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『月への吠えかた教えます』イーライ・イーストン ~攻めも受けも暮らしやすいBL業界を夢見て~
ご無沙汰しております。私です。
BLえっちゲームのレビューも書きおわらぬうちから何を…?!という感じですが、とても素敵なBL小説に出会ったのでまたまたご紹介を!
レーベルは信頼と安心のモノクローム・ロマンスさん。残り20日間でとんでもない出会いがない限り、「ベスト・オブ・新しいBL概念に出会わせてもらってありがとう2020年」作品はこちらになります。
(Amazonさんより引用)
人生に挫折
『茅島氏の優雅な生活〈1〉』遠野春日~浮世離れした有閑青年の諦観と情熱~
和製BL小説レビューも3つめ!ということで少し板についてまいりました。
今回はこちら、有閑マダムならぬ有閑青年の茅島氏の物語。
(アマゾン商品レビューより)
桁外れの資産家だが孤独な青年・茅島氏の心を初めて捉えたのは庭師の「彼」。嵐の夜、突然アパートに押しかけてきて告白する茅島氏に、つい意地悪をしてしまう庭師だが、世俗にまみれない茅島氏の素直さに次第に惹かれてゆく。美しいイングリッシュガーデンに
アドリアンイングリッシュ5 瞑き流れ~二人の戦争の跡地を眺める~
怒濤の勢いで、1~5巻まで読み終えてしまいました。
4巻までが、ジェイクの頑なな鎧と檻と静かに、時に激しく対峙するアドリアンの物語でしたが、5巻はアドリアンの折れてしまった足と道標をまた築き上げるようなものが足りでした。アドリアンの書店の増築工事の最中に現れた、50年前の白骨死体。過去のミステリーの謎解きはこれまでと違って静かにどこか夢を見るような現実感の淡さで進んでいくのですが、だからこそ主人公
アドリアン・イングリッシュ4 海賊王の死~既婚男の昔の恋人への未練の解像度が高すぎる~
※このブログは読書感想文というより、超個人的かつあんまり綺麗じゃない恋愛経験談に基づく作中のキャラへの罵倒と怒りと私の情緒の破滅を記録したものです。笑って読める人だけどうぞ。※
と、いうわけですよ。アドリアン・イングリッシュ4巻 海賊王の死……
深夜0時から読み始めて(そもそもそんなことをするな)、途中で何度もkindleのページを閉じてむせび泣いて、時々水分補給して、時々いろいろ思い返してずび
アドリアンイングリッシュ3 悪魔の聖餐~pixivBL小説の海を飛び出して~
今まで読んだことあるBL小説の9割9分9厘が二次創作の薄いブックかpixiv小説だった私。
仕事をお休みしている昨今、何を血迷ったのかモノクロームロマンス小説を手に取り読み始めてしまったらどハマりし、なんと三回の徹夜を経験、7月頭から現在(7/18)までで17冊も本を読んでしまいました…恐ろしい…
何がいいっていろんな理由があるけれど!
最初に手に取った叛獄の王子や狼を狩る法則シリーズもすごくよか