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なんちゃって秘書が考えるおいしいおもたせー大阪編

実は現在インターンで秘書を求職の片手間にさせてもらっております。自分の感覚としてはちょっとしたボランティアのようなもので、小遣い稼ぎにもなるし、何もせずに仕事の勘が鈍るよりはええんちゃうかなぁという感じです。

そしたら、来訪されるお客様のリッチなこと。もちろんそうとなると「おもたせ」のグレードも上がるんですよね。これが社交界のお菓子インフレーションやぁ!

。。。と、まぁ、そんな4つ入り1口サイズのプチケーキが4,5千円というのがザラの世界。シャトレーゼと不二家にねんねん懇ろりに育てられた庶民派の私には遠い存在です。

私自身もお買い物を頼まれることがあったり、先輩におすすめを聞いたりするので、その中からいくつかご紹介したいと思います。リーズナブルなものから、お高めのものまで。ご自分のご褒美コロナ後の大阪小旅行におすすめです!!

.菓菓 かはん

名前には上がってこなかったのですが、ちょっとかわいいお菓子が贈りたい。自分のひと時を味わいたい。そんなときにおすすめなのが菓菓かはん。

有名なフロランタンの「嘉ぎ」はそれぞれにほうじ茶や酒粕、お醤油のフレーバーを感じる和洋折衷な一品です。いつもとちょっと違うものを送りたいというときにいかがでしょうか。

1.餅匠 しづく

「おかしで百薬の長を目指す」

そんなコンセプトで作られているしづくの大福は見た目もかわいく、味もおいしい!モダンテイストな和菓子屋さんで若い人にも人気のあるお店。

これを食べてくれる人が幸せになれますように。一つ一つのお菓子にそんな思いが込められている和菓子屋。贈る人の事を思いながら買える、おすすめの和菓子屋です。

2.ポンテ・ヴェッキオ

ポンテヴェッキオと言えば大阪では名の知れた人気イタリアンレストラン。そんなレストランのドルチェがテイクアウトOKなんです。

高級店の癖にサービスが悪いで有名だから味だけ持って帰るのが吉なんて誰も言ってない。言ってへんでぇ!!!

Dサンドという名前のダックワーズ。ピスタチオの入った生地にマスカルポーネチーズメレンゲの味わい。

モッツァレラチーズも入っているようですがチーズに疎い私は「何これおいしい」で終わってしまいました。。。あっさりと、しかし濃厚なチーズの風味に、アーモンドではなくピスタチオのさわやかな甘み。

もともとスイーツでも店舗があったようで、その実力は折り紙付き。他の秘書さんからのおすすめの中にも大体ランクインしてました。

3.かん袋

堺の知る人ぞ知る人気老舗くるみ餅店です。実は堺って太閤秀吉さまの時代から生き残り続けている店がいくつかあるんです。かん袋はその代表格。なんでも太閤に店の名前をいただいたとか。。。

「くるみ餅」ってなんや?って思う方も多いと思います。くるみ餅と言ってもクルミを使っているわけではないんです。

雑なたとえですが、皆殺しのずんだ餅と思ってください。そして実食して、ずんだ餅との違いを感じてもらった方がいいと思います。ずんだ餅とくるみ餅の大きな違いは餡の原材料。

実が熟す前の枝豆ではなく、熟して尚青い青大豆を使っています。ずんだ餅は色も香りも青いですが、くるみ餅はそれとはまた異なった鶯色で落ち着いた豆の香りの餡です。

夏は店舗限定でかき氷がメニューにありますので、是非青大豆の濃厚な甘さをひんやりと召し上がってください。

4.小島屋 けし餅

これまた同じく堺市からのエントリー。こちらも老舗で名の知れたお店なのですが。。。

これ、実は2つお店があるんです。

小島屋本家小島。小島屋は江戸時代から、それに対して本家小島は室町から続いているそうで、千利休にも愛されたという逸話が残っています。お察しの通り因縁の仲で、曰く訴訟にまで発展したとか。暖簾分けがうまく行かなかったのでしょうかと下世話な自分は考えてしまうものです。。。

今はもう解決されて、堺のけし餅と言えばこの2店舗!と言われているようなので、是非堺に行った暁には食べ比べを!!

プチプチとした触感のけしの実を纏った持ちと滑らかなこしあん。堺の町並みを眺めながら歴史を感じて食べられたならとうっとりしてしまいます。早く食べに行けられるようにならへんかなぁ。

本家の方は私もまだ食べたことがないので、食べたことある方教えてください!

ちょっと多すぎて長々となってしまうのでここらへんで。第二弾も下書き中ですので、是非こうご期待!(自分でハードルを上げたっていうたらあかんで)


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