戸事件に興味のある方、是非お近くにお越しの際は、世界中でセンセーションを巻き起こした、ミスター武士道こと滝善三郎さんのお墓に手を合わせに来てくださいね(⌒▽⌒)

そしてなんと滝善三郎さんについてもうちょっと書くことが!!
それはまたそのうち…

いずれ5へつづく

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