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文系大学の4回生というものは

就活が終わったと大人に報告するとよく「あとは遊ぶだけだね〜!」と言われる。
言われる度に違和感があった、大人の「遊ぶ」とは何を指しているのだろうか。

今はバイトして友達とご飯食べて同好会に顔を出して…みたいな日々を過ごしている。それでも研究室は月に何回か。

こんな風な遊ぶだけの日々に(これでいいのかな…)と不安を抱かないの?

遊んでいいよと言われてしまってから毎日毎日不安で仕方ない。考える時間が辛い。
まだ学校や講義があった方が随分気が楽だ。話を聞いている時は生きる目的や自分の存在価値について考えなくて済むから。
家で一人Twitterを眺めたり、人の書いた文章を読んだりするふとした瞬間に、「わたしには何があるんだろう」と考えてしまう。

こう考えてしまう原因はわたしにもある。全力で勉学や趣味に励んだ結果、3回生まででやりたいことが終了してしまった。心配性で、就活がいつ終わるかも検討がつかなかったので、後悔のない学生生活を送ることに尽力しすぎた。

このまま時間が過ぎるのを待つという目的でバイトをして、友達と旅行して、同好会や研究室にちょこちょこ顔を出しているうちに季節が流れて秋になって冬になるのがこわくて仕方ない。

中学校に行っていなかった時は、布団に寝転がりながらガラケーでテレビを観て本を読んで、進研ゼミを解いて昼寝をしたら夜になっていて、食卓で俯きながらご飯を食べていた。
当時は色々と悩みがあってそれは辛かったけれど、時間が存在していることに辛さを感じることはなかったように思う。
読みたい本や観たいドラマが無数にあって、それを読んだり観たりしている時のわたしはそれを吸収するために生きていた。

ここまで読んでくれている数少ない人の中に、同じ気持ちだった人がいるのなら、何をしたらそんな気持ちが紛れるのか教えて欲しい。

暇が悩みになってしまうなんて、、


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