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夜間頻尿の悩み解消【NHK】ガッテン!「朝までぐっすり快眠!夜、トイレに起きないための新秘策」

「知識は力なり」(ベーコンの名言)だ。夜間頻尿という、年齢に従って、どうしようもない悩みが、こんな簡単に解決するとは思わなかった。さすが、試してガッテン!だ。私は、まだ若いので夜間頻尿というほどではないけれど、時々夜におしっこに起きることがある。中途覚醒する日は、眠りが浅くなり、翌日は眠気に襲われることが多い。

どうして夜におしっこがしたくなるのか、そのメカニズムを知ると、解決策も分かってくる。夜間頻尿の謎が解き明かされたのは、ごく最近のことのようだ。その発見に基づいて、今年の4月に夜間頻尿ガイドラインが更新されたばかりなのだ。

夜間頻尿の原因

夜間頻尿の原因は、加齢で片づけられることが多いだろう。しかし、もっと突き詰めて言うと、夜中のおしっこの原因は「足の筋肉・ふくらはぎの筋力が衰えること」が原因だという。奇想天外だ。

というのも、実は、おしっこの原料である水分は膀胱にたまるのではなく、下半身の筋肉と皮膚の間にたまっている(だから、足がむくむ)。若いうちは、ふくらはぎの筋力があり、重力に逆らって血液や水分を心臓に押し返すことができる。だから、日中の尿量は若い人のほうが多い。

しかし、高齢者ほど、日中は尿量が少ない。下半身のポンプ機能がうまく働かないので、水分が滞留してしまっているのだ。そして、いざ夜になって横にになると重力から解放された下半身の水分が体をめぐりはじめ、膀胱がいっぱいになって、夜に何度も起きてしまうというわけだ。

夜間頻尿の解決策

原因が分かれば解決策もある。日中に、下半身に水分を貯めないようにすればいいのだ。そのために使える対策を2つ。

1:弾性ストッキング
日中に弾性ストッキングをはいて血流をよくすること。下半身に水分が滞留しないようにする。このストッキングをはき始めて、夜にぐっすり眠れるようになった高齢者もいる。番組の中では、ある高齢者が、このストッキングのことを「救世主」だと言っていた。

弾性ストッキングは、ハイソックスタイプがおすすめだそう。ふくらはぎを重点的に締めれば、下半身すべてを締め付けなくてもよい。むくみ解消のために女性がはく着圧ストッキングは夜間につけることが多いが、夜間頻尿を防ぐためには、日中につけることがポイントだ。日中に下半身に水分を貯めないことが、夜に体がおしっこ製造することを防ぐからだ。

2:足上げ昼寝
この理論を理解すれば、日中に下半身から水分が流れ出す姿勢を取ればよいということが分かるだろう。何かの台に足をあげて、30分くらい横になればよい。この姿勢を毎日続けることで、日中の尿量が増えて、夜間頻尿から解放されるというのだ。なんという簡単な方法だろう。

弾性ストッキングを使わなくても、足上げて昼寝するだけで、夜間頻尿の頻度が減るようだ。もちろん、30分以上昼寝すると、夜の睡眠に影響するので、そこは注意が必要だ。

改めて、知識は力。

繰り返すけれど、知識は力だ。原因が分かれば解決策が分かるのだから。私は、夜間頻尿の原因は、腎臓の機能が衰えることとか、膀胱の筋肉が弱ることとか、それくらいしか想像しなかった。まさか、下半身・ふくらはぎの筋肉の衰えが原因だとは思わなかった。

ふくらはぎを、毎日もむのもよさそうだね。

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大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq