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小さい子どもにこそ 

『子ども服って 高いよね〜』
とお孫ちゃんのいるクライアントさんから

子どもって 成長もはやいですよね。
生まれたての子どもが 
1年の間にたくさんのことをできるように
なります。
1歳になる頃には 立っていたり 
歩く子もいたり😆
子供の成長って 嬉しい反面 
変化に追いつくのに親も大変😆

動きだけでもこれだけ変化があるなら 
感覚も変化が 大人よりも鋭くそして大きく刺激を受けているはず。

赤ちゃんのおもちゃやお洋服 
なぜ原色のものが多いか 
それは赤ちゃんの色の認識に
合わせてなのだそうです。 
ハッキリした色の方が掴みやすいのですね。 

最近では可愛さ重視で 
パステルなものも増えていますが 
子供の成長に合わせて選ぶことも大切です。

さて 子ども服の話
成長が早いからと 
大きめの服を着せる方多いですよね。
さて この大きさの基準 
どのくらいにしていますか?

大人の服から 子供の服を作ろうと考えても 
ほぼほぼ1着か1.5着程度しかとれないです。  
要するに 
大人服の生地分量と大きく変わらない。 
なのにパーツが小さいから 
作業が細かいと 本当に手がこむのです。
そのように考えたら 子ども服の値段の高さは納得でもあります。

先を見越し 大きめのものを着せたい‼️
この氣持ちも よくわかります。

しかし 体がいろんな感覚を感じ覚える 
成長のタイミングの時に 
大きい服ばかりを着ていると……
関係ないようで実は大きく影響していきます。

小学生くらいの子供たちをみていると
時に服を歪んできている子をみかけます。
肩がおち出ていたり 
肩線や首まわりがズレていたり
そこに違和感を持たないでいる子が多いなと

大人でも 何か違和感を感じる
着装をしていると なんとなく 
『変だなぁ〜』と 
まわりも感じています。

薄い布1枚だからと関係ないと
思われがちですが
この布1枚が 体にあたえてる感覚は大きいです。
例えば 姿勢ひとつでも 
見え方がかわります。
視覚はその歪みを調整しようと 
体に無理な態勢をさせ 
バランスを取ろうとします。

多くの方が センスがないから 
スタイルが悪いからと 
ご自身のファッションに
自信を持てないでいるのは 
単純にこれだけのことかもしれないのです。

洋服は設計図にそって 
肩のラインから 布が重力に沿って
落ちていくことを計算して作っています。
その肩線がズレると 服の印象もかわる。

子どもへの服
汚れて良い時は 氣にせず遊べる服
でも 時には縫製の整ったものを 
サイズのあったものを 体を通して感覚を教えてあげてほしい。

きっと お母さんが子どもたちに伝えれることのひとつなのではないかなぁ〜と思います。

感覚を育てることの大切さ。
大袈裟なように聞けえるかもしれませんが
自分の身を守る、大切にするという 
精神につながっていると思うのです。

子どもはとても可愛いからこそ
着飾ることより その子の感覚
心が柔軟なときに 体と結びつけてあげる

とても大切な親の役目ではないかなーと
思います。

整った服を着ることで 大切な存在なのだと
子どもながらにも ちゃんと理解できるとそんなことを話しました。

たかが服 されど服

多くの人が この洋服に悩む現実を見ていると
根本のところに目を向けることの大切さを感じているのです。

YUKIKO

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