見出し画像

8. 術創のケアは毎日 鍼・マイクロカレント・超音波導入など

2019年夏に40歳でステージⅠ期乳がんが見つかり、計3回の手術(局所麻酔2回・全身麻酔1回)および放射線治療を経てホルモン治療期間に入りました。 私はピラティスインストラクターをしておりますので身体操作に制限が起こることが最も心配でしたが、術後約4ヶ月(2019年年末時点)で大きな問題はございません。 特に運動が生業の方やスポーツをされている方は「術後どれくらいで動けるのか」が懸念事項となりますでしょうから、参考までに治療の経過を記します。病態は千差万別となりますので、あくまで個人の例としてご覧ください。

【術創のケアは毎日 鍼治療、マイクロカレント、超音波導入など】
私は以前から週1回鍼灸整骨院で鍼治療を受けていました。乳がんが判明した時そのことを院長先生に伝えると「術創をきちんとケアすると傷痕も瘢痕も残りにくい。鍼については主治医の許可を取ってください」と言われました。主治医は「鍼灸院に行くことは構わない」との回答で、退院2日後からすぐに通い始めました。

その鍼灸院には女性鍼灸師と女性理容師2名が行う美容鍼灸等のエステメニューがあり、そちらを適用していただきました。筋肉痛や軟部組織損傷が早く治るというマイクロカレントは毎日でしたが「同じ刺激が続くと身体は慣れてしまうので、鍼と超音波導入は交互に行う」など工夫をしてくださいました。おすすめされ購入した生コラーゲンパックを使い自宅で傷ケアもしていました。

鍼灸院は退院後1ヶ月間は欠かさず毎日、その後1ヶ月は仕事の合間を縫って週2〜3回と、傷を早く綺麗にするため足繁く通いました。マイクロカレントは家庭用製品も購入し、3度目の手術では縫合直後から使用しました。その時はテープの上からパットを貼っていたのでほとんどの電流は阻害されていたでしょうが。。。

購入したのは 伊藤超短波のAT mini Parsonal 2で、とても小さくポケットに入れたまま持ち運びができ首や肩や腰に貼ったまま過ごせます。トレーニング後のコンディショニングにも使えるので良いです。

ケアしなかった場合との比較はできないので何とも言えませんが「傷の治りが遅い」とは感じませんでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?