無限ループ胃腸炎のしんがり
1月、「おなかいたい」と次男が言い、その日の夜中から何かしらが始まった。胃腸炎だった。3日ほどして次男は治り、その翌日から「キモチワルイ」と、こんどは長男の胃腸炎が始まった。合計7日間ほど胃腸炎はウチのなかをはしごして、どこかに行った。
翌週、次男が通う幼稚園が休園になった。インフルエンザだったかなコロナだったかが多かった。お休み中の4日間の昼間は元気な次男と二人で仲良く過ごした。それが終わると、こんどは長男の通う小学校で学級閉鎖があった。インフルエンザやお熱が急増だった。学級閉鎖が終わったころに、長男のもとに胃腸炎が戻ってきた。4日ほどで長男は良くなって学校に行った。翌朝、「なんかへん」と次男が言いだした。胃腸炎がまだ家にいたらしい。
「むげんだ…」と次男が言い、うなりながら寝た。かわいそうに。胃腸炎てたまに高熱も出る。
次男が寝ているお布団からわたしが作業しているテーブルまではパソコンのタイムマシンのためのLANケーブルぶんくらい、3メートルくらいしか離れてないのに、そばでサスサスしてないとクーンって泣く。なかなかパソコンにさわれない。
こんな生活してもうすぐ1ヶ月になる。
せっかくお仕事もらったけれど、またこの理由でクビになるのかな…。
とさめざめとして弱気を見せたら胃腸炎はわたしにうつるのだろうか。そもそもウイルス性胃腸炎は生き物か?生き物であれば生存のため次の宿主を求めるはず。わたしにうつってわたしの免疫にやられてしまえばよい!
そういえば毎年インフルエンザウイルスが流行るけれど、今年もすごく流行っているけれど、毎年流行っては収束していく。その収束には、"おれの/わたしの免疫にやられるがよい!"っていう殿(しんがり)が何人もいて、その人たちで無限ループインフルエンザを食い止めてくれているのだろうか。だとしたら毎年ありがたいことだなあ。
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