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恋愛に、何かに、踏み出せないあなたに知ってほしいこと

あの時、踏み出せなかった自分が聞きたかった言葉を、徹底的に書いてみます。

あなたが踏み出せることを願って。


メンタリスト 彩 -sai-(@psychicsorcerer)です。

先日の2ヶ月目記念の記事の際に、恋愛に関する記事を予告したので、今回は恋愛の内容を書いていきます。


私は現在、恋愛に苦手意識がある人のためのサポート活動を行っています。

それは、私自身、もともと恋愛をすることに苦手意識を持っていたことに由来しているのですが……。

あの時に悩み苦しんで、自分なりの模索をしてきたからこそ、今の私がいることは確実だと思います。


今回は、恋愛を望んでいるのに、どうしても一歩が踏み出せなかった頃の自分に、言葉を投げかけるつもりで書いてみます。

自分自身に投げかけるからこそ、あの頃の自分が聞きたかった言葉を躊躇なく書けると思います。

過去の自分と同じような方、また何かに踏み出すことができない方にも、ヒントになればと思います。

(適宜、「恋愛」「好きな人」等の言葉をあなたに合わせて読み替えてくださいね。)

 ↓ ↓ ↓


ん?

君は恋愛がしたいんだって?

なら、すればいいじゃないか?

「いや……恋愛はしたいけど……でも今は、好きな人がいないから……」

なるほど。
好きでもない人と恋愛しろだなんて、俺も言わないよ。

恋愛はちゃんと好きな人とすればいいよ?


うん、それで?

……あれ?

もしかして……

「だから……自分は好きな人と恋愛したいから、好きな人が現れるまで待ってる」って言おうとしてない?

いやね、君が好きな人もいなくて、そして何より、そもそも恋愛そのものを今現在求めていないというのなら、それでいいんだよ。

これは無理に勧めるようなことじゃないからね。


でも、君は、心の奥底で恋愛したいってずーっと思い続けてるじゃないか?

なら、「好きな人がいないから」っていうのは、恋愛しないための言い訳なんじゃないかな。


君の場合ね、女の子と接する機会が無さすぎるんだよ。

周囲に女の子がほぼゼロなのに、「好きな人がいない」って、そりゃ当たり前だよ。

でさ、君のことだから、このままだと出会いの機会を増やそうとしないでしょ。

そうしたらどうなると思う?

ずーっと好きな人なんて現れやしないよ。

そりゃ運命的な出会いってのもあるかもしれないけど、そんなのいつになるかわからないよね。

あと、運命的な出会いがあったとして、今までちゃんとした恋愛をしたことのない君は、その時、相手と付き合える自信ある?


だからさ、女の子と接する機会を今からでも増やして、好きな人を見つければいいじゃん。

そして、そんな機会を増やせば、今より自信も付いてくるよね。

ほら、君は恋愛したい気持ちはあるんだからさ、しかも君は恋愛に関して劣等感まで抱いていそうだから……

待つぐらいなら動く方が早いよ。


「だけど……正直、何か動いて失敗したらどうしようって考えてしまって……」

え、失敗が怖い?
そうか。大丈夫。

君は失敗するよ?

あ、もしかして、失敗しないで上手く行こうなんて都合いいことを考えてた?

よく聞いて。

物事に取り組む人はね、みんな、上手くいかない実感を経験することで上手くなっていってるんだ。


君は何でも頭を使うことを優先するから注意しておくけど……

「何かがわかる」ということ、特に自分の行動に関する「わかる」ということには、生きた経験による実感が必要なんだよ。

君が自分の行動をよくするためには、君の実感という素材がなければならない。

実感なしで考え続けているだけだと、君は延々と言葉遊びをしてるのと変わらない。

だからさ、頭を使いながらでいいから、動いてごらんよ。


もしかしたらさ、恋愛についての生まれつきの才能が君にはあって、君は失敗しないかもしれないよ。

それなら万々歳だ。

今すぐやろう?

でも、そんな生まれつきの才能はない場合の方が多いよね。

だから繰り返し言うけど……

君は失敗するから。

失敗して、それを実感して上手くなっていけばいいんだよ

だから、今すぐやろう?


あとね、失敗をそんなに気にするってことは、君はどうやら理想が高そうだ。

だから大事なことをもう一つだけ言うね。

君は、これから君じゃないものになるわけじゃないんだ。

いや、モテる人生に憧れる気持ちはあってもいいよ?

君はそんな憧れが自分にあることを否定しがちだけど、それはやる気になるならいいものだよ。

でも、その憧れが、君とはかけ離れた別人になるようなものなら……

君は恋愛に臨むたびに「上手くいかない、自分は変われない、自分は自分のままだ……」なんてずーっと苦しむよ。

君は君のままで強くなるんだ。

君はね、「こんな人間にならなきゃいけない」って苦しむために恋愛をするわけじゃないんだ。


つまり、何が言いたいかっていうとね……

ほら、君は今、「自分を殺してまで男らしくなりきらないと、モテる男性像になりきらないと、恋愛は上手くいかない」って思い込みすぎてるだろう?

目的に向かって自分自身を改善するのはいいことなんだ。

でも、目的のために自分を殺すのは、あまりいい結果にならないだろうし、たとえ上手くいったとしても、その後で心の底では苦悩することになるよ。

自分を殺して得た結果は、その後も自分を偽ることで保つことになるだろうからね。


だから、君の中にある、変わりたくないと思う部分と変わりたいと思う部分、その両方を認めて折り合いをつけていけばいいんだ。

どちらも否定しなくていい。

君には、一方で「恋愛に不利でも、自分はここは変えたくない」と思うことがある。

そして、もう一方で「恋愛ができるようになるため、自分はここを変えたい」と思うこともある。

この両方の部分をどちらも抑え込まないで、ちゃんと認めてあげれば、たとえ、この2つの部分が対立していても、それらの緊張関係が君を変えていくよ。

そうすれば、君は君のままで強くなれるよ。

そして、その先で、自分を偽らないままで望む結果にたどり着ける。


まだまだ伝えたいことはたくさんあるし、君も言いたいことがありそうだけど……

今回はここまでをちゃんとおさえてほしいな。

ここまででも、大事なことをしっかり伝えたつもりだから。

また話しかけるかもしれない。

じゃあね。


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