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行きつけの味

まるデブ総本店


岐阜の中華そばやさん。
1917年創業、100年続く味。
子供の頃から叔父、叔母に連れてもらっていた。
当時は両親は共働きで、幼いころからよく叔母の家に泊めてもらった。
叔母は結婚をせず、叔父という方は彼みたいな方だ。
子供がいない分僕たち兄弟はとても可愛がってもらった。
愛されたときに香ったもの、味、曲など記憶に残るものだ。

このお店に35年、ずっと通い続けている。
岐阜に行けば必ず行くお店だ。

シンプルだからこそ通う

昼11時から行列が並ぶ。
35年前の料金は記憶にないが、記憶あるところで言うと280円。
今は400円となっているが安い。
お品書きは2種類。
中華そばとワンタンの二択だ。
これを1杯ずつ食べる。
これが自分のパターン。
味も濃いめ、ネギ多めなど通になると頼む。
個人的には中華そばは濃いめのネギ多めが良い。

能書きは必要なく、癖になる味。
だからこそ生まれてからずっと通うのだろう。

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変わらない店、店員

ここはアルバイトを雇わない。
厳密にいえば家族でやっている。
祖父、祖母、母、父、父の兄弟、夫婦の息子。
このフォーメーションだ。
店内を遊んでいた息子が配膳をするようになりついには厨房に入った。
その成長過程を知っていることが嬉しく感じる。

先に伝えたように超人気店だが、店舗の拡張はずっとしていなかった。
10年前に行われたのが最後だと思うのだが、入りやすすぎるというのは違うのだろう、待つことでよりおいしくなる設計が自然と出来ているのだと感じた。

流行る条件

最近書いたうどん県もそうだし、サロンで聞いているディズニーの開園待ちにも通じるものがある。
品を絞る、100年ずっと続けている味、流行っても拡張しない導線、スタッフにファンを作る行動。
全てが一致する。
そして自分はこのお店の物語を知っている。
ここにファンが生まれたわけだ。
小売りをやっている場合いかに落とし込めるか、徹底的に研究したい。
それとこのお店には是非みんな行ってほしい。
岐阜に行った際には丸デブをよろしくお願いします。
病みつきになる味がここにある。

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あー食べたい。

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