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やる気を引き出す方法1:タスクを細分化する

なぜ私たちが行動を起こすことに対して気が進まないのか、考えたことはありますか?一つの理由は、やるべきことが多すぎると感じることで、心が押し潰されるからです。

例えば、夏休みの宿題の話を思い出してみてください。多くの人が、夏の大半を過ごしても宿題に手をつけず、最後の瞬間に慌てることはよくあることですよね。そんな時、心は「一体どこから始めれば良いのか?」と感じます。つまり、タスクが山積みのとき、私たちは何を先にすべきかを見失いがちです。

しかし、考えてみると、私たちはテレビゲームを楽しんでいます。ゲームは、プレイヤーに「次は何をすれば良いか」という明確な指示を与えています。また、多くのモバイルゲームは、タスクをクリアすると報酬がもらえる仕組みを持っています。

この事実から、「宿題へのやる気が出ないのにゲームは続けられる」というのは、「何を次にすべきかが明示されていないから」ではないかと推測できます。

実際、成功を収めている人々は、タスクを具体的に細分化することで動き出します。

例えば、「宿題を始める」という抽象的なアクションを「1:ノートを用意する」「2:第1ページにあるトピックをリストアップする」「3:必要な情報をインターネットで探す」といった具体的なステップに分けるのです。さらに、「読書」という簡単な行動であっても、「席に着く」「本を持つ」という基本的なステップに細分化します。

このようにタスクを分けることで、自分の行動をコントローラーで操作するゲームキャラクターのように、具体的にコントロールする感覚を得られます。

やる気を引き出す秘訣2:「3、2、1」テクニックを試す

この方法はシンプルです。何かを始めたいとき、自分に「3、2、1」と声を出してカウントダウンし、そして「0」の瞬間にアクションを開始するのです。心の中で黙々とカウントするのもいいですが、声に出してカウントする方がより効果的です。

例として、ベッドの中でのんびりして、動く気が起きない状況を想像してみてください。その際、先ほどのアドバイス通り、タスクを小さなステップに分けます。

例えば、「ベッドから出る」タスクを、「布団をめくる」「体を持ち上げる」「足をベッドの端に下ろす」「立ち上がる」「服を取りに行く」「着替える」といった小さな行動に分けます。

そして、それぞれの小さな行動の前に「3、2、1」と声に出してカウントし、カウントが終わった瞬間に実際の行動を起こします。すなわち、「3、2、1、0」と数えて布団をめくり、「3、2、1、0」で身体を持ち上げるという具体的な行動を起こします。

時間の制約がないと、人はつい手持ち無沙汰になり、「ちょっとだけスマホを見る」「もう少しだけ眠る」と思ってしまいます。そして、その「ちょっとだけ」が、気が付けば1時間も過ぎてしまっている、ということも。

この「3、2、1」のテクニックを使用することで、自分自身にアクションのためのプレッシャーをかけることができます。一部の学生は、この方法を「行動のためのスライド」と形容しています。カウントダウンすることで、まるで滑り台を滑り降りるように、スムーズに行動へと移行できるそうです。

このシンプルな方法は、やる気が出ないタスクでも有効です。

やる気を引き出すコツ3:完璧を求めない

ほとんどの人が何かを始めるときに「綺麗にまとめて終わらせる」という感覚を持っているでしょう。たとえば仕事で「後少しで完了するので、このページまでやりきってから帰る」と考えることが多いですよね。

しかし、そのようにキレイに終わらせると、翌日、再開するのに躊躇してしまうことがあります。

逆に考えて、あえて物事を完璧に終わらせずに残しておくと、翌日、「あの仕事、後少しで終わるんだよな。まずはそこから手をつけよう」と思うようになるかもしれません。完璧に終了した後は、新しいタスクを始めることになり、「また最初からやらないと」という気持ちが起こりがちです。

ゲームで考えると、「新しいゲームを始める」と「続きからプレイする」の2つの選択があります。自然と、人は「続きからプレイ」の方が始めやすいと感じるもの。一から全てをスタートするのは気力がいることも。

だから、タスクや勉強を中途半端に終わらせて、次回はその続きからスタートするよう心がけましょう。仕事が残り少しで終わるところでも、それを次の日に持ち越すような心構えで。読書も残り数ページであえてその日は読まず、次回に続きを読むのです。

この方法は、最初は心地良くないかもしれません。でも、その違和感が次の日の行動へのスタートを助けるきっかけとなります。

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