見出し画像

お酒の飲み過ぎをやめたいなら知っておくべき話。お酒は「蓄積毒」である。

先日、この記事でも書いたように、我が家ではお酒は「たしなむ」程度に飲む(主に赤ワイン)。「お酒好きですか?」と聞かれると「好きです!」と即答するほど飲まないが、正直なところ「嫌いではない」くらいだ。

以前は毎晩ウイスキーを飲んでいたけど、身体を壊してからはお酒に魅力を感じなくなった。ダイエットも、節酒も禁煙も健康を害したら一発で止められる。まあ、お酒は下手をすると身を亡ぼすので、適度に怖がりながら飲むのがちょうどよいと思う。お酒は体に良い?悪い?様々な意見があるけれど、一つの回答を紹介したい。

お酒は「蓄積毒」

 「お酒は水銀やタバコと同じように「蓄積毒」である」という言葉、アンチエイジング界の医師、南雲医師の見解だ。許容量を超えるほど、体内に蓄積されるとお酒を飲めなくなるということ。それだけではなく、病気になってしまうこともある。私の知り合いの酒飲みを見ても、う~ん、そんな気がするって人もいる。

浴びるように飲んでいた人が、晩年になるとパタリと飲めなくなる。私の友人の父親は、毎晩、飲酒を欠かさない酒豪だったが、晩年すい臓がんになった。「私の血はワインでできている」と語っていた川島なおみさん(胆管がんで亡くなった)とかも、総量を越えて飲んでいたのでは?という気持ちにさせられた。

生涯飲酒量の上限とは

「一生の間で飲めるお酒の量は決まっていて、男性は500キロ、女性は250キロくらいとされています。日本酒四合瓶が720ミリリットル。アルコール度数が14%とすると、アルコールの量は約100グラムになりますね。ワインの場合、1本が750ミリリットル、こちらもアルコール度数13%で計算すると、アルコールの量はやはり100g程度。つまり、アルコール100gを毎日飲めば、1年で36.5キロ。男性の場合、わずか13.7年で生涯飲酒量に到達してしまうことになります。」

50歳を超えても30代に見える生き方 南雲吉則 講談社α文庫 P184

つまり、この計算で行くと、ワインを毎日1本ずつ開けると、わずか13年で飲めなくなってしまうということ。しかも、肝臓やすい臓などに障害を抱えて晩年を過ごす可能性があると思うと、一杯一杯のお酒が大事だ。高級酒をちょっとずつ舐める程度にいただくのが良いのかもしれない。

そんなことを聞くと、居酒屋でグイグイ飲んでいる人がちょっと切なく見えてきた。

南雲氏が教える適度な飲酒量は・・

「ワインならば一週間に14杯までが限度」であると言います。1日に換算した場合、グラス二杯程度になります。ワインボトルでいえば、四分の一くらいになるでしょうか。・・・20歳から飲み始めたとして、このペースで飲み続ければ約50年。男性の平均年齢に近いくらいまではお酒を楽しむことができます。」

50歳を超えても30代に見える生き方 南雲吉則 講談社α文庫P187

う~ん、カギは飲み過ぎないこと・・。って、普通~~~の結論だ。

健康評論家の中でもアルコールに関しては諸説あり、特に自分が飲む人ほど、アルコールには甘い感じもある。ストレスを貯めないことがもっと大事だと論じて、お酒OKにする人多いよね。しかし、南雲氏が言うようにアルコールは「蓄積毒」としての一面があるので、一定の期間を経過して初めて、その害も表れるものだ。

それを考えますと、今大丈夫だからOKという見方はできないことが分かる。こんなことを知ってから、我が家ではアルコールを飲む日をだいたい決めている。最近では、週に1~2回ワイン1本を2人で飲むくらいなので、ほとんど問題がないくらいじゃないかな。ただ、ストレスが多くなると酒量が増える傾向はあるので気をつけないといけない。

なんでも「そこそこ」が大事だ。

#アルコール #お酒 #飲酒 #節酒 #禁酒 #飲み方  


大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq