新卒1年目で辞めるなんて激やばやん?っていうしくじり先生方式な話(1)
もはやタイトル通り。「新卒1年目でって激やばちゃうのん?しかもこのコロナ恐慌の中で求職市場キビキビに厳しいんやで?」
そうなんです。ぐうの音も出ないです。やばいんです。今になって苦しい。
新卒就活の皆にはこんな風になってほしくないので、なんで私が辞めたのか。辞めて今どうしているのか。そんな話をします。
自分×企業=?
なんでやめてしまったのか。圧倒的リサーチ不足が原因です。会社とのミスマッチがこんなにも響くなんて。新卒ブランド傷物にしちゃった。。。そんな後悔を今しています。
私が勤務していた営業部署は新人教育、いわゆるOJTもほとんどない。いきなりシステムの使い方だけ簡単にされて、あとは自分で新規顧客作って数字にしましょう、というスタイル。
私はまだ大学時代にいろいろなアルバイトをしていたこともあり、新規顧客獲得が強みだったので、何とか生き残れたものの脱落者続出。
先輩と一緒に商談に入るとかも碌に無く、徹底的な個人主義の場所でした。なので私の教育担当からすると、
「新人育ててもマージン入らないし。」
そういう考えだったんだと思います。
それでもなんだかんだで頑張って、新規客と見込み客合計で月30人程度は捕まえられるようになって、地区ブロックの月間売り上げ新人賞も常連になって。マージン含めて月40~50万を貰えるようになっていました。
自分×企業=月40万。
正直悪くないし、人によっては「仕事なめてたの?金貰っといて文句言うなよ。」というと思います。
そうなんです。数字だけ見ればすごく相性が良かったんです。営業という部署も、マージンシステムも。
自分(の性格)×企業(の体質)=?
私はなんでうまくできなかったんだろう。
そもそも最初のマッチングの時点で、「どんな風に仕事がしたいか。」「自分がこれから働くところはそれにマッチするのか。」をもっと考えるべきだったんです。
私自身の話を少しします。
真面目が取り柄。法学部出身。社会貢献に興味があったのでボランティアもしたし、大学では学生団体の法律相談所に所属して市民の方の相談に乗ったりもしました。
そう、まさに四角四面なタイプで、世間知らず。
逆に元勤務先はどうだったか。
売り上げの悪いやつに人権はない。モノを投げつけられたり、人格否定は当たり前。タイムカード改ざんもよくあること。休日強制出勤の赤札が来ると強制徴兵必須。
「男だらけの部署に女が来た?よし、あだ名はおっ●いちゃんだ!」
「アカーン!!!いや、それ全部あかんヤツやん!」と私の心の中の大輔が叫びましたとも。でも、人事に相談しても取り合ってもらえなかった。
極めつけは部長からの「お前チクったんちゃうか?俺人事の責任者と仲ええからな?」という釘刺し。
部署だけでなく、企業全体がそういう体質。事前企業研究と違うし、雇用当初の能書きとかけ離れすぎ。。。なんじゃそりゃ~。
私は途中から数字だけに専念し、ライフワークバランスというものを諦めました。我慢してればいい。
まぁ、我慢できなくなってやめたんですけど()
そんな企業に入らないために
ここまで個人的な体験を主観的に話しましたが、「だからなんやねん」って感じだと思います。
なのでここからは分析。「ここを私はしていなかった。」「これをするべきだった。」という後悔や今の就職活動の経験を基に書いていきます。
情弱の言葉なので実りは少ないかもしれませんが、参考にしてください。
1.先輩訪問
2.会社の評判リサーチ
なんかもう「当たり前じゃん。」って思われると思うのですが、これをしていなかったんです。なぜって就職目前で入ろうと思っていた会社が経営難で採用取り消しになったから。給料が良くて、裁量があって、自分の経験が有利になるところ!と直前に選んだというのもあります。
どんな環境であってもこれはした方がいいです。例えばそこが店舗を持っているようなBtoCの会社であればお客さんになってみるというのも手です。夜何時に電気が消えているかというのもチェックポイントです。
いわゆる企業研究なんていうのは数字や建前の世界。本当に見るべきは本音や実態でした。
3.人事採用に聞きにくいことも聞く。
もし直接聞くのが怖ければ人材会社にお問い合わせ。
これは有効だと思います。「先輩の伝手なんてない!」っていう人も、これならプロに任せちゃいましょうということでやりやすいと思います。面接以外のところでサラッと労働環境や条件について予防線を張るのもありです。
これで現在進行中の就活で、間一髪同じ轍を踏まずに済んだことがあります。人材会社のリクルーターにガンガン質問したら向こうもプロなので、自分の扱っている業界のことならアンテナが広くて敏感なので教えてくれたりします。
4.自分の軸は曲げないほうがいい。
金がとりあえず欲しかった私はイエスマンになってこんな結果を招きましたが、正直軸を曲げたっていうのがすごく大きいです。
後で矛盾するようなことを書きますが、ライフワークバランスのためには軸を持っておかないとしんどいです。それが貫ける、もしくは紆余曲折あっても途切れずにできる環境かどうかは大きいと思います。
5.やりがいとかすぐに言う人間は信用するな。
やりがいなんて個人が勝手に感じるものです。他人が強制するなんておこがましいと1年たって気づきました。自分の会社に誇りとかない人間ほど感情論に任せる人が多いです。
労働の対価は金銭であるべきであって、やりがいなんていりません。もちろん個人的には必要ですがそれを雇用関係に入れようとする人事は信用しちゃいけません。
そのことに気付かなかったなんて、私随分と純情だったんだわ。。。
まとめ
ゴミみたいな会社はいっぱいあります。前途有望で未来ある皆さんは絶対にこんな会社には捕まらないでください。お姉さんとのお約束やで!
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