メノエイドコンビパッチとはなんぞや
7月の初旬、生理でもないのに下腹部の鈍い痛みが続いていた。
生理前じゃない。そもそも生理なんてずっときてない。
忘れたころにやってくる微々たる出血はすでに生理ではないと思っている。
更年期の症状も日替わり定食のようにくるくる変わり出現しているので、生理は上がり!のはずだが、いまいち確証は持てぬまま今まで来ていた。
「婦人科行った方がいいんじゃない?」と人が言うので、行った。渋々。
病院が嫌いなので、人に背中を押されないと行けないたちである。最近はこういう自分の性格を逆手にとって、まずは人に症状を伝えてみる。大概の人間が「病院行け」と言うので従う、という寸法だ。
病院、ほんまに嫌いなんです。
内診で、いっぱい筋腫があること以外は子宮に問題はないと聞き安心する。筋腫は閉経とともに小さくなるらしく、様子見だ。
血液検査と骨密度の検査をした。
めでたく
「更年期(FSHが30以上。私は125もある!)」
&
「閉経(エストラジオールが20以下でFSHが40以上。エストラジオールなんて5以下よ、数にもならん!)」
ダブルの称号いただきました。
わ~!ぱちぱち!やったぜ閉経。あの微々たる出血は雌時代の残りカスやで…。
しかし骨密度が60歳代という結果に…無残。
閉経を迎えるとホルモンバランスが乱れ、一気に骨密度が減少し骨粗鬆症になるんだと。え、閉経ってやばいやん。
閉経には憧れがあった。プールや温泉が大好きな私としてはいつでも好きな時に行けるわけで。(今はコロナのせいで自粛中だが)
それに生理という1か月に1度来る赤いの、嫌でも自分が女だというのを自覚せざるを得ない、もう子供も生まないのに要らねーよと思いつつナプキン交換が人生の無駄のように思っていた。
謎の腹痛だが、検査結果が出るころにはすっかり治っていた。(げんきん)
「先生、お腹は治ってるんですけどね。ずーっと前から手のこわばりや頻尿や腰痛が酷いんです、なんとかなりませんかね?」
「今はね、いい薬があってね。お腹に貼るだけ。ホルモンを少しだけ戻してあげることで、いろんな症状が改善されます。骨密度もね。」
はっはっ貼るだけぇ~?にわかに信じがたい。
処方された薬はメノエイドコンビパッチ。エストラジオール・酢酸ノルエチステロン経皮吸収型製剤と書いてある。皮膚からホルモンを吸収するのかぁ、へぇ。イメージとしては、ピップエレキバンを透明にしたような、かゆみ止めパッチのような。
3、4日で貼り替えるものらしい。
更年期の症状で何が嫌かと言うと、
1位 腰痛(ヘルニアと言う爆弾を抱えてる)
2位 頻尿(過活動膀胱気味)
3位 関節痛(左股関節が固すぎる)
運動機能がやられてる。この他にもいっぱい症状はある。
7/17からメノエイドコンビパッチを貼り続けて1か月経過したので感想を書く。
さほど症状は変わらないような、でも日によっては調子がいい日もあったりする。
前かがみの動作が一切出来なかったのが、少し腰を折り動作が出来てきた。
夜中に必ずトイレに起きていたが、朝まで起きないことが多くなった。
メノエイドコンビパッチの副作用として、微量の出血もしてるが想定内だ。貼ったところが痒くなるのと、左乳房が張る程度なのも、まぁ許容範囲内だ。
9月に入ったらパッチがなくなるので、診察に行く。
更年期の症状よりも、肌の調子がいいような気がする。想定外だ!思わぬところに効果が(笑)これをまず先生に報告しようと思っている。ふふ。