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9か月振りの映画鑑賞。

こんばんは、数か月振りの2連休でした。数年前までは、私も暦通りのお休みだったのですが、今となってはそれがどれだけ有難いことかと思っているところです。

2連休が貴重すぎるのですが、休みがあると何をしたらいいのか分からなくなるものです。人間は何とも贅沢な生き物ですよね(笑)

1日目は、家のことをやったりして過ごしましたが、2日目はどう過ごそうか、昨日考えて久々に映画でも観れないだろうか…出来れば、あの作品をとなって、上映予定を見たら明日までと!

「これはもう、観に行けと言われているのだ。」

と自分を奮い立たせ、行ってきましたよ。

観たかった作品『コンフィデンスマンJP』を。


正直に言うと、映画鑑賞は昔からの趣味で、特に邦画が大好きなのですが、この作品はドラマ版も実は観たことがなかったんです。

でも、今回、三浦春馬さんと竹内結子さんがお亡くなりになったことで、お2人の演技を劇場のスクリーンで観たいという思いが強くなり、コロナ禍ではありますが、行ってきました。

少ししか出演シーンはありませんが、その存在感は言うまでもなく、キラキラ(生き生き)としていて、未だに私自身は信じられないのです。

そして、その命の尊さを思い知るのです。

私がなぜ映画の世界が好きなのかというと、自分の世界からかけ離れたことを疑似体験出来たような気分になるからです。

映画を観ている約2時間は携帯の電源もOFFに出来るし、今いる世界から完璧に離れることができます。

私自身、今置かれている環境も好きではないし、それはずっと昔から思っていることで、でもそこから抜け出すことは出来ない(過去に何度か脱出を試みましたが結局、元に戻るのです。)

だったら、実際には居ない誰かの人生を画面を通して観ることで、その人を思ったり、その人と自分を比べたりして、自分はまだまだ頑張らなければいけないのだと奮い立たせるのです。

こんな風に映画を観ている人がいるのか、正直疑問です。だって、これを周りに伝えたところで、変な人だと思われるだけなのは分かっているので、あえてリアルでは話しません。

誰も自分を理解してくれないと、分かっているので。INTJなんて、理解されませんからね(笑)

脱線しましたが、映画は騙されました。ダー子たちがナイフで刺されるシーンはさすがに、フェイクだと直ぐに分かりましたが。

柴田恭兵さんが出演されていましたが、いい年齢の重ね方をされたのだと思いました。渋くて役にピッタリでした。

この作品のスパイス的な存在である、スタァとジェシーがいないのはとても辛いです。素敵でかっこいいんだもん。

いつになったら、この悲しみを受け入れることが出来るのでしょうかね。それは、自分自身との向き合い方にかかっているのだと思います。

普通に何もなかったかのように生きていられる人が羨ましいです。私にはそれは出来ませんから。

こんなに身近に居ない誰か、ましては会ったこともない人に思いを馳せる人生はありませんでしたから。

でもきっと、それぞれの時間で受け入れられる時期がくるのでしょう。それまでは、過去の作品を観ながら、色んな思いを想像しながら過ごしたいと思います。

同じように考えている人がいたら、嬉しいなぁ。

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