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【書評】自分を劇的に成長させる! PDCAノート 岡村拓朗

今年の1冊にはこれを選びたい。まだ3か月ほどだが、PDCAノートを書き続けることで、私の能力開発は、これまでの数年を一気に超える伸びを示している(と思っているだけかも)。

カギは、日常の小さなことでも、うまく行った点を発見し、それを継続できる仕組みにすること。うまく行かなかった点を即座に改善できるようにすること。つまり、日常の生活でPDCAを回すことなのだ。

書いて成長する

日常は発見の連続だ。もっと、こうすればいいのか!という発見に毎日出会う。ADHDにとっては、毎日が「失敗」の連続なので、その分、発見もあろう。エジソンの例に照らせば、100万回の失敗(成功に至るチャレンジ)をしたからこそ成功にたどりつけたのだ。

ADHDはどうしても同じ失敗を繰り返す傾向にある。しかし、それを放っておくと一生そのままだ。PDCAノートに気づきを書いておこう。そうすると、もうちょっとうまくできる方法がないかを考えるようになる。次の日に、または次の週に新たなアイデアを実践してみよう。前より少しはできるようになったのであれば、それは成長なのだ。

書いて書きまくる

ただ、人間の脳の特性上、気がついたことは即座に記録しないと失ってしまう。後になって思い出そうとしても、小さな成功・失敗は文字化できない。文字化できない情報は意識のはるか下に葬り去られ、もう活用できなくなる。これは実にもったいないことだ。そこで、とにかく、毎日・毎時間・毎分、記録することを習慣にする。

ちょっとしたことでも気づきがあれば、それを書き留めておく。今だったら、私はnoteの更新の新たなノウハウを発見したので、それを急いで書き留めておく。毎日、毎日、発見したことを次の日に実践していくうちに、自分が大いに成長していることに気づく。

時々、絶対、買って損しない本があるが、岡村氏のPDCAノートはまさにそんな本だ。岡村氏のPDCA本には続編もあるが、どちらかといえば前作がおすすめだ。


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大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq