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お試しかチャンスか

スピリチュアルな話が結構好きで、よく動画とか見るのですが、その中で「お試し」というワードがあります。

例えば、「もっと自分を大切に生きる」とか「夢に向かって進む」とか、「自分がこうやって生きる!」と決めると、本当にその道を進む覚悟ができているのかを問うような出来事がやってくる。

「自分を大切に生きる」と決めたあと、とても大切な友人から、自分を蔑ろにするようなお願いをされる。その時に本当に自分のためにNoと言えるのか試されるとか。「夢に向かって生きる」と決めた後、夢にはそんなに繋がらないけど割のいい仕事の依頼がきて、心揺れて戻ってしまわないか試される、みたいな感じ。

このお試しに負けずに決めたことを貫けたら、新しい生き方をしていくことができるってことだし、逆に屈してしまったら、まだ自分が決めた生き方をするほどの覚悟が決まっていないしなんならまだする必要もないってことらしい。


このお試しってやつはさ、お試しの顔してきてくれる分には、きついけど対応のしがいがあるし回避できることもあると思うんだ。
でもやつは、チャンスの顔して目の前にやってくる時もある。


最近もうちょっと、自分にとって大切なことが明確になって、レギュラーでやっている活動を一つ整理したんです。
これを機に、さらにギアを上げてフィアレスの活動に取り組むことにしたし、その中でやりたいことも自分がやるべきことの解像度も上がっていい感じになってきた。


そんな時に、ちょうどタイミングよく、全く別の仕事の依頼があった。
臨時で学校の先生やらないか?って話
産休に伴う臨時の担任を探していて、担任が無理でもあれやこれやの形でもOKらしい。(いまもう先生になる人少ないからね、ちょっとでも人手が欲しいよね。わかる)

で、私の最初の印象はさ
「悪くない」
だった。笑

ちょうどレギュラーの仕事終わって時間が空くし、ぶっちゃけ引越しが必要になるんだけど部屋の更新まであと少しだし、公立の学校でインプロやるには、自分が公立の学校に入ってしまう方が融通がきくし、折角持っている教育免許を全然生かしてない(学んだことはめちゃくちゃ生かしているけど資格を活かしたことはほぼなくてさ)って話を最近人としたばっかだし。

誰かに「助けて〜」って言われたら「よっしゃ任せろ!」となってしまう私のオート機能も働いて、悪くないなと思った。


でもさ、ちょっと時間を置いて気づいた。
「レギュラーの仕事を整理した意味を全く無に返す選択では?」


これに気づいてからこれはいわゆる「お試し」ってやつだ。自分がやるべきことを本当にちゃんとやれるのか、よそ見しないで頑張れるのかを試されてるんだなって思った。


とはいえ、これって見方によってはチャンスでもあると思うんだよね。

時間を空けたからこそ、引き受ける可能性がでてきたわけだし、引っ越しとかなんとか色々条件がマッチしている面があるのも事実。
特に私は、こういう話を二つ返事で「Yes」としてきたからいろんなチャンスをもらえてここまで来れたという気持ちもすごくある。

林修先生とかもさ、別に塾講師やりたかったわけではないけど、やむにやまれずやったことで今のポジションについているわけですよ。

じゃあこの「チャンスなのかそうじゃないのか」、どうやって見極めたらいいのか考えた。

①タイミングが完璧
上で書いたように、何かを辞めたタイミングで入ってくることとか、こんなことやりたいなとふわ〜と想像していた時に話がやってくるとか、自分の気持ちが盛り上がっている時にちょうどいい人に出会うとか。
私はよく「世界がやれと言っている」と言うんだけど、何かに後押しされているような、お膳立てしてもらっているような時ってあるよね。

②望みから選択している(↔︎焦りから選択)
何かを辞めたり方向を修正しようとしている時って、空けた分入ってくるものは多い。結果的にタイミングバッチリになる場合も結構あるんだよね。
色々入ってきている中で、どれを掴むかは、望んでいるのか焦っているのかの違いがあると思う。
仕事辞めたからお金稼がなきゃ、という気持ちで掴むのか、こんな仕事をしてみたかったという望みから掴んでいるかの違い。すごい魅力的に見えているその選択が、心の奥底では焦っているから、その焦りを解消してくれそうだから魅力的に見えている可能性がある。ここを見誤ると、間違える。

昔それに通じることを書いたな。3年前だって。怖いね。

今回の件は、完全に②の案件だったなと。
タイミングもバッチリでお膳立てされている感がすごくあった。だからこそ「悪くない」と思った。

でも、よくよく考えてみると、私は安心したかったのである。色々ぐらつく場に改めて立っていくことにした中で、ちょっと腰掛けできる場所になりそうだから「悪くなかった」わけである。


「危なかった〜」と思いながら、この危なさを回避できたのは、間違えて選択した経験がたくさんあったからでもあるんだよなと思う。

とりあえず「やります」っていうことも多いから、やらなきゃよかったと思うことも、相手に迷惑をかけたことも、無駄金を使ってしまったこともある。そういうことを色々経た結果、「これは焦って選んでるな」なのか「これはワクワクしているぞ」なのかを感じ取ることができるようになっている。

だから結局は、自分の中で経験を蓄積していくしかないし、その都度ふりかえっていくしかないし、そのためにはそもそもいっぱいいろんな選択をしてやってみてをしていく必要があるよね。

じゃあそのためには、何かにトライする時に必要以上に足が止まらない方がいい。そのためにはインプロがすごくよくて、、、、という話を書きたくなるけど、流石に長くなりすぎるのでまた別の機会に譲ることにする。


この話を書いていて、思い出した話も少しだけ紹介したい。
やるかどうかを考える時に「まだ実力がないから」というのはあんまりいい判断ではないと思う。
なぜなら、チャンスは準備が整う前にやってくるから。

私も、本当にそうだな〜と思う。ワクワクしてるなら、やってみてもいいよね。

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