1日目 かくも険しき文体のをかしといふもの

自分の文章がすべっているかもしれない恐怖

 昨日の投稿は()を多用したりふざけた言い方をしたりでノリの良い文章にしたつもりですが、生理的に無理って人もいるだろうなあ、と思います。というか、自分で読み返してみてもちょっとクドいように感じましたし...... それでも、その拙い記事にスキをもらえたのは控えめに言って嬉しいですね。励みになります。noteの反応のもらいやすさに驚きもしました。

 いえ、わかっていますよ。それはタグのおかげだということは。それも「初投稿」タグに違いありません。note初心者を温かい目で見守りエールを贈る先輩たち。そんな*や さ い せ い か つの摂理にすぎないのでしょう。私ちゃんと確認しましたから。「日記」タグより「初投稿」タグのほうがずっとスキ多いですもん。

 話を戻します。私が書いたのは笑える文章。ギャグ漫画や大喜利と同じようなカテゴリです。私はこの手の文章、書くの難しいと思っています。なぜって、面白くしようとのめり込むと独りよがりに、万人受けするわかりやすさを優先すると芝居がかったものになりがちだから。すなわち自己満足〇ナニー痛々ポエムとおこちゃま向け紙芝居台詞です。言い過ぎました。100倍に希釈したソレをそこはかとなく感じる文章になります。

このこそばゆさ、さては共感性羞恥

 *ハーメルンでギャグテイストの小説を読んでいると、たま~に背中がムズムズするような、痒いような感覚に襲われます。文章がちょっとだけ稚拙だったり、オチが見えてやり取りが作り物めいて感じられたときに起こります。

 *ゆゆゆいのイベントシナリオでも経験があります。セリフやネタがやや幼稚に思えたときにむず痒く、さらにお約束の展開やキャラの喋り方にごくごくまれにですがぞわぞわします。(一方で声出して笑うくらい面白い話も多いよ!ゆゆゆいは神ゲー)

 誰しもこの種の感覚には覚えがあるのでは。そう、「共感性羞恥」とよばれるあれです。今回は共感はしてないですけど。この感覚はおこちゃま向け紙芝居のほうですね。幼稚なものを見せられた、話をされたときに感じる恥ずかしさです。ポエムのほうは名前にあるように「痛い」の一言で済みます。この「痛い」も羞恥心です。

で? 幕間

? 終わりです。持論ですらないなんちゃって分析載せてみました。面白い文章の書き方なんてわかりません。誰か教えて下さい。

 中学生の頃に読書感想文が校報(配布される)にのったことがあって、顔から火が出るくらい恥ずかしかったです。私だけではない一般的な傾向だと思いたいのですが、読書感想文において本文を無理やり大壮立派な結論に繋げることが多かった気がします。とくに小学生時代には「生きる意味を知った」「改めて(←頻出)友達の大切さを実感した」みたいなのばっかりだったような。私は中学生になってもこの影響が残っていたので他の人より話を大きくしている自覚があり余計に恥ずかしかった......

 全然真面目に書いてこない人もいて、読書感想文で笑わせにかかってました。一人が読ませてくれたのですがそれはもう面白いのなんの。一緒に読んでたクラスメートと笑ってました。彼は授業中にノートに小説を書くこともあり、何人かで回し読みして楽しませてもらいました。文才があるとは彼のような人のことをいうのでしょう。

 私は構成や表現に悩みながらじっくり書き上げました。良いものが書けたという自負もあります。一方、彼はずっと短い時間に楽しみながら書いたんじゃないかな。なんだか妬けてしまいます。

面白い文体の作家さん

小説文なので少し話はずれますが、文体にかこつけて紹介します。といっても二人だけです。「好きな」文体だと他にもたくさんいるんですが、ギャグ・コミカル系に絞るとこのくらいしか、、

・西尾維新 

説明不要? 〈物語〉シリーズなど

独特の言い回しや作中に多用される漫才のようなコミカルな掛け合い、キャラクター造詣・ネーミングセンスに定評がある。言葉遊びを好む。

西尾維新とは (ニシオイシンとは) [単語記事] - ニコニコ大百科 より

・新井素子

「星へ行く船」シリーズを途中まで読みました。若い女性の一人称で、心の中の声がそのまま表れている軽快な文章は新鮮でした。(SFな世界観も性癖ぶっ刺さり)

口語表現を積極的に取り入れ、一段落を「が。」の2文字で終わらせて改行するなど規範を大きく逸脱した文体......影響を受けたのは小林信彦の、女の子の主人公の一人称口語文体の小説『オヨヨ島の冒険』であり......「会話の妙」と「間」を手本としている[3]。

新井素子 - Wikipediaより一部省略

がんばるぞー

 私も面白い文章書けるようになりたひ。最終目標は色んな作家さんの好きな文体集めて、ボクのかんがえたさいきょうの文体をつくること。そのためには兎にも角にも書かないと始まらないよね! 「100日後に100個並ぶ私の記事」文章の上達にご期待ください。私も期待してるよ、がんばってね。うんがんばる。Fin.



*補足+

・や さ い せ い か つ = 優しい世界

ハーメルン - SS・小説投稿サイト-

・ゆゆゆい 

『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』は、タカヒロ企画・原案による『勇者であるシリーズ』を題材にしたスマートフォンおよびPCブラウザ用ゲーム。略称は「ゆゆゆい」。

結城友奈は勇者である 花結いのきらめき - Wikipediaより

最後雑すぎたかもしれない。ごぬんね

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