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大きい悩み、小さい悩み

私は人の悩みを解決する仕事をしている。
悩みの種類はそれこそ千差万別だ。

うつについての悩みもある。
仕事の悩みもある。
転職の悩みもある。
学業の悩みもある。
夫婦間の悩みもある。
人間関係の悩みもある。

おそらく悩まない人はいないだろうし
心療内科がこんなに増えているのだから
もしかすると昔に比べて
悩むことが増えているのかもしれない。

いずれにせよ私たち専門家に依頼するくらいだから
その悩みは当人にとっては
かなり大きな悩みだと思う。


人の悩みを聞いて

「そんな小さなことで」

と思ったことはないだろうか?

先日夫婦でスマホの機種変更をしたのだが
奥が「どの色にしょう?」ってガチ悩みしていた。
私からしてみたらこれは小さな悩みだ。
でも本人にとっては重大な決断を迫られる悩みだ。
何せこれから最低2年くらいは毎日見るわけだから

「やっぱりあれにしておけばよかった・・・」

とは思いたくないだろう。
そういう意味で奥にとって決して小さい悩みではない。

こんな風に親指にさかむけができたような
小さな悩みを人間はたくさん抱えている。
そしてそれは自分で解決できることもあるが
なんかうまくいかなくって
ずっと気になっているようなこともあるだろう。

私はうつの人を対象にしたコーチングをしてきたが
それは「結構ヘヴィな悩み」を対象にしていると思っていた。
ヘヴィだからサポートが必要だと思っていた。

それが最近ちょっと変わってきた。
確かにヘヴィな悩みはサポートが必要だ。
でも、ここは結構やる人がいる。
コーチは少ないけど、医者やカウンセラーやセラピストなど
探せばいっぱい出てくる。

でも小さな悩みは結構ほったらかしだ。
ここは「自己責任」って思っている人が多いからだ。

経験から言おう。
この小さな悩みがやがて大事を引き起こす。
うつになる人も小さな悩みをたくさん抱えた結果だ。

だったらここは見過ごせない。
小さな悩みが成長する前に解決しておきたい。

何でもそうだが早期のうちは対処しやすいし、
特殊技術がなくてもなんとかなる世界でもある。

ふだん着のコーチングを掲げているのは
ここの分野をやっていきたいから。
ここを扱える人を増やしていきたいから。

ここ数日でそれがぴったりはまった感がある。
そして今日出した答えがこれ。

ふだん着コーチの養成セミナーを作ります。


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