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物欲が消えたのはテレビを見なくなったおかげかな

断捨離をしてからは、部屋が狭くなるのが嫌でむやみやたらに物を買わなくなった。
もちろんお金が無いから、買わない、買えないってのもあるけども。
お給料が出たらすぐに生活費以外は貯蓄や投資に回し、強制的にお金を出せなくしている。

物を欲しいと思うきっかけが、ここんとこ皆無だと気が付いた。
それは、テレビを見ないからだろう。

テレビをつければもれなくCMが目に入る。
15秒程度でどれだけ消費者にインパクトを与え、購買意欲を掻き立てるか、各社必死である。



そのテレビから離れて過ごしてみて、わかったこと。

先日、テレビを見ないから話題についていけないと書いたが、テレビCMも見ないから、新商品のこともあまり知らない。
車、スマホ、お菓子、アルコール飲料、家、衛生用品、ゲーム……あらゆる物が、「新しく出たよ買ってよ」とアピールしてくる。

CMを目にする機会がめっぽう減ったし、新商品を知らないことでのデメリットは、今のところない。
逆に、欲しいと思う気持ちもわかず、お金を使わないし部屋は散らからないし、メリットを感じている。

広告と言えば、YouTubeをよく見るがその際にもテレビで流れているであろうCMがある。
全部見ないと動画が見れないこともあるが、5秒程度見たらスキップできるものも多い。

だから、ほぼ、スキップしとる。

YouTubeではスキップしてCMを見ないで済んでるのだけど、テレビでは嫌でもCMが流れてる。
この、否が応でも見ろ的な、見せられている感が最近では我慢ができなくってテレビを見たくない理由の一つでもある。




こんな調子でCMや広告を、1歩も2歩も引いて見てる。

いつぞや読んだ本のことを思い出した。
見せびらかしをする為に人は消費行動をする、みたいなことを書いていた。極端に言えばだが。

経済のことはよくわからんけど、CMを見なくなったことでの自分の変化に気付いた。
随分とCMや広告に踊らされていたんだなぁと。
そう気が付いて改めてCMを見た時の、気持ちがゾワゾワする感じ。

久しぶりに買った机は、テレビやCMやインターネットで見て欲しいと思ったものじゃなくて、図書館でこんな机いいな、と思って似たようなものを買ったものだし、今度買おうとしているベットも広告見て欲しくなった訳じゃなく、いいものって使って知っていたからであって。

媒体に影響されて購入するより、自分が欲しいと思うものを他の誰かに惑わされずまっすぐ買う。


これからもそうでありたい。