人が作ったスイートポテトを勝手に捨ててしまった話【調理実習】

過去最大の失敗談

これは、僕が高校生になって半年くらい経った頃の話です。

この日は、家庭科の授業で調理実習がありました。作った料理は、スイートポテト。

4人班で、2時間かけて頑張って作りました。

ひとり3個くらい作って、ひとつはその場で食べて、それ以外は家に帰ってから持ち帰るように言われたので、自分のはアルミホイルに包んでバッグにしまいました。

そして片付けの時間。

料理を作ってくれたのは主に女子が中心だったので、人一倍片付けには張り切って参加していました。

そんな中、僕はテーブルの上にある「アルミホイルに包まれた何か」を発見します。

「・・・まあ普通にゴミか」

と、普通にゴミかと思って捨ててしまったのです。そして自分はその時は「良い仕事をしたな」と思いながら自分の物を食べていました。

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僕が人のスイートポテトを捨ててしまったことに気づいたのは、家庭科の授業が終わった後の昼休み。

「あれ？私のスイートポテトが無い・・・。アルミに包んでおいたんだけど・・・」

という声が聞こえてきました。

声を上げていたのは、僕と調理実習で同じ班だった女子でした。

不幸にも、その方はスクールカースト上位層に位置しており、一瞬でその話は広がっていきました。

（え、まさかあの時捨てた「アルミホイルに包まれた何か」って・・・）

焦燥感から、もう夏はとっくに過ぎてるのに、体中から汗が噴き出ていたのを覚えています。

自分の作ったスイートポテトをその方に全て譲渡して、出来る限りの謝罪の言葉を並べていました。

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これが、自分の中で史上最大にやらかしてしまったエピソードになります。

皆さんも、間違っても人が頑張って作ったものを何も考えずに捨てる、なんて事が無いように気を付けてくださいね、、、