⭐︎

勇気と優しさを忘れずに

⭐︎

勇気と優しさを忘れずに

最近の記事

動物愛護センターで一目惚れした猫のお話

ー茶々丸 私が22歳の頃、愛護センターから譲り受けた茶トラオス猫。当時推定5,6歳。現在約14歳。 断然犬派、猫なんて論外だったのに、動物愛護センターのホームページを見て一目惚れ。特別顔が可愛いとかじゃなくて、魂レベルで「絶対にこの子と一緒に暮らしたい」と思った。 1週間経ってもまだ譲り先が見つかっていなかったらいいよ、という母親の条件をクリアして、動物愛護センターで面会したときは、スリスリ寄って膝の上に乗ってくれて、嬉しくて愛おしくてたまらなかった。 後にペットリー

    • 「立ち止まる」

      どうしようもなく苦しい日々が続いて7月突入。 潜在意識レベルで他人のせいにしながら生きてきたことにようやく気づいた。 他人のせい、環境のせいにして、おまけに「誰々のせいで私は苦しんでいる」って被害者意識と自己否定。 「あの時、本当に辛かった」って、永遠に過去に囚われて。 (心の声:やっと!やっと! ラスボス的なやつを見つけたぞ!!! こいつを倒せば人生軽やかで思うがままにありのままに生きられる!) 他人のせいにしている限り、私は他人の人生を歩んでいて、自分の人生を

      • 『しとやか』

        ラベンダーランドの薔薇はシーズンが終わりほとんどが枯れていた。 そんな中でしとやかに佇む薔薇。 ほんのちょっと枯れかけていたけれど、命を全うする姿に心動かされる。 いつかは終わりを迎える。 永遠なんてない。 だから、美しい。 「もう薔薇は終わりでしょ」と通りすがる人々の声。 私は終わっていく姿さえ愛おしいと思うから、しばらく薔薇を鑑賞して、写真に収めた。 一生懸命に生きてくれてありがとう。

        • 『多様性』

          協調性とは何か? それは、調和がとれていること。 赤、紫、青、ピンク、黄色、オレンジ、、 いろいろな色の花が咲いているお花畑を見てこれが植物たちにとって、調和の世界なんだと心が震えた。 どの色も欠けてはならず、その色である必要がある。 私たち人間は誰かに合わせること、何かに染まることが協調性であると考えがちだが、実は正反対。 私が私であること。 あなたがあなたであること。 私のできないことをあなたはしていて あなたができないことを私はしている。 これが協調性で

        動物愛護センターで一目惚れした猫のお話

          『君じゃなきゃだめなんだ』

          突然ですが、私の推しはA.B.C-Zの橋本良亮くんです。 気づいたら9年5ヶ月というファン歴を積み重ねてきました(茶の間時代を入れたら10年以上)。 キッカケは別のアイドル目的に観に行った舞台で生の橋本くんを見て一目惚れしたこと。 それからすぐに母が癌になり、小さい頃に荒れて「積み木崩し」と言われていた私もさすがに後悔やら悲しみやら恐怖に飲み込まれて。 いろんなところに連れて行ってくれたけれど、その度に「もう帰りたい」と駄々をこねたり、ブチ切れたり、母にとって家族と出

          『君じゃなきゃだめなんだ』

          『サヨナライツカ』

          大好きな小説の一つ サヨナライツカ / 辻仁成 その一節にこんな言葉がある。 いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない 孤独は最も裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい 愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある どんなに愛されても幸福を信じてはならない どんなに愛しても決して愛しすぎてはならない 愛なんか季節のようなもの ただ巡って人生を彩り、飽きさせないだけのもの 愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のカケラ サヨナライツカ 永遠の幸福なんてないよ

          『サヨナライツカ』

          『朝の海岸』

          守られた安心した世界で ぷかぷかと浮いているのか 勇気を出して防波堤を通り抜けたら 広い海で船の舵を切っているのか 生きづらさを感じているのに 一体いつまでそこに留まっているの? 大いなる喜び、自由、無限の可能性を知ったのなら、もう荒波なんて怖くないの。乗りこなせちゃうから。 そのためには手放すことも必要。 重荷になるからね。 少しでも違和感があるのなら 仕事、人間関係、居場所、 あらゆるものを手放していく。 でも、とか だって、とか そんなエゴばっかり言って

          『朝の海岸』

          『街の灯り』

          誰かの心を灯して鼓舞することもできれば ボワっと怒りを灯してしまうこともある 言葉の難しさ 人間の難しさ 思い知る。 灯りがなければ生きていけないのに 使いこなすことがとても難しい。 それでもきっと私は誰かに 灯りの使いこなしの上手い誰かに 灯されながら生きているんだ。 感謝。

          『街の灯り』

          『自信』

          “人がどうこうしたからとか スタートが遅れたからといって クヨクヨする必要はない” by「ほんまにおれはアホやろか」水木しげる よーい、どん!でスタートして 出だし早くても急にみんなに抜かれる うさぎとかめならうさぎタイプな私。 いつからか、先を歩くみんなが とても遠くに感じるようになり 今更もう一度スタートするなんて ってやる気をなくしてしまったり そんな私だからこそわかることがある。 立ち止まって見えた世界がある。 誰一人として同じスタートダッシュを切れるわけで

          『自信』

          「東京タワー」第7話

          透「もっとはやく生まれたかった。 詩史さんが好きな本、好きな音楽に触れた時、僕も一緒に味わいたかった」 詩史「私はあなたの未来に嫉妬しているのよ」 詩史の冷静さに胸が痛くなる。 確かに、詩史の立場だったら、 20歳以上歳の離れた透の未来に嫉妬するだろう。 でも、それは、 透「詩史さんの思う未来に僕はいない あの二人は何があっても壊れない」 そういうことなんだ。 透のことが好きなのは本当、 でも、離婚はしない。 あまりにも酷である。 それが不倫だと言われたら何も

          「東京タワー」第7話

          『憩う』

          日常に追われているときこそ もっと気楽に、もっと自由に、 好きなことを楽しむ。 物質的に場所を変えられなくても 思考はいつだって自由自在。 思い切り深呼吸をしたら、 大きな羽を伸ばして飛ぶんだ。 紆余曲折でもいい 低空飛行でもいい どんな飛び方をしても 安心安全であることを信じれば、 私だけの世界 私にしか見えない世界 私が見たい世界 きっと見えてくるから。

          『憩う』

          『出発点』

          インスタ写真垢作ってみました☺︎ 今年はたくさん働いて、たくさん好きなことをする!新しいことにチャレンジする!がモットーです。 そのために不要なもの、重たいもの、少しずつ手放して、ほんのちょっと心を解放したら、好きなこと、やりたいことがたくさん溢れてきました。 まだまだ解放できる。まだまだやりたいことが出てくる。チャレンジする。そんな気がしています。 そして、最近私の趣味に追加されたのが、フィルムカメラ! 楽しく撮れればいいので、まずは写ルンですからチャレンジ^^

          『出発点』

          「東京タワー」第5話

          ありふれた日常、いつもと変わらない毎日… 都内の大学で医学部に通う21歳の透(永瀬廉)。母親と高級マンションで2人暮らしをしているが、早く家を出たくて夜間警備員のアルバイトをしている。 そんな人生に飽き飽きしていた透だったが、ある日偶然、建築家の詩史(板谷由夏)と運命的な出会いを果たす。 20歳以上の年齢差、そして詩史には夫がいることを知りながらも、どうしようもなく惹かれていく。 ー彼女と過ごすこの時間が、永遠に続けばいいのに 第5話のセリフが印象的だったので、no

          「東京タワー」第5話

          「良い子はみんなご褒美がもらえる」

          舞台「良い子はみんなご褒美がもらえる」/2019年 舞台は1970年代、ソビエト。 独裁国家の精神病院の一室に、二人のアレクサンドル・イワノフが収容されている。 一人のアレクサンドル・イワノフ(堤真一)は「正気の人間が政治的思想を理由に精神病院に入れられている」ということを公表したため、名誉毀損の罪で捕まった。 もう一人のアレクサンドル・イワノフ(橋本良亮)は、「自分はオーケストラを連れている」という妄想に囚われて、収監された。 イワノフには「オーケストラはいない」と

          「良い子はみんなご褒美がもらえる」

          「月の満ち欠け」

          映画「月の満ち欠け」/2022年 “瑠璃も玻璃も照らせば光る” 仕事も家庭も順調な小山内堅(大泉洋)の愛する妻・小山内梢(柴咲コウ)は夢の中で、生まれてくる赤ちゃんに「瑠璃」という名前にしてと頼まれた。 小山内瑠璃は7歳になると、原因不明の高熱を出す。ところが、満月になるとケロッと治り、月を見上げながらリメンバーラブを口ずさんだり、大人っぽく髪をかきあげたりする。ぬいぐるみに「あきらくん」と名前をつけたのもその頃だ。 その姿を不思議に思い違和感を覚える妻の梢。偶然だろ

          「月の満ち欠け」