「時間」という限りある資源をどれだけ有効活用してますか?〜1440分の使い方〜
1日を分単位で見積もると長く感じる件
お金を大事にするよりも「時間」を大事にした方が幸福度が高いと言われておりまして
お金を重視する人は
お金の額には上限がない
→ 持てば持つほど欲しくなる
→ 稼いでも稼いでも足りない!
→ 不幸だ!
となり、時間を重視する人は
時間はすべての人に平等な量だ
→ 「限られた資源どう使うか?」を考え出す
→ 考えが前向きになる
→ 幸福に!
という考えに至ります。
時間は生まれた瞬間から減る一方の、それでいてとても大事な資源であるため有効活用して有意義な時間を送ろうという考えに自然となるのだと。
ただ、もちろん適度なお金がないと不幸になるのは数多の研究で明らかになっておりますので稼ぐことは重要です。
ただ、お金と時間のどちらを重視したら前向きになり、幸福感が高まるのかという話しでした。
そんな「時間」をいかに有効活用するのか?をまとめた有名ですが良著が『1440分の使い方』になります。
本書には成功者の時間管理の15の秘訣を語った分かりやすい解説書となっております。
「自分は何者?」と問え!そして再定義しろ!
その15の秘訣をざっと羅列すると
・分で見積もる(1日を1440分とする)
・最も重要なタスクを見極める
・To Doリストをやめる
・先延ばし癖を克服する
・罪悪感をなくす
・手書きノートを活用する
・メールを減らす
・会議を小さくする
・「ノー」と言う
・80:20を考える
・任せるところは任せる
・日々のテーマを持つ
・一度しか触らない
・朝の習慣を極める
・エネルギーを高める
といったところ。
全体を見ると重要なタスクに触れる時間を増やし、あとはやらないってスタンスを突き詰めるのがいい感じ。
では、自分にとって最も重要なタスクとは何でしょうか?
やりたいこととか、好きなことなのでしょうか?
幸せになることを突き詰めることなのでしょうか?
上の2つだと、なんだか抽象的すぎてよく分かりません。
本書から照らし合わせるに、それは『何者か?』によって変わってきます。
起業家なら:利益を出す最も重要な事業を特定する
学生なら :成績をあげる最も重要な授業を選ぶ
主婦なら :子供の発育に最も重要なことを特定する
だから、今一度自分は『何者か?』を問うことです。
自分の『あり方』を定義することで、やることは自ずと見えてくるものです。
ただ一つ、注意があるとすれば今の自分自身のあり方に不満を感じているのなら、『あり方の再定義』をしましょう!
今なら情報発信という場で、いくらでもキャラクターは再定義できます。
もちろん、リアルの世界で不満を感じているのだから住む場所をガラッと変えれば、関わる人もガラッと変わるため今までの自分と違う生き方ができるようになります。
しかしながら、実際そこまで現状に不満を持っている人は少ないし、そんなに不満を持っているなら言われるまでもなく環境を変えていることでしょう。
ただ、殆どの方が日常生活でちょっとした不満はあり、それが積もり積もるとウツみたいな症状に変わってしまいます。
だからこそ、デジタルで自分を再定義し、居場所を構築すること、これがとても大事なのです。
匿名で、迷惑かけずに、しっくりくる『あり方』を吟味できる場がデジタル世界です。
しっくりくる『あり方』を見つけたら、
「その『あり方』における最も重要なタスクは何か?」
ということを改めて問えばいいのです。
起業家、チームリーダー、カウンセラー、マーケター、と人それぞれ違いがあっていいものです。
時間は、本当に限りあるものですので、自分の『あり方』をしっかりと定義して最も重要なタスクを見つけていきましょう!