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クラッシュバンディクー


若い頃、あれは。
結婚していて妊娠もしていて、仕事も辞めていて

毎日退屈やわ、プレイステーション欲しいわ~。

と、旦那にダメもとでねだった。




「ええで、買ってこいや。」
と、めずらしく気前のいいことを言いお金もくれたので、気が変わらんうちにと速攻自転車に乗って近所のゲーム屋さんに猛ダッシュした。

いかにも妊婦、って体型で自転車に乗る姿に隣のおばちゃんは
「あかんて、もう!そないなモン乗ったら!」
と会う度言われるのだが、私には当時車の免許を持っていなかったので、スーパーママチャリしか足が無かったのだ。

無論、旦那は妻のために車でゲーム屋さんまで送迎してくれるような男ではない。

まぁ、過保護にされていなかったおかげか、自転車で走り回った妊婦は無事安産で出産できたのだけど。
いやちがう、妊娠出産の話じゃねーわ。



ゲームの話へ。
プレイステーションの初代が発売されたのが1995年。
私が買ったのは1996年のゴールデンウイーク、ちょうどこんないい天気の日だった。

小さなサイズになって再販だって!かわいい(*'▽')




その時に、プレステ本体と同時に買ったゲームソフトが二本。


バイオハザードとクラッシュバンディクー。(二択の落差よw)




バイオハザードもクラッシュバンディクーも最高に面白かった。
すぐさま虜になった。

旦那は酔うわと言ってすぐリタイアするので、即日、私専用のおもちゃとなった。




一人部屋でバイオハザードをしていると、恐怖で耐えられなくなる時がある。
真っ暗の廊下を恐る恐る進んでいった先のドアを開けると、いきなりゾンビが襲い掛かってくるとか、天井からブヨブヨになった人間とも蜘蛛ともわからぬものに変化したゾンビが落ちてくるとか、そりゃもう怖いって。

バイオをやってる時に、いきなりインターホンとか電話が鳴ると心臓が止まりそうだったもの。

そんな時は、ROMを替えてクラッシュバンディクーにする。
底抜けに明るくにぎやかなゲームで、ひとしきり気分がアゲアゲになったところで、またROMを替えてバイオの続きをする…といった具合で無限ループだった(;'∀')

クラッシュ君は、スピンでリンゴ箱を簡単に壊せる割には、水に濡れたら死ぬ虚弱体質(笑)逆三角形のムキムキのくせに。
けれど、たとえ死んでも、穴に落ちても、ニトロに触れて爆死しても、けろっとして戻ってくるの。
なんともけなげよなぁ。



旦那が仕事に行ってる間、ずーーーーーっとゲームばかりしていた記憶がある(笑)


若いからできたんだな、今なら目と三半規管、確実にやられるw

というかさ、家事もせずひでえ妻だったな"(-""-)"





そんな時、一つの広告がスマホに入った。
即ダウンロードしてしまった。

それがこちら。

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ひゃっほう!

スマホでクラッシュ君に会える。


楽しい楽しい!
クラッシュもココもアクアクもみんないる、かわいいし、懐かしい。




ただ、難点がある…。







老眼にはきつい、焦点があわねぇえぇぇ!







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