ここから
きっとだれでも今ここで
そうとしかありえない
という場所に立っている
心のなかに柔らかくて白い小さな核がある
その核に触れることはできないけれど
肌のように温もりがある明るい光が
脈打つように呼吸している
そうとしかありえない場所に立ったそのときから
与えられている自由がある
その自由はときに未来と呼ばれ
あるときには過去とも呼ばれ
色を形を変えて
わたしたちを優しく包んでいる
わたしたちは脈打つ心臓
鼓動で繋がる命
出会いという運命に束ねられた
光の集まり
過去も未来も
自由の中にあって
生まれ変わるのを待っている
ゆっくり自然なペースで更新していきます。