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【詩】藁

母親の持ってきた猿の臓器を二人して抱きしめながらアハハと笑う血まみれ少女,黒い服が似合う彼女は白い肌に目立つ黒い血も気にせずやがてやってくる馬車を心待にしている,ハイウェイ沿いの海岸は少し八重歯のあの娘を祝福するように髪を愛撫しそしていつの間にか知らない男に抱かれている-あの娘はハタチ,男は25-,セックスピストルズはいい何故ならアルバム1枚しか出さなかったから世界は赤髪の女の子に支配されていて常に戦場,染色体って何色?,サングラスなんて着けるなだってお前は目が悪いから-頭が悪いからでしょう?-「そんなこと言ったら傷付くでしょ!」,そう言えば仲のいい女友達から会いたいって連絡がきた(ヤメトケ),僕は太っていてあの娘は少しだけ頬に肉が着いているからお似合いだねってよく言われるけど友達のままがいいしワガママを言えば友達の友達のままが良かった「会いたい?」,眠気は螺旋状に脳ミソを刺激し続けていてここから数10メートル行ったあたりにある居酒屋で誰かが僕を悪く言う紺色の服ばっか着やがって,「自慰行為?」,「何が書かれているかじゃない誰が書いたものかですよ」と少年愛者の40男が言ったでもビートルズからは逃げられない彼らも逃げる気なんてない大変だ寝過ごしてしまった,貴方の脳ミソ頂戴ベイビーロックアイスピック血が吹き出た!黒い服はいいねぇ-なんてたって時代は黒ですからねぇ!-

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