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できることしかできないようにできてる

昨日の世界卓球女子決勝戦、凄かったですな。

中国にほんとあと一歩のところまで迫りましたよ。

私が生きている間に、こういう場面が見られるようになるなんて

自分が現役時代には想像もできなかったことだ。

これも長い時間をかけて、強化し続けた結果だと思う。

オリンピックに超期待だ。

 

「ローマは一日にして成らず」

「千里の道も一歩より」

 

という言葉がある。

すごいことは、すぐにはできない。

小さなことの積み重ねが必要だ。

 

そういう意味だ。


これ、ほんとにそうで
初心者が半年で全国クラスになったり
甲子園で優勝するというのは
私が知る限り漫画の世界くらいなもんだ。

 

今回、張本美和選手が中学生(15歳)で
代表入りし大活躍をしたわけが、
彼女にしても中学から卓球を始めたわけではない。
そこに至るまでの長い過程がある。

 

こういうことはみんな「当たり前」のように知っている。
にも関わず、人は努力を嫌う。
むしろ「努力は意味がない」みたいな話もある。

その結果「簡単に」「らくらく」「秒速で」みたいな
口当たりのよいキーワードがもてはやされることになる。
でも実際のところ、そのキーワードのようにうまく行くことはない。

それなりの結果を出すにはそれなりの行動が必要だ。
時間が必要だ。
がまんも必要だ。

 この辺をわからずに「簡単」「楽に」に飛びつくと
それが何であれ、うまくいくことはない。

 特にプロレベルを目指すのであれば尚更だ。
いや、必要最低限のことであってそれは努力ではない。
当たり前のことだ。

残念ながら我々人間というのは
できることしかできないようにできてる。

 

だから「今何ができるのか」を理解し
それを真面目に取り組んだ人が
結果を出すようになっている。


できないことをやろうとしないこと。
そしてできることを結果がでるまで続けること。
 

これが成功の秘訣である。

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