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ADHDの仕事術

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ADHDグレーゾーンの綿樽剛が、ADHD特性を活かしつつ身に着けてきた仕事術をまとめました。小さなライフハックを連発します。
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#書評

ポモドーロテクニックの科学的根拠「すべての疲労は脳が原因 」梶本修身

すっかり中年になったので、最近は「疲労」の勉強に明け暮れている。本棚にはメンタルタフネス…

超瞬間昼寝で仕事効率アップ「脳も体も冴えわたる 1分仮眠法」 坪田 聡

仕事の能率を上げることを追求しているうちに、いつの間にか、昼寝フリークになってしまってい…

「はざまの子供たち」の就職と受難【書評】発達障害 境界に立つ若者たち 山下成司

著者の山下さんは、A学院という高卒資格を得られる「サポート校」で、「はざまの子供たち」(…

ADHDは子供っぽい大人だから魅力的【書評】脳の個性を才能にかえる 子どもの発達障害…

発達障害を「障害」と訳してしまったところに、問題があるのではないかと「発達障害のウソ」の…

苦手なことを見極めて努力する【書評】「大人のADHD」のための段取り力 司馬 理英子

司馬理英子氏は、長年、ADHDの啓蒙をしてこられたので、このシリーズも非常に具体性がある。お…

大人のADHDにおすすめの本(書評)マンガでわかる発達障害 特性&個性 発見ガイド 福西…

発達障害(ADHD)の本は数多く読んでいるけれど、流行りに乗った内容が薄い本も少なくない。そ…

ミスを減らすチェックリストの力。「アナタはなぜチェックリストを使わないのか」アトゥール ガワンデ

ADHDは不注意でミスばかりする。私は、ある職場では「ミス〇〇」という名誉称号をいただいていたこともある。自分では気づかない失敗が多く、あとで指摘されて「またやってしまった」と青くなるのだ。その場では気づかないのがつらい。 そこで、大切なのが、自分は必ずミスをするという前提で仕事を組み立てることだ。ミスを減らすために役立つのが「チェックリスト」だ。仕事の重要な局面では、自分の意志に関わらずチェックリストを読み上げるというシンプルなルールが役に立つ。 私たちが経験する仕事の

グレーゾーンの生きづらさにも対応(書評)ハーバード式 大人のADHDパーフェクトガイ…

ADHD本はかなりの数読み込んでいるが「ADHDあるある」に終始し、具体的な対処法に踏み込んでい…

ワークライフバランスがうまく行かない人のための「ピックスリー」(ランディ・ザッカ…

「今日もできなかった」。毎日のTODOリストを見ながら、やり残しタスクの山を見るのは、実に憂…

ADHDの衝動性と人間関係がキモ(書評)わたし、ADHDガール。恋と仕事で困ってます。司…

私はADHD特性のある男子(中年)だけれど、女性のADHDは、やはり生きづらいだろうなと思うこと…

ADHDの生存戦略とライフハック【書評】発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい…

これほど、発達障害への愛に満ちたライフハック本はなかったといえるだろう。巷の仕事術の本、…

スキマ時間のタスク処理【書評】1日15分でうまくいく「できる人」の時間活用術 箱田 …

「時間がない」というのは恥ずかしい言葉だ。仕事のできる人ほど「忙しい」と言わないというの…

発達障害の視点から見る世界【書評】ADHD・ADDの波乱万丈生活 白茶トラ

ADHDが発見されるまで、自覚されるまでの半生というのは、苦しいものだ。日常生活のほとんどす…

MIT・最も重要なタスクという考え方を大切にする【書評】「減らす技術 The Power of LESS」 レオ・バボータ

どんな時でも、どんな人にも当てはまる原則があるとすれば「シンプル イズ ベスト」ということだろう。物事は複雑になればなるほど、お金がかかり、 手間がかかり、問題の原因がどこかわからなくなり・・・悪いことだらけ。 とにかく、シンプルに、シンプルに。 もっと少なく、もっと小さく、もっと減らせば物事は上手く行くようになる。頭がごっちゃごっちゃになった時には開いて読む良書があるので、今日はそのご紹介。この本は、最初読んだ時「内容が薄いな~」と思ったものの、なぜか売れず、ことあるご