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メンタルパートナー

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私の使命である「メンタルパートナー」の基本概念に関する投稿を集約しています。
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2021年6月の記事一覧

「ファスト映画」

ファスト映画なるものが問題になっている。人気映画のネタバラシの10分程度の動画だ。作成者のコメントも入っているとのこと。作成者はこれで広告収入を得ている。ここには日本が抱える根深い闇があると私は思う。
 
それは多くの判断基準を自分にとって損か得かとする風潮だ。つまり、映画鑑賞を検討している人は、金、時間をかけて見るならより満足度を得たい。不満足は損で、満足は得だと考える。故にファスト映画を視聴す

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「運動となると……」

学校の門の前で小学生が「おはよう!」と大声で怒鳴っています。先頭に立ってやっている子、恥ずかしそうにやっている子など様々です。
 
指導の名のもとに「挨拶運動」なるものが学校現場でなされています。でも、自発的にしてる子どもが一体どれほどいるのでしょうか?
 
この裏には「子どもは元気よく素直に挨拶をすべき」「我が校は教育をしてますよ」という学校の特に管理職の利己的な思惑が感じられてどうにも気持ち悪

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人間は考える葦である(パスカル)

人間は考える葦である(パスカル)

「考える」とは、最も人間らしく尊い行為ですが、私自身、実はあまりできていなかったなと省みて思います。
 
情報を集めたり、比較したり、損得を考えたり、むやみに先を見ようとしたり、こういうのはどうやら「考える」とは少し違うと最近気づきました。
 
「考える」とは、大胆で、瑞々しく、即興性があるものです。見えないものを見たいと思う人間の探究心を最大限に引き出してくれる宝物だと気づいた時に、私は涙が出ま

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「自分は平時向きじゃないなと思う方へ」

「自分は平時向きじゃないなと思う方へ」

私は、クレームやトラブルの対応をしている時、自分らしさを感じます。しかし、マニュアル通りは苦手です。つまり平時向きではないようです。
 
直感的に自分が望む解決を目指し、それを実現するための道筋を即興的に選び、大胆に行動し発言する。生きてるなぁと感じるのです。
 
自分は平時向きじゃないなと思う方へ
あなたの居場所もそこにあるかもしれないよ。

「やりたいことがわからなくて迷ってる人へ」

「やりたいことがわからなくて迷ってる人へ」

日曜日の夜9時から「ドラゴン桜2」を気に入って観ています。6月13日の放送で"msut"と"have to"の違いを初めて知りました。補足説明ありがとう。息子よ。^^
 
このドラマの肝は「しなければならない」でなく、「したい」もしくは「したくない」という人の根源的な欲求が成長の鍵だという示唆だと思います。
 
やりたいことがわからなくて迷ってる人へ。
 
それは当たり前なのです。「嫌だ!嫌だ!嫌

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「記憶力の衰えを嘆くより」

「記憶力の衰えを嘆くより」

私は週一で新聞掲載されているクロスワードパズルを楽しんでいます。やりながら俺って語彙が多いなと自画自賛したり、出題とにらめっこしながら言葉を絞り出したり、あらゆるヒントからいい加減に類推したり、妻に聞いて合点がいけば「スゲー!」と尊敬したり、諦めて暫く別のことをしたり、でもネット検索には頼らずに頑張ってます。なぜなら言葉が乏しくなるのは耐えられないから。これは私の課題ですね。
 
それとは別に、私

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