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渡邉美穂が監督にインタビューした映画『#マンホール 』を観てきた

『シネマ・アディクト』で渡邉美穂さんが、熊切監督にインタビューをされている映画、『#マンホール』を観てきました。

公式からもネタバレ厳禁のお達しがあるのも納得、これは絶対にネタバレを踏んではいけない映画です。

というわけでネタバレなしで感想書いていきます。

結婚式を控えた主人公川村が気がつくとマンホールに落ちていて出られないという、ソリッドシチュエーションスリラー好きにはたまらない設定。

予想以上に楽しめましたよ!

主演中島裕翔の凄さ

中島裕翔さんはあまり存じ上げなかったのですが、ジャニーズアイドルだったんですね!

経験豊富な俳優さんにしか見えない素晴らしい演技力でした!

ネタバレになるので言えませんが、序盤にあるアイテムを使うときの演技が真に迫りすぎていて、「ああ!きっと自分もこうなるわー!絶対!」と座席でゾクゾクしてました

話が展開していくにつれて、主人公の状況変化に対する演技も素晴らしく、ラストの演技も鳥肌モノでした。

これからも注目すべき俳優さんですね!

第二の主役:マンホールセット

「生理的にここは受け付けない!」と思わせる、熊切監督と美術の安宅さん渾身のマンホールセットでした。

まあ気持ち悪い。

具体的には言いませんがいろいろ気色悪い。

臨場感ありすぎて、もし自分があそこに閉じ込められたらと考えるだけで寒気がしますね。

スマホが使える!

こういった閉じ込められ系のお話は、外との連絡が取れないのがある程度お約束です。電波が届かなかったり、電話線が切られてたりですね。

しかしこの映画では、意識的にそれを逆手に取ってるのでしょう、スマホが使えます。

その件について、シネマ・アディクトで渡邉美穂さんが以下のようなYoutubeコメントを紹介していました。

「携帯持ってるなら電話しなよ」

「警察に通報すれば良いじゃん」


誰しもが思う意見ですし、自分も真っ先に思いました。

それがあんな展開になってしまうとは……

すぐに解決しそうだけど、実は?という脚本家の腕が光る展開です。

ネタバレしそうなのでここで止めときます(笑)

まあ主人公の川村さんはスマホ使い倒しますので必見です!

SNSも使える!

そしてSNSを駆使するのも現代的でした。

現代社会におけるSNSのあり方が反映されていて、先ほども言った、”外との連絡が取れない”という制約を覆した新しい物語性を獲得しています。

かつてこれほど閉じ込められ系ドラマで、外部と繋がりまくった主人公はいたでしょうか?

海外の同種の映画にも影響与えそうで今から楽しみです。

起承転結どころか起承転転転転結

世に言う「起承転結」の「転」が、これでもかっというくらい転がっていって、マジで全然展開が予想ができませんでした。

こう言った映画を観に行く観客の常として、「見破ってやろう」というムーブがあるわけですが、まあ見事に失敗してしまいました。

もちろん細かいツッコミどころもありますが、それはどの映画でも大なり小なりあること。

真相を知った時の驚愕が大きく、それが満足感につながることでしょう。

パンフレットは買い!

大変面白い映画だったので、当初予定していなかったパンフレットを買いました。

我ながらこれがナイス判断!

興味深い設定なども載っていて、これを読むと映画がさらに楽しくなります。

是非お買い求めください。

ネタバレ満載なので、間違えても映画観る前に読んではいけません!

パンフレット 880円(税込)

最後に

というわけで、映画『#マンホール』の感想でした。

渡邉美穂さんがご縁で知った映画でしたが、映画館に足が遠のいていた私にとって良い機会となりました。

これからも機会があれば積極的に映画館に足を運びたいと思います。

さて、今回ネタバレ書かずに感想書くのは、靴を履いたまま足を掻く的なもどかしさがあり、わかりにくい面多々あったかと思います。

けれど個人的には洋画のワンシチュエーションスリラーに匹敵する良作だと評価していますので、少しでも気になった方は観ることをおすすめしますよ!

予告編の動画貼っておきますね!

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

(終)



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