【断酒・アルコール依存性】断酒して初めての夏に気をつけたい飲酒欲求のパターン
断酒の敵、飲酒欲求の記事については過去何度か投稿してきました。(本投稿下部参照)
断酒したての人にとって夏という季節は、特に飲酒欲求に注意が必要です。
それは夏=ビール、イベント=お酒と染み付いてしまった五感の記憶です。
夏になると様々なケースでこの五感からの記憶から飲酒欲求が甦って来るパターンが多いです。
五感の代表格といえば『視覚』。人間の情報の7-8割は視覚が占めていると言われています。
しかし、『視覚』は飲酒欲求に対し意外と強いです。明らかに目に入ると分かっている事が多く、それなりに身構えるからです。
注意が必要なのは、完全にノーガードで来るそれ(視覚)以外の五感です。
以下、私が去年の夏に飲酒欲求を感じた五感の記憶例を列挙します。
味覚
・夏にしか食べない食べ物を断酒後初食べた時(うなぎ、スイカ等)
・明らかにビールと合う食べ物を暑い日に食べた時(焼き肉、餃子等)
嗅覚
・夏特有の自然の香り(海、山、川の香り)
・夏のイベント、屋台の香り(お好み焼き、焼きそば、たこ焼き等)
・バーベキューの香り
聴覚
・缶ビールを空ける『プッシュ』という音
・お祭りの盆踊りの音、太鼓や笛の音色
・公園の噴水の音
触覚
・涼しい所から炎天下に出た時の肌にまとわりつく汗の感覚
・35度を超えた猛暑日の気だるい暑さの感覚
・仕事帰りに会社から出た解放感
等々。
とにかく、酒好きにとって夏は格好の季節。逆に言えば、断酒初めての夏は飲酒欲求が増える季節。
夏は飲酒欲求が増えがちなんだなと分かっていれば、大丈夫。飲酒欲求が来た時のルールを事前に用意しておきましょう。
飲酒欲求が来ても、深く考えず、飲む選択をせず、受け流しましょう。
酒無しの楽しい夏が過ごせますように。
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