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【連載小説】アヘアヘキングダム 3rd Season Story 47

<Dialog Neesou and Shouko in Shouko's room ネーソーとショウコの会話 ホテルのショウコの部屋にて>
ネ:んで・・・まりこがコユキのことを先に知っちゃう形になって・・・
シ:・・・・・・(ギロッ)
ネ:いや・・・ちゃんと言おうとは思ってたんだよ俺っちも・・・
シ:(ギロッ)
ネ:あ・・・いや・・・だから・・・その・・・隠すつもりは・・・
シ:ネーソーさん。
ネ:(´○◞⊖◟○`)ハイ
シ:そういうの何て言うか知ってる?
ネ:(´○◞⊖◟○`)イエ
シ:「言い訳」って言うの。
ネ:(´○◞⊖◟○`)・・・
シ:( ^ω^ )フフ ちょっといじめちゃった(笑)
ネ:勘弁してくれよ・・・
シ:ガソリンが足らないみたいね(笑)どうぞ( ^ω^ )つ🥫

グビッグビッグビッグビッグビッグビッ(´ノ◎ヽ`*)

カーーーンメ!!(´◉∀◉`)つ🥫

・・・いや、何本飲んでも酔えねーって・・・


【✉Mail from Nyamusan  ニャムサンからメール】

From:ニャムサン(*´∀`*)
    To:アヘキンメンバー
  Sub:アイドル★ソルジャーイベントやるよ(☆ФωФ) 
 Text
みんなーおぬこだよー(*´∀`*)

今度ね、おぬこが声優やってるゲーム&アニメ「アイドル★ソルジャー」が5年ぶりに復活することになって、イベントが開催されまーす!

【日時】2021/10/16  10:00~21:00
【場所】オヨヨギ公園

みんなには一部内容を公開します(☆ФωФ)フッフッフ

★アイソル王に俺はなる!クイズ大会~!
なんとなんと!コユキちゃんとクッサンが参加します(☆ФωФ)
※コユキちゃん知らない人!当日おぬこから紹介するね!

★麺処・紗夢弐夜臨時出店!
おぬこも久々に張り切っちゃうw 今回はうどん以外も・・・!?
ショショちゃんがお店の前でお待ちしてまーす (=^・ェ・^=)

★ラキアたんの裸着庵も出店決定!
イベントでしか買えないグッズもあるみたい!!ワクワク!!

他にもいろんな企画・出店があるよ☆
みんな来てねー(☆ФωФ)ノ


<Dialog Neesou and Shouko in Shouko's room ネーソーとショウコの会話 ホテルのショウコの部屋にて>
シ:状況は理解しました( ^ω^ )
ネ:あのさ、おふくろ・・・怒らないで聞いてほしーんだけど・・・これ、俺っちが悪いのかな?
シ:ん?
ネ:ずっと隠してたみたいになったのは申し訳ねーけど、こうするしかなかったっつーか・・・
シ:・・・うん。
ネ:まりこに言いたかったんだよ、ほんとに。おふくろは分かってくれてるとは思うけど、俺っち、こーいうことは黙ってらんねーし・・・
シ:そうね( ^ω^ )
ネ:まりこが、精神的な問題で歌えなくなっちまったこと、俺っちは近くで見てっから・・・この大事なツアーで、万が一それが起きちまったら・・・って考えたらさ・・・アイツのファンとか、スタッフとか、色んな人に迷惑かけちまうなって思って・・・
シ:うん( ^ω^ )
ネ:だから、ツアー終わってから、サシでちゃんと話そうと思ってたら、どーやらまりこ、俺っちのいない間にウチにきてたみたいでさ・・・さぷらいず~٩(ˊᗜˋ*)و とか、アホみたいなこと言って。
シ:自分の彼女にアホとか言っちゃいけません(ギロッ)
ネ:イヤ・・・サーセン・・・


【Kussan's Case   クッサンの場合】
おぬこからメール来たーーーーー(*`ω´)

これは気合入るね。

僕をギターだけの人と思ってくれたら困るよ。
アニメとゲームに関してはマジだから。

というか、こんな楽しい企画ほっとけないよね。
みんな日本で盛り上がってさ。
僕だけアメリカで1人指をくわえてなんかいられないよ!

久々にみんなと麻雀もやりたいし。
ゲームも良いけど、やっぱりリアルの楽しさには敵わない。


よし。出発の準備だ(*`ω´)


<Dialog Neesou and Shouko in Shouko's room ネーソーとショウコの会話 ホテルのショウコの部屋にて>
ネ:こんなこと言っちゃダメかもしんねーけどさ・・・結果的に隠しごとしてた感じにはなったけど、俺っちはまりこのことを思ってそうしたんだよ。だから、そこまで怒ることなのかなって・・・
シ:うん。気持ちは分からなくはないけど、それは言っちゃダメ(笑)
ネ:サーセン・・・・・・いやでもさ!!俺っちだって、いきなり家にコユキきてさ!!どーしていいかわからんくてさ!!必死だったんだよ!!
シ:うん( ^ω^ )
ネ:俺っちなりに!!みんな幸せになるにはどーしたらいいかなって!!少ねー脳みそふり絞って考えたんだよ!!( `皿´)
シ:ハイ( ^ω^ )つ🥫

グビッグビッグビッグビッグビッグビッ(´ノ◎ヽ`*)

カーーーンメ!!(´◉∀◉`)つ🥫

いやだから・・・わんこそばじゃねーんだって、おふくろ・・・・・・


【Ain's Case  アインの場合】
ん?おぬこからメール?珍し。

へぇ・・・クッサン帰ってくるんだ。
これは行かねばなるまい。
てか、コユキちゃんも出るのw

ラキアたんのお店もあるってことは、
これは大集合の予感( ´∀`)

ふぃーもはこーいうの絶対参加ってタイプだし、
ここが初デートってのも、僕ららしくて良いかもw


・・・・・・いやまって。

まりこ来れんよ。あとクソバカ兄貴も。


ハァ・・・・・・

ダメだな。こういう時、兄妹は近すぎるって思う。
気持ちが入り過ぎちゃう。きっとまたケンカだ。


まりこ・・・・・・


<Dialog Neesou and Shouko in Shouko's room ネーソーとショウコの会話 ホテルのショウコの部屋にて>
シ:ネーソー( ^ω^ )
ネ:はい。
シ:言いたいことは全部言った?
ネ:・・・まー、はい・・・
シ:じゃ、私からのお説教タイム、始めてもいいかしら?( ^ω^ )
ネ:(´○◞⊖◟○`)オネシャス・・・
シ:まずね。ネーソーは、まりこちゃんが何で怒ってるのか。何で悲しんでるのか。ちゃんと分かってるのかなって、私思うのよね。
ネ:・・・え?
シ:まりこちゃん、何で怒ってるの?どう思ってるの?
ネ:いや・・・その・・・まあなんつーか・・・黙ってウチに知らない女連れ込んで、浮気っつーか・・・いや実際は何もねーよ!!ねーけど・・・誤解を招くよーなことして・・・それを黙ってて・・・そーいうとこかなと。
シ:うん。
ネ:違うん?
シ:私はまりこちゃん本人じゃないから、断言はできないけど(笑)でも、ちょっとずれてるなって思う( ^ω^ )
ネ:そっすか・・・ずれてますか・・・


【Rakia's Case  ラキアの場合】
クッサンも帰ってくるんだね。

コユキちゃんも、イベントに参加できるくらいだから、
きっと心は回復してるはずだ。


(*^_^*)

僕も頑張ろう。


<Dialog Neesou and Shouko in Shouko's room ネーソーとショウコの会話 ホテルのショウコの部屋にて>
シ:ネーソーがね、困った人をほっとけないっていうのは、まりこちゃんだってきっと分かってる。そこも、まりこちゃんがネーソーを好きになってくれた要素の1つだと私は思ってる。
ネ:(´◉◞⊖◟◉ヾ イヤ・・・
シ:だからね。コユキちゃんを家に入れたこと自体は、きっとまりこちゃんの怒りの核じゃない。まあいい気分はしないだろうけどね(笑)。「しょうがないなぁ・・・ネーソーだなぁ・・・まったく」って、なってると思う。
ネ:・・・・・・
シ:まりこちゃんはきっと、「自分が大切にされてない」って、感じたんじゃないかな。
ネ:・・・・・・
シ:それはコユキちゃんと比較して・・・ってことじゃなくてね。ネーソーが自分に大事な話をしてくれなかったことが、悲しかったんじゃないかな。
ネ:・・・・・・
シ:ネーソーがまりこちゃんに言えなかった理由。歌に影響を与えてしまうかもっていう部分。まりこちゃんは、ちゃんと理解してると思う。その気遣いには、きっと感謝すらある。でも、違うの。本当に大事なことは、そこじゃない。
ネ:・・・・・・
シ:ちょっと昔話してもいいかしら?(笑)
ネ:・・・あ・・・はい・・・どーぞ。
シ:じゃあ私も( ^ω^ )つ🥫
ネ:・・・え?

グビッグビッグビッグビッグビッグビッ(´ノ◎ヽ`*)

カーーーンメ!!( ^∀^ )つ🥫

ネ:いやなにしてんだよwwwww
シ:誰にもしたことない話だから、気合入れたのよ(笑)
ネ:びっくりさせんなってwww
シ:( ^ω^ )フフ リョウジさんと結婚する時の話。プロポーズは私からだったの。私から、リョウジさんにプロポーズしたの。
ネ:え・・・そうなん?
シ:うん。まだ若い時ね。リョウジさん、最初全然絵が売れなくてね。
ネ:あー・・・ツキアカさんきっかけだっけ。それはどっかで聞いた気が。
シ:そうそう。海外とパイプがあったツッキーが、「リョウちゃん日本じゃなくて海外攻めてみよーや!」ってサポートしてくれて。最初にリョウジさんに目をつけてくれたのがヨーロッパだった。そこから注目されるようになって。でもその前は、無名も無名の存在でね。
ネ:下積み時代ってヤツか。
シ:リョウジさん、絵に全てをかけてたから、気持ち的にも体力的にもバイトとかも出来なかったみたいで。私の家に転がり込んできたの( ^ω^ )
ネ:おやじヒモだったんかよwww はじめて聞いたわwww
シ:でね、全然売れてないのに、ある日「日本全国の孤児院をまわって、子どもたちに絵を描く楽しみを教えにいく」って言いだして。いきなりボロいワゴン車買ってきて(笑)
ネ:ヤベーヤツだなwww それもおふくろが払ったん??
シ:ううん。「借金して買った」って。「ショウコさんには迷惑かけないので」って。仕事もしてなくて、生活費も全部彼女に出してもらって、絵だけ描いてる人が、ある日突然借金して中古車買ってきたの。メチャクチャでしょ(笑)
ネ:オヤジにもそんな時代があったんだなwww
シ:でね、普通自分の彼女に借金して中古車買ったとか、言わないじゃない?リョウジさんもそれは思ってたみたいで、「僕はこんなヤツなので、嫌だったら言ってください。今すぐ出ていくんで」って、平然と言うのよ。
ネ:サイコパス入ってんなw
シ:(笑)それでね、私リョウジさんに聞いてみたの。「何でこういうことを平気で言えちゃうんですか?」って。そしたら「ショウコさんは僕にとって、一番大切なひとだからです」って、また平然とした顔で言うわけ(笑)
ネ:・・・・・・
シ:あの時のリョウジさんのセリフ。一言一句覚えてる。「僕は、ショウコさんを逃したくない。離したくないんです。でも、自分の生き方も曲げられません。だから、ショウコさんの前では正直でありたいんです」
ネ:・・・・・・
シ:「人に言うのが恥ずかしいことでも、嫌なことでも、ちゃんと全部お伝えしたいんです。ショウコさんは、僕にとって一番大切な人なので」
ネ:・・・・・・
シ:気づいたら私、次の瞬間、リョウジさんにプロポーズしてた(笑)
ネ:・・・なんつー話だw
シ:他の人には言っちゃダメだからね(笑)
ネ:何となくそーかなーとは思ってたけど、おやじとおふくろ、格差婚ってやつだったんだな。
シ:そうね。当時は周りもやんややんや言ってたけど、知ったことかって思ってたわ(笑)でね。その孤児院をまわってる時に、リョウジさんは一人の少年と出会うの。
ネ:ムネさんね。それはさすがに知ってるw
シ:ツッキーのおかげで、リョウジさんが海外でフィーチャーされた後も、日本で孤児院をまわる活動をしてるらしいって新聞で話題になって。そこからリョウジさん、日本でも火がついたの。
ネ:はぁぁ・・・何が功を奏すかわかんねーなwww 中古のバン買ってきたオヤジを、おふくろが怒鳴り散らしてたら、今のオヤジはなかったんだな。
シ:うん(笑)。そしてネーソーも存在してなかったかも知れない(笑)
ネ:そう考えると怖えーなこの話・・・
シ:私はね、こんなに自分を大切に思ってくれる人に初めて会ったし、きっとこれから先もいないだろうなって思えたの( ^ω^ )
ネ:はぁ・・・そうですか・・・
シ:・・・・・・
ネ:・・・・・・
シ:ネーソー。
ネ:・・・はい。
シ:まりこちゃん、いなくなっていいの?手離していいの?
ネ:・・・よくないっす。
シ:「お前だけは離したくねーんだ。お前じゃなきゃダメなんだ」って、心から思う?
ネ:・・・思いやす。
シ:じゃ、約束して。まりこちゃんに会ったら、絶対に口答えしないこと。
ネ:はい。
シ:言い訳じみたことも一切言わないこと。
ネ:・・・はい。
シ:まずは今回のことを、誠心誠意、謝る。そして、自分にとって、まりこちゃんがどれだけ大切な存在なのかを、伝える。
ネ:・・・・・・
シ:ネーソーなら、出来るはずよ。
ネ:・・・・・・
シ:だって、私の子どもだからね( ^ω^ )
ネ:・・・・・・
シ:ハイ( ^ω^ )つ🥫
ネ:🥫⊂(´◉◞⊖◟◉`)ドーモ

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<Story 48  Preview   次回予告>
ネーソー vs 毬固 Final Round
Coming Soon・・・m9(´めωめ`)
※モデルこそいますが、あくまでもフィクションです。
※どやリアルで激務のそねさん。癒されましたか?
※次回更新は10/13(水)の20:00です。


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